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【ドラマ】ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第3話 「気つけ薬」 あらすじと感想

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ルークとジェシカの二人が心を通わせている間、世間ではホープに対して厳しい視線が注がれてしまう。その状況を好ましく思わないジェシカの働きかけでラジオ番組に生出演することになったホープですが、そのことがきっかけとなりトリシュは危険な目に遭ってしまう。しかしこのことでジャシカは、遂にはキルグレイブを発見する。といった感じのエピソード。

ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第3話のあらすじ

心通わせる二人

冒頭、ルークの強靭的な肌の強さを目の当たりにしたジェシカは、自分と同じ超人の存在に何かを感じ、そのまま二人は心を通わせる。ルークの能力はジェシカとは違い『皮膚の強靭さ』にあるわけですが、どの程度までなら耐えうる事ができるのか、その限界値は本人にも分からない、というよりも限界値を気にしたくないというルーク。

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その後、何度も互いを求め合う二人ですが、バスルームに置いてあるルークの妻・レヴァの写真を目にすると自分はルークに関わってはいけないと改めて思い直し部屋を出て行くジェシカ。それもそのはず、ルークの妻・レヴァを殺したのは他ならぬジェシカ自身だったからです。キルグレイブに洗脳され命令により彼女を殺したのです。その時バスの事故が起きたのです。

マスコミの餌食

そんな中、ホープの事件に関するニュースが世間を賑わし始めます。ジェシカはホープがマスコミの餌食になっているとホガース弁護士に彼女を守ってくれるよう、言いにいきますが「ホープが心神喪失状態ではないことを証明しない限り無理。」と断るホガース弁護士。それでも「被害者が声を上げやすいよう世間を動かして」と食い下がるジェシカですが、答えはノー。

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そこで今度はラジオのパーソナリティとしても有名な親友・トリシュの元を訪ね、彼女がやっているラジオ番組でキルグレイブという男の存在を話してくれるよう頼むジェシカ。

「考えておくわ」との簡単な返事ではありましたが、キルグレイブの弱点である手術用の麻酔薬『スフェンタニル』を手に入れるため病院で医師をしているホガース弁護士の妻の元を訪ねたりしていると、トリシュから「ホガース弁護士の協力で、勾留されているホープを生放送のラジオ番組に出演させる」という連絡が入ります。

ホープを公の場に出すことには反対のジェシカですが、何れにしても手術用の麻酔薬である『スフェンタニル』の入手が急がれます。そこで、ホガースの妻からは手に入れることができなかったジェシカは、ルークの元を訪れ、クスリの売人に当てはないか聞きますが「無理」との返事。

ラジオ番組

そうこうしている内に、いよいよ生放送のラジオ番組が始まります。

番組内では、キルグレイブの洗脳によって何をさせられたかなどを切々と訴えかけるホープ。しかし、「これで依頼人の妄想は、かなり強いと伝わったでしょ。」というホガース弁護士の言葉に端を発し、次第にキルグレイブを挑発するかのような言葉を口にするトリシュ。

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このままでは、キルグレイブを怒らせてしまいトリシュが危険だと感じたジェシカは強引に話を中断させますが、直後に番組を聞いていたキルグレイブから電話がかかり次のようなメッセージを伝えてきます。

初めて電話したよ。弱者たちのヒーローである君の勇気に拍手を送るよ。自分に正直だ。君が言うような能力の男が本当に実在したらどうだ? 自分の思うとおりに人を動かせる男だろ。

そんな人を侮辱するのは危険だ。それに、この上なく愚かなことだ。君が言うようなサドな奴にも感情はあるんだ。

そいつが君を自殺させないか心配だろ? では失礼するよ。

つまりは「トリシュ、君を殺す。」というメッセージだったのです。

強硬手段

『スフェンタニル』の入手が急がれるジェシカは、すぐにバス事故の時に移植手術をしたデビット・クラタに連絡を取ろうとしますが、彼はすでにインドに引っ越した事を聞かされます。ホガースの妻、クスリの売人、デビット・クラタまで・・・全てダメ。

これで一刻の猶予もなくなったジェシカ。
最終手段を強行しようとジャンキーであり同じアパートに住んでいるマルコムを病院に連れていき、彼がラリってるのをいいことに看護師めがけて突き飛ばします。そうやって騒ぎが起こっている隙に、まんまと『スフェンタニル』を盗むことに成功するのでした。

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刺客

一方、トリシュの部屋には警官が訪ねてきます。どうやらラジオ番組の放送終了後に放送局を出ようとした際にキルグレイプからの刺客だと勘違いしたトリシュがファンに暴行を働いた件とのことですが・・・。

それでも警戒を怠らないトリシュでしたが、警官の言葉についにはドアを開けてしまい襲われてしまいますが、日頃の訓練もあり必死に応戦。がしかし力で勝る警官に首を絞められ、もはや絶体絶命のピンチ!

そこへ『スフェンタニル』を入手したジェシカが駆けつけ、警官を突き飛ばします。その後スキを見てクスリを使いトリシュが死んだと見せかけると警官は命令を実行したと勘違いしてキルグレイプの元へ。

尾行

そして警官の後を尾行してくと、とあるマンションに入っていく警官。エレベーターの行き先を確認すると最上階の部屋にキルグレイブがいることが分かると階段で屋上に向かったジェシカは、ついにキルグレイブを発見する。

かといって迂闊に近づけばヤツに洗脳されてしまう恐れがあることから、なかなか近づけないでいると、警官はもう用済みということで、キルグレイブはバルコニーの外を指差し出ていくよう命令するのです。

それを見たジェシカは、警官が飛び降りのを阻止しますが、そのことでキルグレイブに自分がいることがバレしまいます。キルグレイブはジェシカが突然、目の前に現れたことで驚きを隠せないでいますが、その時またもや警官が飛び降りようとするためもみ合いになってしまい最後には気絶させるジェシカ。しかしその隙にキルグレイブは逃亡。

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姿を消したキルグレイブを追うジェシカですが、キルグレイブに洗脳されている住人が、次々とジェシカに襲い掛かってきます。そでも何とか彼らを押さえ込みキルグレイブの後を追うジェシカでしたがキルグレイブには逃げられてしまいます。

何らかの手がかりを求めて、その後も部屋を探し『ある部屋』にたどり着くと、そこでジェシカが見たものは、壁一面ジェシカの写真が貼られており、まるで『ザ・ストーカー』といった風な部屋に底知れぬ恐怖を感じるジェシカなのでした・・・エンディング。

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ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第3話の感想

3話目にして、やっとキルグレイブの姿が明らかになりましたね。今までの描写でキルグレイブという人物像は、人を操る能力を持ったサイコパス野郎といったイメージでしたが、今回はそれに加えて変態ストーカーといものまで加わった感じ。見た目もまさにそのままで適役ですね、この風貌はw

それにしてもキルグレイブの描写の仕方はうまいなぁ~と感じていますね。ただの能力者というだけでなくセリフの言い回しや映像で見せるサイコパス感。うまく表現されているような気がします。

しかしこうやって徐々に色々なものが明かされていく感、嫌いじゃないです。思わず早く次のエピソードを見てみたい気持ちにさせられますね。