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【ドラマ】ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 第13話(最終回) 「笑顔で」 あらすじと感想

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いよいよシーズン1のフィナーレとなる最終回。キルグレイブが自分の能力をさらに強力にしようとしているなかジェシカは一体、どのような形でキルグレイブを追い詰めていくのか? 非常に緊張感のあるエピソードに仕上がっています。

ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 最終回のあらすじ

プロローグ

前回、ルークの頭をショットガンで撃った後、意識を失っているルークを病院に搬送するジェシカ。容態は『外傷による脳浮腫』で一刻を争う状態のルーク。懸命に治療をしようとする病院スタッフでしたが、『無敵の皮膚』のせいで注射針が通らず血液採取はおろか薬の投与もできずに治療が進まない。

そこで髄液を抜くためなのか?頭を切開しようとドリルを頭に押し当てますが、逆にドリルがショートしてしまう。これでルークは担当医師に能力者だということがバレしまい、ジェシカは、その場にいクレアという看護師(デアデビルでマットの世話をしていた女性)の助けを借り自宅に連れて行こうとする。

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すると病院を抜けだす1歩手間で、病院の電話にジェシカ宛ての電話がかかってきたことで、住所の書かれた名刺をクレアに渡しルークのことを頼みます。

脱出

果たして・・・電話に出てみるとやはりそれはキルグレイブだった。話の内容からキルグレイブが病院内にいることに気づいたジェシカは監視カメラの管理室の場所を確認すると、受話器を監視カメラの死角に置き、キルグレイブの元へ急ぐ。しかしジェシカの動きに気づいたキルグレイブは一歩先にその場を後にしており、どこかに姿をくらましてしまうのでした。

ところが、その後キルグレイブは、院内放送を利用し、全員に向けて「ジェシカを殺せ!今すぐに」と命令を出すのです。すると病院にいた看護師や医師そして入院中の患者までもがジェシカを殺そうと襲い掛かりジェシカは足を負傷してしまいますが、なんとか逃げ切り病院を脱出することに成功したジェシカ。

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そして事務所に帰ってきたジェシカは、ルークが痙攣を起こし危険な状態になっているのを目にします。クレアの指示によりルークの頭を押さえるジェシカに対しクレアは脳脊髄液を抜くため、目の視神経から注射針を通し、脳脊髄液を抜き取ることに成功。さらにジェシカの脚の傷を見たクレアはジェシカのキズの手当をしてくれるのでした。

すさまじき執念

そのころ、またしてもジェシカを操ることができなかったキルグレイブはイラついていた。少しづつ能力強化は進んでいますが、それではジェシカを洗脳する前に自分が殺られてしまうと考えたキルグレイブは,、能力強化剤の全てを投与するという最後の賭けに臨みます。

それは『40%の確率で強くなり、60%の確率で死ぬ』という大変、危険な賭けではありましたが、もう一度ジェシカを手に入れるという執念に突き動かされるキルグレイブは、果たして・・・。

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別れ

さてクレアの機転により危険な状態は脱しましたが、未だ意識が回復しないルークに寄り添い、自分の思い、そして最後の別れを告げるジェシカ。

「2人のことを考えた。夢物語だと分かってる。でも一緒に過ごす姿を心に描いてた。デートするの。ボウリングとか普通のことをね。将来を思い描いた初めての相手。」

「もし、目が覚めたら、あなたの前から私は消えてる。この世にはいないわ。キルグレイブも死んでる。一緒に生きたかった。」

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その後、ルークの携帯の着信履歴からジャスティン・ボーデンという人物の家を突き止めます。ところが、仕事の途中で抜け出しルークを助けたクレアは病院に戻ろうとしますが、ルークのことを何とかお願いすると快諾してくれるクレアなのでした。

追跡

そしてトリシュに迎えに来てもらい、キルグレイブの潜んでいるマンションの側に到着すると、次にトリシュに連絡するときはキルグレイブに操られているかもしれないと考えたジェシカは、操られていないことを証明するためジェシカが絶対に口にしない『愛してる』という言葉を合図にすることを決めるのです。

そして、この時ジェシカは、自分の能力と『IGH』という組織が関連していることをトリシュから知らされます。

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こうして、いざキルグレイブが潜伏していたマンションの部屋に入ると、元々の部屋の住人であるジャスティン・ボーデンという男がアルバートの体を消そうとしていたのです。その光景を見たジェシカは、ジャスティンを気絶させ部屋に閉じ込めます。

ダイニングメッセージ

しかし、すでに両腕を肩から切断されてしまっているアルバートは死の手前といった状態でしたが、ポケットに入っていた写真を見ていると、アルバートは突然意識を取り戻し「キルグレイブは力を増した。言葉を聞かず目を見るな。操られるぞ。」とジェシカに忠告すると、そのまま息絶えてしまうのでした。

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それはつまり、いくらジェシカであっても能力が増した今のキルグレイブであれば敵わないかもしれないということを示唆したダイニングメッセージだったのです。

その後、トリシュの安全が確保されると、「最上階、愛してる。」というメールを送り、2人で部屋にあるものを調べていると、ホープの死んだ胎児が能力強化に使われたこと知りジェシカはホガースに電話をして責め立てます。

贖罪

すると「私は大切なものを全て失った。これ以上どうやって罪を償えばいいの?」と尋ねるホガースに対して「あなたを許したわけでもないし罪を償えるものではないけど、いいことをすれば、自己嫌悪から救われる。」と言い、ジャスティンの弁護をするよう伝えるジェシカなのでした。

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こうして電話を切ったジェシカは、部屋にさりげなく残してある写真からキルグレイブがフェリーターミナルに誘い込むためのワナだと分かりつつもトリシュとともにフェリーターミナルに向かいます。

