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【ドラマ】スーパーガール ネタバレ シーズン1 第17話 「マン・フロム・マーズ」 あらすじと感想

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今回のエピソードでは、ジョン・ジョーンズがジェレマイアに命を救われた10年前の回想とアレックスがDEOへ入隊するに至ったいきさつの回想シーンが中心としてストーリー展開されていきますが、その結果ルーシーに頼らざる負えなくなったカーラの行動、そして悪巧みをしようとするシヴォンのことが加わってくるといった感じのエピソードになってます。

スーパーガール ネタバレ シーズン1 第17話のあらすじ

プロローグ

冒頭、すっかり街の人々からの信頼を失ってしまったスーパーガールが部屋でテレビニュースをうなだれながら見ている姿。そのニュースでは銀行の犯罪現場での様子が映し出されておりましたが、その映像をバックに次のようなアナウンスがされていたのです。

希望の象徴が今や恐怖の象徴となりました。今朝、銀行の犯罪現場に現れたスーパーガールにいつもの声援はなく、市民からは疑いと恐怖のまなざしが。街を襲った時、薬物の影響下だったとしても市民を攻撃したのは事実です。

今後、何かの拍子に再び攻撃するのではとの不安がささやかれています。

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あまりにも厳しい世間の目に落ち込むスーパーガールは、大切にしている場である会社ですら休んでいる様子。いつになったら信頼を回復することが出来るのでしょうか?

シヴォンの思惑

そんな中、シヴォンと親しくなっていたウィンの元にシヴォンから連絡が入り、会いに行ってみると、キャットコーメディアをクビになった後、マスコミ各社に履歴書を送ってみたものの名前を言った途端、相手にもしてもらえない現状を語ります。

自業自得ではありますが、これらのことは全て『眼鏡で陰険なダサ子』のせいと考え、非常にカーラのことを憎々しくって堪らない!と思っている様子。

そんなシヴォンの様子を見てウィンが「君は少し失敗しただけだよ。偉い人は皆、失敗を経験するもんだ。色々と愚痴ってないで、やりたいことに集中するべきだ。ゴールさえ決まれば誰にも君を止めることはできないだろ?」と励ますと、何かを悟ったように、「私は止まらない。」と意味ありげに告げるシヴォンなのでした。

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強制調査

一方DEO本部では、凶暴化したスーパーガールを倒した宇宙人の正体は? 危険なこのモンスターは一体何者なのか? というニュースが流れる中、アレックスが勾留されているハンク長官に面会に行くと、「もし関係者だとバレでもしたらクビだけじゃ済まない。ヘタすると消されてしまうかもしれない。」からと面会に来るのもやめろ、というハンク長官。

それでも「ウソをつき、説き伏せます。絶対に見捨てない!」と言うアレックス。

そんな中、DEOには海兵隊大佐ジェームズ・ハーパー率いる調査団がやってきて、ジョン・ジョーンズ並びに彼に協力していた内通者を探し出そうと魔女狩りのようなことを行おうとしていたのです。そして、その中にはキャットコーメディアを辞めたルーシーの姿もあったのです。

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ジョン・ジョーンズ

そして、まず最初に取調べ室へと連れて行かれたハンク長官は、ステイシス・フィールドを発生する装置により能力を使えないようにされた状況にて取調べが始まります。

「本物のハンク長官に何が?」とルーシーに問われたジョン・ジョーンズは、10年前に起こった出来事の詳細を話し始めます。

当時DEOでは、以前から追っていたマンハンターがアマゾン川と東アンデス山脈が交わる場所にいることを突き止め、今までで一番危険な悪党とされる宇宙人の捕獲作戦が、ハンク・ヘンショウ指揮のもと繰り広げられようとしていたのです。

そして、ペルーのアンデス山脈へと部隊が到着すると、慎重に歩を進める部隊。そしてカーラの養父でありアレックスの実父であるジェレマイア・ダンバース。

出会い

そして捜索範囲を広げながら、一人ジャングルの中を捜索していると、ジェレマイアの後ろに大きなヘビが現れます。それに気づいたジェレマイアはヘビを撃とうとしますが、安全装置を外していなかったためにパニックとなりヘビに襲われそうになってしまうのです。

