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【ドラマ】ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第1話 「レディース・ナイト」 あらすじと感想

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クリステン・リッターが主演を務めているということで見始めた『ジェシカ・ジョーンズ』。第1話はまだまだ謎の多い展開ですが、PTSDに悩まれ酒に溺れたような生活を送りながらも『エイリアス探偵事務所』でフリーの私立探偵として生計を立てているジェシカですが、とある夫婦の依頼で行方不明になった娘を捜すことに。

そして調査を進めていくと、かつて自身にトラウマを刻み込んだ男・キルグレイブの存在が背後にあることに気づいたジェシカは事実を否定するか、あるいは行動を起こすのか──といった感じのエピソード。

ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第1話のあらすじ

プロローグ

冒頭、車の中であるいは駐車場で楽しんでいる浮気者カップルを撮影しているシーンを背景にジェシカのナレーション。

「眠らない街、ニューヨーク。でも誰かと寝るのは盛ん。私には好都合。浮気者は金になる。人のあら探しが私の仕事よ。私に向いてるみたい。」

「真実は人々に選択を迫る。行動を起こすか。それとも事実を否定するのか---。」

と、こんなシーンからスタートとなりますが、ネットフリックスのオリジナル作品は随所に、お色気シーンを散りばめてきますね、やっぱ。

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日常

一応、『エイリアス探偵事務所』という看板を掲げフリーランスで私立探偵を生業としているジェシカ・ジョーンズ。彼女の日常といえば浮気現場で証拠を掴み、それを依頼者に伝え報酬を得る。そして仕事がなくなれば、大手法律事務所で働く知り合いのホガース弁護士に仕事を貰いにいき、僅かな報酬を得て、それを安物の酒へと変えては酒を煽る日々。

夜になれば、気になる男性がマスターをしているバーやアパートを盗撮してみたりと、やさぐれ感満載なジェシカ。しかし、それも全て、PTSDに今も苦しむほどの大きなトラウマを彼女に刻み込んだ、ある男が原因だったのです。

娘の捜索依頼

そんなある日、警察からの紹介ということで、とある夫婦が行方不明となっている娘の行方を探して欲しいと依頼にやってきます。とりあえず話を聞いてみると、娘の名はホープ。女子大生で陸上をやっているという。

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依頼を引き受けたジェシカは、すぐに調査を開始。
友人らしき人物の写真を元に、写真に映っていた彼女の元を訪れ、話を聞いてみると「行方不明じゃなく、男と一緒よ。」ということのようですが、その男の名前や居場所までは知らないらしい。

そこで、その部屋に残っていたホープの私物を見てみるとクレジットカードの利用明細の封筒があり、それだけ持ち帰ると、その場を後にするジェシカ。

一夜限りの関係

その後、ホガース弁護士から斡旋された仕事をこなし机の上で寝ていると、突如フラッシュバックに襲われるジェシカ。その後は全く寝付けそうもないことから例のバーへ足を運ぶと、ひとしきり飲んだ後ルークとベッドを共にすることができたのです。

しかし、洗面所で「ある女性」の写真を見つけると、何かの記憶が蘇ってたのか? 「ゴメン」と言い残し、慌てたようにルークの元を去っていってしまうのでした。

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足取りを辿って

その後は引き続きホープの調査を行うジェシカは、クレジットカードの利用履歴から、その足跡辿っていくと店の名前こそ変わっていましたが、見覚えのあるレストランに行きつきます。まさかとは思いながらも店の中に入り店員に話を聞いてみると驚くべきことを耳にするジェシカ。

店員の話によると
ホープの連れの男性が、先にお客さんが座っているにも関わらず、奥の席を指定してきたそうです。しかしなぜか、その店員は席を譲るようにと言ってしまったと言います。さらにソムリエは高級ワインを無料で提供し、以前の店であるイル・ロッソの料理を注文し、シェフは当時のシェフにレシピを聞きに行き料理を提供したというのです。

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まるで自分が洗脳されていた時に行われた1ヶ月記念(下着にプレゼントにレストラン)の時と全く同じだったのです。

蘇る恐怖

もはや、こんな芸当をやってのける男は、あの男しかありえません。
あの男が街に戻ってきて自分を再びターゲットにしていることを悟ったジェシカは、すぐにホープの両親の居るホテルへと出向き自分を紹介した警官は誰だったのか?確認をします。するとジェシカを紹介したのは警察ではなく、警察にいた人だったのです。しかも風貌を確認するとイギリス人のようだったと。

そこで完全に確信に至ったジェシカはすぐさま荷物をまとめて家に帰るよう忠告すると、自分も香港へ飛行機を使って逃げようとするのです。しかし、チケットを予約しようとしたもののクレジットカードが利用停止になっておりチケットを取ることが出来ないジェシカは、半年程、疎遠になっていた親友トリシュの元へ。

