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【ドラマ】ハンドレッド シーズン4 第5話 「一触即発」 あらすじと感想

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氷の国がアルカディアへと進軍を続けるなか、イリアンによってアルカディアに運ばれたオクタヴィアにより、氷の国が進軍していることを知る。そして、まさに一触即発の雰囲気のなかクラークとロアンが話し合いをまとめるとテクノロジーに対し憎しみを抱くイリアンがアルカディアに火を放つ。崩壊するアルカディア。そして、ベッカの施設ではレイヴンにある出来事が起きていた・・・という感じのエピソード。

ハンドレッド シーズン4 第5話のあらすじ

プロローグ

前回、崖から落ち瀕死の重傷を負ったオクタヴィア。意識が朦朧としたままアルカディアに向かっていたが、大量の出血のため遂には落馬し意識を失ってしまう。ところが、そこにイリアンが現れオクタヴィアをアルカディアまで運んでいくのだが、イリアンがオクタヴィアを助けたのには別に理由があったのだ。その狙いとは?

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進軍

アルカディアでは、モンティとの関係がギクシャクしたままのクラーク。そして女商人ナイラが訪れていた。あと2ヶ月で放射能により人類が死滅してしまう事実をナイラには知らせていないクラークは、いつでも連絡が取れるようにと無線機の充電をフルにしているかを確認する。

その時、瀕死の重傷を負ったオクタヴィアを担ぎイリアンがやってくる。すでに息をしていないオクタヴィアの様子を見たクラークはすぐさま蘇生措置を施すと、何とか意識を取り戻したオクタヴィアではあったが、依然、意識は朦朧としている中、うわ言のように「氷の国が・・・・来る。戦争になる。」と語ると再び意識不明となり医務室へ運ばれる。

その言葉を聞いたクラークは、その場にいた皆に指示を出しクラークは医務室へ。

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その後、手術を終えたクラークは氷の国の進軍に備え、皆と話し作戦を立てる。
戦争を回避するためロアンと再度、話し合うことを前提としながらも、万が一に備え、氷の国が奇襲をかけるつもりでいることを逆手に取り、予定の場所で待ち構えて包囲するというものだ。

話し合い

まずは氷の国を包囲すると、クラークが一人現れロアンと洞窟内にて2人だけで話し合いを行う。互いのトップ同士の駆け引きが始まるのだが、最終的にアルカディアに空の民と氷の民が50人ずつが入り生き延びるという折衷案が決まる。

しかし、その間エコーを始めとする氷の国の部隊を足止めさせる必要があったのだが、ライリーがひとり暴走を始めロアンを殺しに行ってしまう。ファーム・ステーションで捕虜として奴隷のように働かされていたライリーは、氷の国に対しかなりの憎しみを抱いていたのだ。

そんなライリーの行動を察知したモンティは、ライリーを止めるためエコーと交渉し、彼を止めようとするのだ。結果、説得役としてベラミーが選ばれライリーを説得するとギリギリのところでロアン殺害をとどまらせることに成功する。

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イリアンの目的

これで、互いが折衷案を受け入れたことで氷の国と共にアルカディアに向かおうとするのだが、アルカディアのある方向から大きな爆発音とともに煙が立ち上る光景が・・・。家族をテクノロジーによって殺されたイリアンがそれらを全て破壊しようとアルカディアに火を放ったのだ。

まさにイリアンがオクタヴィアを助けた真の目的はこれだったわけだが、アルカディアを爆破させたあと、ナイラとオクタヴィアの2人が倒れている姿を見たイリアンは2人を船内から助け出すという行動に出る。

その後もアルカディアは爆発を繰り返すと、遂には全てがもろくも崩れ去ってしまうのだった。

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スーパーレイヴン

一方ベッカの作った施設にて、血清つくりを急ぐアビー達だが、なかなかうまくいかない様子。

そんな中、レイヴンは不思議な感覚に襲われ、まるで無重力空間を漂っているかのような体験をするのだ。ただ、これはレイヴンの脳内で起こっている出来事であり、表面的に見れば発作が起きている状態のレイヴン。それを見たアビーは麻酔薬を打ち眠らせる。

そして意識を取り戻したレイヴンは、『闇の血とルナのDNAの結合』が、無重力空間でしかうまくいかないということを解き明かすのだ。さらに施設内に宇宙に行けるロケットが格納されていることまで、まるで全てを知っているかのように説明するレイヴン。

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何かがおかしい・・・。

そこでレイヴンの脳内を調べてみると、知能の向上や幻覚、幸福感と頭痛といった症状には関連性があることが分かり、それは電磁パルスによる影響による可能性が高いとのこと。

アリーとの闘いの中でクラークは停止装置を引いたことで、正しい手順による終了をして闘いを終わらせたわけだが、レイヴンは電磁パルスを利用し強制終了させたことで脳内が更新されずコードの一部が残っているというのだ。さらにベッカの心も入っているから初めてのことでも分かるということのようだ。

ただ、それと同時に脳卒中の兆候も見られることから、命に関わるとしてハイになってるレイヴンを止めようとするアビーですが、「このまま何もしなくても2ヶ月後には死んでしまう。そんなのはイヤ。」だと作業を続行するレイヴンなのでありました。

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ただ、電磁パルスによる強制終了をしたのは、レイヴンだけでなくアビーもその一人なのでした・・・。果たして、アビーは大丈夫なのか?

ハンドレッド シーズン4 第5話の感想

せっかく氷の国との交渉がいまくいき、まとまったかに見えましたがイリアンによって、それまで積み重ねてきたもの全てが水の泡と化してしまいましたね。それでも、オクタヴィアとナイラを救い出したということは本当にテクノロジーに対してだけ憎しみを抱いており、人までは殺すというような人物ではないということなんでしょう。

これにより今後イリアンがどうなっていってしまうのか興味深いところです。また、アルカディアを崩壊させたとはいえイリアンは二度もオクタヴィアを救っていることから今後の関係性にも注目大といったところですね。

また、ベッカの施設においてレイヴンが、なにやら訳の分からない理由で覚醒してしまってましたけど、こういうワカワカメな展開っていうのも『ハンドレッド』ならではwの楽しみ方なのではないかな、とw

色々と矛盾だらけのドラマではありますが、その矛盾をも一緒に楽しんでしまう器量がないと、このドラマは楽しめません!!

まっ、そのへんは具体例を挙げて突っ込みたいところでもあったりしますが、楽しみの一部として今後も楽しんで見ていきたいと思います。ではでは。