するとそこにジョン・ジョーンズが現れ、ヘビを捕まえジェレマイアのピンチを救ってくれたのです。

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ジェレマイアのピンチを救ってくれた彼こそが、DEOが追っている火星人・マンハンターだったのですが、彼が悪党ではないことが分かり互いの距離を縮めようと話をするジェレマイア。

そして胸のポケットからアレックスとカーラの写真を取り出し彼に見せ、クリプトン人のカーラを養子として迎え入れていることを話すと、心を開いたジョンは自分にも娘がいたことを話すのでした。

そして「部隊に戻ったら君が何をしてくれたか説明するよ。君が危険ではないことは分かっているが、人間は愚かなんだ。恐怖を感じたら特にね。出来る限りのことをして君を助ける。安全を確保するから。」と伝え、互いに握手をしようとした瞬間、ジョンが突然、銃撃されてしまうのです。

そしてハンク・ヘンショウが姿を現し、さらに銃弾を撃ち込みます。さらに抵抗する気はないジョンに対し、最後のトドメを刺そうとするハンク・ヘンショウ。

最大の犠牲

そんな状況を見かねたジェレマイアは、ジョン・ジョーンズを救うためハンク・ヘンショウに飛びかかり取っ組み合いとなりますが、そのはずみでハンク・ヘンショウを崖の下へ投げ落としてしまいます。咄嗟にジェレマイアを抱きかかえるジョンでしたが、ジェレマイアの腹部を見るとナイフが深く突き刺さっていたのです。

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そして、ジョンに「娘たちを頼む」と言い残し、そのまま息を引き取ってしまうのでした。

こうしてジェレマイアに命を救われた、その日以来ジョン・ジョーンズはハンク・ヘンショウに成りすましDEOで指揮を執り宇宙人の攻撃から地球を守ってきたのでした。

しかし本物のハンク・ヘンショウと親友だったハーパー大佐にとっては、ジョンの供述内容なんかはどうでもよく「おまえがハンク・ヘンショウを殺した」として、とある場所へ連行することを決定するのです。

ジョンが連行される様子を見たアレックスは「2年間、彼に仕えてきましたが、彼は地球を守ってきた。何度も命を救われた。彼は尊敬できる人です。」と抵抗を示しますが聞く耳を持たないハーパー大佐。次はお前の番だ、とアレックスへの取り調べが始まります。

アレックス

アレックスに対しては、ハンク長官の右腕であったことからハンク長官の正体を知っていた協力者としての容疑になりますが、ウソ発見器を取り付けられながらの取り調べが開始されます。

「犯罪者が長官になりすましていることを知っていたのか?」と問われると、ウソ発見器を誤魔化すための訓練をされているアレックスは言葉巧みに質問に答え、「ハンク長官は、命の恩人です」と答え、3年前に自分がDEOへ入隊するに至ったいきさつを話し始めます。

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3年前、当時のアレックスは、スーパーパワーを持つ妹が突然できたことにより自分の存在価値を見いだせず酒に溺れたような生活を送っていました。そしてある日、泥酔しているにも関わらず車を運転しようとしていたところ補導され留置所に入れられてしまいます。

すると、そこに現れたハンク長官。
自暴自棄になりかけていたアレックスに対して、その内なる理由を理解していたハンク長官は、「君は特別な人だ。人生を捨てず責任を持って生きろ。父親のために。」と言い、アレックスの能力を活かす場として、そしてアレックスという人間は必要とされている存在であることを分からせるため、DEOへとスカウトするのでした。

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こうしてアレックスは、1日12時間、5ヶ月間に渡る厳しい訓練を経てハンク長官の右腕として活躍し、その存在価値や能力そして必要性を見い出していくのでした。

