【ドラマ】ハンドレッド シーズン4 第4話 「醜い言い訳」 あらすじと感想
ルナの『闇の血』を使い血清を作ろうとアビー達はチームを組んで、ある施設に向かうのだが、そんな中、アルカディアでは『100人リスト』の存在がバレてしまったことで大きな騒ぎになってしまう。またポリスにおいては同盟関係が崩壊し、戦争へと突入してしまうような展開が訪れる・・・といった内容のエピソード。
ハンドレッド シーズン4 第4話のあらすじ
アリーの施設へ
前回、『闇の血』が放射線に対する耐性を持っていることが分かったアビーは、血清を作るためチームを組んで、ルナをアリーの施設がある島へと連れて行く。ジャハとマーフィーが光の国を求めて島に向かい初めてアリーと会った、あの施設だ。
ドローンの襲撃
ところが、アリーはいなくなったものの施設への境界を超えると自動操縦されたドローンが現れ銃弾を浴びせられてしまうのだが、ルナを身を挺して守ったナイコが銃弾に倒れ死んでしまう。その後、何とかドローンを撃ち落としたものの、気がつくとルナの姿が見当たらない。
そこで、ルナを守ろうとチームは数人ずつに別れ森の中へ進んでいくが、脚の悪いレイヴンは浜辺に残ることに。
複数に別れたチームだが、再び現れたドローンにより行く手を阻まれ身動きがなかなか取れないでいると、浜辺に残ったレイヴンは、さきほど撃ち落としたドローンが再び飛び立とうしているのを見て、ドローンをハックして機能を停止させようと試みるが、他のドローンから攻撃され取りに行くことが出来ない。
すると、姿が見えなくなっていたルナが、一人ボートへ向かい島を離れようとしているところをレイヴンが見つける。もはや海の民も放射能に殺られナイコまで失ってしまったことで、人類を救うことなど、どうでもよくなっていたのかもしれない。
しかしレイヴンの必死な説得もありこの場に留まると、レイヴンに協力しドローンをハックしたレイヴンは、見事全てのドローンを止めること成功し、いよいよ施設内に入っていくと、そこには最新の設備が整っていたのでした。
アルカディア
一方アルカディアでは『100人リスト』の存在がジャスパーによってバレてしまう。その場は何とかジャスパーを勾留し、アルカディアの住人たちにはバレずに済んだのだが、その後自分の名前がリストになかったこと、さらに友達まで勾留し、命の選別を行うクラークに『やりすぎ』だと異議を唱えるモンティ。
そして遂にはモンティが『100リスト』の存在を住人にバラし、そこに書かれている人の名前を読み上げてしまうのだ。
当然リストに名前が書かれていない住人は、自分の存在価値を否定されてしまったことで大きな騒ぎとなってしまう。すると収集のつかない言い争いに1つの答えを導き出したのがジャハだった。
クラークとベラミーは、リストに入っていて当然だ。強力なリーダーが必要だからな。リストが気に食わない? それならビリビリに破くか?
お互い争い合って死ぬか?
共に働いて生き残るチャンスに賭けるか?
どちらか一方を選べ。
方法はくじ引きだ。
生き残る100人を無作為に選ぶ。
だが毎日働くんだぞ。仕事をしないと、くじの権利はない。その時が来たら名前を集めくじを引く。いいな。
くじ引きの結果、医者や技術者が選ばれないリスクも当然あるが、急がれる船の修復や食料の配給問題などを考えると、みんなで一致団結してやっていくには目的が必要であり無価値な人間であると思わせないようにするための奇策であったのだ。
これで生き残るための決定権を住人たちに持たせたことにより、再び船の修復に取り掛かる住人達なのでした。
ポリス
一方ポリスにおいても緊急を争う事態が発生していた。
エコーの調査によりアルカディアで船の修繕をしていることを知ったロアンが、約束とは違い自分たちだけが生き残ろうとしていると考え、狩りをしていたスティーヴンスを殺し、ケインとベラミーを人質として勾留してしまったのだ。
さらに同盟関係を破棄し、「空の民と森の民を皆殺しにする」という命令を下すのだ。
その後、同盟の崩壊を知ったオクタヴィアは、そのことを知らせるためアルカディアに向かうのだが、エコー率いる追手が迫りオクタヴィアは崖まで追い詰められてしまう。覚悟を決めたオクタヴィアは、その場で闘いを挑むのだが、最後に残ったエコーの刃により脇腹を貫かれてしまい、崖の下へと落ちていってしまう。
その後、ロアンはアルカディアの船を自分たちが乗っ取るためケインとベラミーを牢から連れて行こうとするが、その時エコーから『オクタヴィアの死』を聞かされたベラミーは慟哭。
しかし死んだと思われていたオクタヴィアは瀕死の重傷を負っているものの何とか生き延びており、オクタヴィアの元へ戻ってきた『ヘリオス』の背に跨り、再びアルカディアへと危機を知らせに向かうのだった・・・。
ハンドレッド シーズン4 第4話の感想
毎回、危機が訪れて同盟関係も綱渡りの状態でありましたが、ついに同盟関係が崩壊へと向かってしまいましたね。このことにより、軽くスルーされがちですが、スティーヴンスが死んでしまいました。何気にちょこちょこと顔をだしていたのでちょいと残念。
また、オウクタヴィアの死(実際には生きていましたが)をベラミーに告げる際のロアンとエコーの表情は、いままでの微妙な関係性を物語っていて印象に残るシーンでございました。
それにしてもベッカの施設はものすごかったですね。よくもまぁ~あんだけの設備を当時のままの姿で保存できたものだと感心します。果たして今後、血清づくりはうまくいくのでしょうか? さまざまな問題が起こりそうな予感がありますけどね。
ということで、オクタヴィアが氷の国の襲撃を無事に知らせることはできるのでしょうか? 続きが気になってしまうので早めに次のエピソードを見ていきたいと思います。それでは。