最終決戦

そして準備を整えた2人は、いよいよキルグレイブの待つフェリーターミナルへと乗り込みますが、まずはキルグレイブの出方を探るためトリシュがジェシカ・スタイルの格好で大音量の音楽が流れるヘッドホンを耳に当てキルグレイブの元へ向かっていきます。それに対して準備していたキルグレイブの「構えろ」の一言で、いっせいに警官たちが周囲を固めます。

そして、ターミナル内にベルの音が鳴り響くと同時にトリシュはフードをとりキルグレイブに正体を明かすと、2階に身を潜めていたジェシカに気づき警官たちに一斉射撃を浴びせかけ、彼は波止場へと。

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なんとか銃撃をかいくぐり、その場を脱出すると、あらかじめ洗脳していたターミナルの職員たちでしょうか? 多くの人々が一斉に殺し合いを始めます。なんとか殺し合うことをやめさせようとしたトリシュはヘッドホンを落としていますが、キルグレイブの姿を一点に捉え一直線に向かっていくジェシカ。

洗脳

今までであれば、その殺し合いを必死に止めるだけのジェシカが、そんな混乱を無視して自分に向かってくるジェシカに恐怖を感じたのか、「止まれ!」と大声で叫ぶキルグレイブ。

すると殺し合っていた人々はおろかトリシュ、そしてジェシカまでもが動きを止めてしまうのです。

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しかし、そんなジェシカの姿を見ても、演技しているのではないか?と考えたキルグレイブはトリシュを自分の側に来させると、「私は毎日、彼女を犯す。肌を重ねてね。オモチャにして奴隷にする。」と告げフェリーに乗り込もうとしますが、それでもジェシカは動かない。

そして、「君のような人間が接触してきたら、彼女は喉を切り裂く」と脅し、「本気のキスをしろ」と命令しキスしているところを見せつけるが、それでもジェシカは動かず、目からは一筋の涙がこぼれ落ちます。

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笑顔で

その様子を見たキルグレイブは、ついにジェシカを操ることに成功したと思い、彼女の元へと近づいていくと「笑顔になれ」命ずる。さらに「愛していると言え」と命ずるとジェシカはトリシュに目を向けると「愛してる」という言葉を口にする。そして次の瞬間キルグレイブの首を持ち上げ、「笑顔でね。」と言うと、そのまま首をへし折り目的を達成するジェシカなのでした。

長い道のりだった。こうしてキルグレイブとの闘い、そしてジェシカ自身の過去との闘いに終止符が打たれたのでありました・・・。

闘いの果てに

その後、ようやく意識を取り戻したルークは、ジェシカがキルグレイブ殺害をやり遂げたことをクレアから知らされると、クレアが水を取ってくる隙をみてどこかへと消えてしまうのでした。

またキルグレイブ殺害の容疑で逮捕されたジェシカは、ホガースが弁護することになり「キルグレイブを殺したのは、ジェシカの意思ではなく操られて殺した」のだと主張。フェリーターミナルで多くの証人がいることに加え、そこに多くの警察の人間もいたことから、人を自在に操る男の存在は明らか。無罪放免になるのでした。

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生まれた時は皆ヒーローだ。でも悪党の世界へ押し流されることもある。

一方、トリシュは母親から送られてきた「IGH」に関する大量の資料に目を通し、ジェシカの能力とどのような関わりあいがあるのかを調べる始める。

そして全てを終えたジェシカは事務所に戻ると、すでにルークとクレアの姿はなく、唯一マルコムだけがキッチンの掃除をしながらジェシカの帰りを迎え入れてくれたのでした。

その後、携帯を取り出し、充電をすると12件ものメッセージが入っており、内容を聞いてみると、どのメッセージもジェシカに助けを求める内容のものばかり。フェーリーターミナルの一件でジェシカをヒーローだと期待してのことだった。

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ジェシカはヒーローとしての自分を受け入れるのを拒むように携帯を放り投げますが、それと同時に次のようなナレーションが流れ始めます。

ヒーローと思われても構わない。時間をかけて努力すれば、自分をだませるはず。

そして、新たにかかってきた電話に出るマルコム。「エイリアス探偵事務所です。 ご用件は?」・・・エンディング。シーズン2へ。

ジェシカ・ジョーンズ シーズン1 最終回の感想

さあ!これでシーズン1の最終回が終わってしまいましたね。どのような作戦でキルグレイブを倒すのか楽しみにしていましたが、予想以上のストーリー展開で個人的には大満足のフィナーレとなりました。

自分のことを全て知りつくしているキルグレイブを倒すには、それまでの行動と全く逆の行動を取ることによってキルグレイブを油断させることだったわけですね。納得です。

そして、ヒーローとして認知されてしまったジェシカは、シーズン2でヒーロー的な活躍をしていくことになるのでしょうか? もちろんジェシカ以外の登場人物も皆、新たな一歩を踏み出し次へ向かっていくようなエンディングでしたが、シーズン2でもキャストをさほどいじることなく展開していくことになるんでしょうかね?

特にマルコム。最後は、やっぱり人助けがしたいという彼の思いがジェシカの元にいることを選んだんでしょうけど、シーズン2では大いに活躍してくれることを期待します。

シーズン2での展開として『IGH』絡みのストーリーがメインになってくると思われますが、どうようなストーリーが待っているのか、楽しみです。2018年の初旬にはシーズン2の配信が予定されているとの噂もありますので、早いところ見てみたいですね。

ということで、シーズン2が配信されたら、また書いていきたいと思います。ではでは。