そして最後に「ハンクは宇宙人だと知っていたか?」と聞かれると「いいえ」と答えウソ発見器も反応しないことから捜査官としては失格だが犯罪は犯してはいないということで無罪放免になりかけますが、ルーシーの「ハンク長官は父親代わりだったのに知らないはずはない」と言われ、ジョン・ジョーンズとともにカドマス研究所へと送られることとなったのでした。

結局、取り調べしたところで、ハーパーとルーシーの考えだけが有罪・無罪を決める判断材料だったわけですね。

カドマス研究所

その後、会社に戻ったカーラは、ジェームズにハンク長官とアレックスがカドマス研究所に連れて行かれてしまったと助けを求めますが、『カドマス研究所』の名を聞いたジェームズは、そこがどういう場所なのかということをカーラに伝えます。

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曰く「カドマス研究所というところは、スーパーマンも反発している場所で、宇宙人の手足を切り、皮をはぎ、血を抜き、まるでモルモットのように宇宙人を扱うような遺伝子工学の施設であり、その目的は宇宙人の能力を軍事利用するための施設」だと。

告白

それを聞いたカーラは、ある人物へと接触し、なんとか事態を解決しようとします。

その人物とは、ルーシー。
カーラは自分の正体がスーパーガールであることを明かし、彼女を助けが必要だと救いを求めるのです。

しかし、それだけでルーシーがハンク長官やアレックスを救うとは到底考えられません。
そこでカーラは、地球で宇宙人が生きていくためにはなぜ?正体を隠して生活していかなくてはいけないのか、その過去を語り始めます。

宇宙人 カーラ

12年前、故郷のクリプトン星からたった一人で地球にやってきたカーラは、その能力ゆえ、チャイムが鳴れば耳鳴りがし、常に人々の批判的な声が聞こえ、透視能力のため見たくもないものまでもが見えてしまう、そんな生活を送ることを余儀なくされていたのです。

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しかも、初めて見る鳥の姿に感動を覚えても、ともに感動を分かち合うどころかおかしな行動はやめて、と言われる始末。さらには、目の前に困っている人がいても、能力を使って助けることは許されず、養父であるジェレマイアにも人助けはスーパーマンに任せ、普通の人間として生きるように言い聞かされるのです。

そしてジェレマイアから透視能力を抑制することの出来る鉛入りの眼鏡をプレゼントされ、それ以来ずっとその眼鏡をかけ普通の人間としての生活を送っているカーラ。

こうして宇宙人が地球で生きるためには全てを犠牲にする必要があって、本来あるべき自分をすっぱりと捨てて適応するしかない。そして、この世界で居場所を見つけるしかない。そうしないとカドマス研究所のような場所に送られ人体実験をされるような事態になってしまう。

とルーシーに訴えかけます。

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そして最後に「正直、あなたに正体を明かすことを悩んだけど、制服の下の本当のあなたを信じてる。きっと助けてくれると。」とルーシーに伝えるカーラ。

奪還作戦

その後、ハンク長官とアレックスの二人は、カドマス研究所へと移送中の護送車の中にいました。すると、そこに現れた2台のバイク。

このバイクに接近されぬよう蛇行運転をしながら逃げようとする護送車ですが、激しい揺れのせいでハーパー大佐は持っていたステイシス・フィールドを発生する装置を落としてしまいます。

そして2台のバイクは激しい銃弾をかいくぐって護送車のタイヤを撃ち抜くと、制御を失った護送車は停止。その瞬間アレックスが装置を破壊すると、ハンク長官は能力を取り戻しハーパー大佐に近寄ります。

ジェレマイア

ハンク長官は、まずハーパー大佐の銃を抜き取ると、手を頭にやり記憶を消そうとするのですが、その時死んだはずのジェレマイアが生きている姿を目にするのです。驚きのあまり動揺を隠せないジョンですが、ジェレマイアがカドマス研究所で生きていることをアレックスに伝えるハンク長官。

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その後、護送車を降りて、そのことをカーラにも伝えますが、もう一人バイクに乗っていたのは何とっ!ルーシーだったのです。カーラの必死の訴えを受け入れて二人を助けるために力を貸してくれていたのでした。