アドバイス

そして、「奴が戻ってきた」とホープの件など事情を話しお金を借りることは出来ましたが、トリシュには「ホープを見捨てて、奴が戻ってきたからって逃げるの? その娘よりあなたのほうが、あのケダモノと戦えるわ。あなたなら以前のように挑んでいくことが出来るはずよ」と言われてしまうのでした。

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そして、トリシュに言われた言葉が心に突き刺さったのか、「あの男」に対する恐怖から一度は逃げ出してしまおうとしていたジェシカでしたが、ホープを救うため再び「あの男」に挑もうと決意するのでした。

ホープの居場所はすでにジェシカに分かっていました。そう、かつて自分が1ヶ月記念でレストランを出た後に行ったホテル。そこにホープも居るに違いないとホテルに向かうジェシカ。

ホテルに着くと、かつて自分も利用した部屋に目を向けると、『あの男』もいることを警戒し非常をベルを鳴らすジェシカ。すると他の部屋からは次々と人が逃げてきますが、その部屋からは誰も出てきません。ということは『あの男』は部屋にいないと踏んだジェシカは、恐怖から度々フラッシュバックに悩まされながらも部屋の中へ。

救助

部屋の中へ入ると、『あの男』の姿はなく、ベッドの上から動かないように命じられていたホープが横たわっていました。その姿を確認したジェシカはすぐさま両親に連絡を取り、事務所で待ち合わせを指示。動かないように命令されているホープは必死に抵抗しますが、持ち前のパワーで彼女をベッドから担ぎ上げ事務所に連れて行くのでした。

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そしてホープを事務所で保護すると、動揺している彼女に自分がカウンセリングで受けたようなことをホープにも行い落ち着かせようとします。するとそこへ両親もやってきて再会を喜びます。

そんな彼らに「今は彼女を車に乗せ家まで止まらずに帰るように」というジェシカ。両親は色々と状況を把握しきれてない様子ですが、とりあえず娘を連れて帰ることに。そして私も後から行くと告げ上着を取りに行くジェシカ。

真の狙い

上着を来て、事務所を後にするジェシカでしたが、ホープとその両親がエレベーターに乗り込み、ドアが閉まろうとした瞬間、ホープがカバンから銃を取り出す姿を目撃するジェシカ。そしてエレベーターの扉が閉まると同時に鳴り響く銃声の音と悲鳴が・・・。

ジェシカは急いで階段を駆け降り1階のエレベータの扉が開くと、そこには血まみれで倒れている両親の姿と銃の引き金を何度も引き「笑って」と言いながら不気味な笑みを見せるホープの姿。まさにキルグレイブの真の狙いはここにあり、自分からは逃れられないと言わんばかりの恐怖を植え付けようとするのでした。

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そしてキルグレイブの命令を実行したことで、洗脳が解けたホープは、自分が両親を殺したという目の前の現実を目の当たりにし「助けて!」と泣き叫ぶのでした。

選択

そして、この光景を見たジェシカはキルグレイブの洗脳の恐怖が蘇ったからか、足元がおぼつかないフラフラな足取りで、まるでキルグレイブから逃げるようにアパートの外へと出て行ってしまうのでした。そしてそのままタクシーに乗ろうとした瞬間、冒頭に流れたジェシカの言葉。

「真実は人々に選択を迫る。事実を否定するか。あるいは行動を起こすのか---。」

が頭をよぎり、ホープを救うために意を決したかのようにホープの元へ戻っていくジェシカなのでした・・・エンディング。

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ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第1話の感想

実のところ『ブレイキング・バッド』でポールの恋人役として出演したクリステン・リッターに半分一目惚れした状態になっていたところジェシカ・ジョーンズの作品を知ったというだけの理由で見始めたドラマなんですけど、予想を遥かに上回る面白さに、1話ずつエピソードを書いていこうかなぁ~と思った次第なのであります。

ですんでどこまで感想を書いていいのやらって感じなんですけど、第1話はとりあえずは全エピソードのプロローグ的な扱いなので大した感想はないかなって感じ。

けどマーベルとの共同制作だから、けっこうヒーロー色が強いのかな?と思っていたのに、心理的描写を主に描いてる作風はかなりツボなのでうれしい誤算でした。クリステン・リッターのやさぐれ感も全く違和感なく収まってる感じだし、それそれ登場人物もキャラが立ってて非常に面白い作品に仕上がっていますね。

あらすじを書くため、2度目の視聴となりますが全然、苦にならないどころか1度目には分からなかった心理描写を一回目のときより理解できる感じがして面白味を感じています。そういった意味ではあらすじを書くことで余計に作品の面白さが理解できるってのはいいことだな、と。

とりえず今後、キルグレイプの戦いの始まりって感じで次回のエピソードを見ていきたいと思います。それでは。