【ドラマ】ハンドレッド シーズン4 第2話 「重責」 あらすじと感想
前回、ロアンと全員を守る約束をしたクラークやベラミー、そしてポリスに残ったオクタビア、アビー、マーカスそれぞれが、ある決断に迫られ行動していく。果たして。下した決断によりどのように物語は進んでいくのか・・・という感じで、いわゆるシーズン4の序章的なエピソード。
ハンドレッド シーズン4 第2話のあらすじ
プロローグ
冒頭、光の国(アリー)が消滅する9日前、樹海の民・イリアンがアリーに操られ家族を殺してしまう。このことでイリアンは空の民に憎しみを憎しみを抱くことになる。そして同じく空の民に憎しみを抱いている樹海の民の大使であるラフェルが氷の国の王・ロアンに一騎打ちの決闘を申し込もうと画策しているのだ。もちろん本当の目的は空の民に復讐することなのだが、果たして・・・。
迫られる決断
ポリス
樹海の民の不穏な動きを耳にしたオクタヴィアはマーカスとともにロアンに忠告するのだが、ロアンは忠告に耳を貸さず傷ついた身でありながら一騎打ちの決闘を受けて立つ覚悟である。ただケガをしていない状態であってもレクサに敗れた程度の実力しかないロアンが一騎打ちをすれば負けてしまう。そしてその後は空の民が危険に晒されるのは目に見えていた。
そこでマーカスは、ラフィルの元へ出向き、決闘を止めるよう進言するのだが、こちらも一歩を引く様子はないようだ。となればこの決闘を止めさせるにはラフィルを殺すしかないと考えたオクタヴィアは、夜ひとりで食事をしているラフィルを暗殺するのだった。
アルファ・ステーション
一方、来るべき日に備え空の民500人はもちろんのこと全員が何とかして生き延びる方法はないか模索しているなか、モンティがアルファ・ステーションを活用することを思いつく。
そこでベラミーは、モンティ、ハーパーらと伴に水生成装置のあるファーム・ステーションに向かうのだが、そこは氷の国。何が起きてもおかしくない危険な場所だ。それを承知で船に向かうベラミー達が船に到着すると、そこに住みつている氷の民の姿を目にすることになる。
今日、救える命
そこで一旦は氷の民により拘束されてしまうベラミー達だったが、その目的と氷の民と空の民は同盟を結んでいることを説明すると拘束は解かれ、水生成装置を持ち帰ることはことは許されるのだった。だがそこにはファーム・ステーションが地球に墜落した際に生き残った仲間たちが奴隷にされている姿を目にしたことで、「今日、救える命を救う。」と決断したベラミーは、水生成装置を爆弾として使用し、目の前の仲間を救出するのだった。
リーダーとしての重責
同じ頃、アルファ・ステーションでは、クラークにも決断が迫られていた。それはアルファ・ステーションだけでは、収容人数に限りがあり500人の民に対して100人しか収容出来たないこと。そしてプライムファイヤにより半年後には人類が絶滅してしまいかねないこと。それを公表すべきかどうか悩んでいたのだった。
だが公表しなければ、船を修理する人員も集まらない。そんな時、クラークの苦しんでいる様子に気づいたジャハが、経験者としての助言をすることになる。
「責任を預かるものは大変だ。秘密を持つ重荷は分かる。仲間のことを思ってのことだろう。私はクラークを勾留し、父であるジェイクを処刑した。だが、それは何故だったか今の君には分かるだろう。誰も好きでウソはつかない。」
私は人口削減のときにアビーに言った。「自分の持つ情報で最善の選択をした。」とね。
その後、ベライー達がアルファ・ステーションに戻ってくると、フォーム・ステーションに居た仲間たちが生き延びていたことを喜ぶと同時に、水生成装置を爆破してしまったことで、アルファ・ステーションで生き残れる人数は、100人以下になってしまう現実を目の前にし、みんなで立ち向かうしか方法がないと考え、皆に話すことを決断する。
しかしクラークは、「アルファ・ステーションは安全であり、全員が協力すればみんな助かる。」と告げるのだった。パニックを恐れ、真実を秘密にしたまま希望を与えるクーラーク。
このことにより船の修理に多くの人が集まることになるのだが、果たしてクラークの下した決断に何が待ち受けているのだろうか?
ハンドレッド シーズン4 第2話の感想
今回はシーズン4全体としての序章的なエピソードであった印象が強かったですね。皆それぞれが、それぞれの場所で決断に迫られる者。あるいは自ら決断し次の道へ進もうとする者といった感じ。
あらすじには書きませんでしたが、アビーは、夫ジェイクのネックレスをついに外しマーカスへの愛を示したりしていました。
また、秘密を皆に打ち明けないままのクラークは、皆からの信頼を得る事はできるのでしょうか? 必ずしても空の民が、皆一枚岩になっているわけでなくクラークとジャスパーのような微妙な関係性をみながそれぞれ抱えている中で、内部分裂をしてしまうのか? それとも皆が一丸となって来るべき日に向けて行動していくことが出来るのか?
今後のストーリー展開が気になるところですね。ということで、次回のエピソードも楽しんで見ていきたいと思います。それでは。