しかし、父・ジェレマイアが生きていると知ったアレックスは、ハンク長官とともに父親を取り戻すため、このまま逃亡者として姿を消すことを決意。そしてそれをカーラに伝えるアレックス。

カーラは、それなら二人は『孤独の要塞』へ行き、ジェレマイアは私が見つけ出すと言いますが、「これは私に任せて」とアレックス。これからは別行動となってしまう二人は抱き合い離れ離れになってしまうことを悲しみながらも別々の道を進むことになるのでした。

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新たなる長官

その後ハンク長官とアレックスのいないDEO本部へ戻るスーパーガールとルーシーは護送車を襲ったことがバレてやしないか恐る恐るではありましたが、司令室に入ると驚きの事実を耳にするのです。

何とハーパー大佐が辞任し、次期長官としてルーシーを指名したというのです。

これはハンク長官がハーパーの記憶を消す際に、マインドコンロールによってハーパー大佐を動かしたことによるものでした。長官という大役に不安を覚えるルーシーではありますが、二人の信頼関係を取り戻したことで新たなる使命に意気揚々と立ち向かうルーシーなのでした。

シヴォンの悪巧み

さて、冒頭で「私は止まらないわ」と言っていたシヴォンですが、夜誰もいなくなった会社に忍び込み、カーラのデスクに座るとパソコンを開き、キャット宛てに何やら怪しげな内容のメールを打ち始めるシヴォンの姿。

その後、キャットに呼び出され会社に現れるシヴォンですが、どことなく嬉しそう。

そしてキャットの話を聞いてみると、カーラがキャットに対し、普通は口にしないような罵詈雑言が書かれたメールを送ってきたというのです。そしてあまりの驚きで、この2年間ずっとカーラを観察してきた人に聞いてみたの、と。

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すると、そこにウィンが現れ、「タイピングスピードとパターンがカーラではなくシヴォンと一致した」と告げるのです。

どうやらカーラに復讐すると同時にカーラがクビになれば自分がアシスタントとして再び雇ってもらえるのではないか?と考えていたみたいですが、その悪巧みは失敗に終わるシヴォンなのでした。

能力開花

もうこうなったら飲むしかない!といった感じのシヴォンは屋上へ行きやけ酒を飲み、心配で後を追ってきたウィンに散々文句をいいますが、そのときヒールが折れたことでカラダのバランスを崩しビルから落下してしまうのです。

あともう少しで地面に落下するかというところで万事休す!かと思われた瞬間、シヴォンは自らの悲鳴による音波でカラダを宙に浮かしケガ1つなくそのまま着地するのでした・・・エンディング。

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スーパーガール ネタバレ シーズン1 第17話の感想

今回は、ハンク、アレックス、カーラと3人の過去を回想するシーンが多くあり、かなり見応えたっぷりといった感じのエピソードでしたね。ハンクの過去については、今までのエピソードでもちょくちょくセリフとして出てきてたので、それが映像化されたという印象でしたが、アレックスがDEOへ入隊するいきさつなんかは初めてだったので新鮮でした。

それにカーラが地球にやってきた頃の苦労話も、今まであまり考えたことなかったですけど、そう言われてみればそうだよなぁ~。苦労してたんだよなぁ~なんていう印象。

また、ジェレマイアが生きているっていうのは今回、かなり衝撃的な新事実ですね。エピソード17にきての新展開なので、シーズン1の間に大きな展開はないような気もしますが、今後どういう広がりが出てくるのかがチョット楽しみ。

それからシヴォン。何でしょう?あの音波は。アローでいうところのローレル?ブラックキャナリー?みたいな感じなんでしょうかね? 宇宙人ってことは今更ないでしょうから、どういった経緯で能力を持っていたのか気になるところです。

相当、カーラに対して憎しみを持っていそうですから、シヴォンは能力を使ってあらたな嫌がらせを始めるんでしょうか? 今後の展開に期待って感じです。

ということで、残り3話。盛り上がってまいりましたので急いで次のエピソードも見ていきたいと思います。それでは。