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【ドラマ】ハンドレッド シーズン4 第7話 「降り注ぐ脅威」 あらすじと感想

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いよいよアルカディア周辺の地域では嵐がやってきて『黒い雨』が降り注ぐ中、外で活動していた仲間からの救援要請に応えベラミーは決死の覚悟で救援に向かうのだが、厳しい決断を迫られることになる。一方のアビー達は生き残る為とはいえ禁断の人体実験に挑もうとしていたのだった。またオクタヴィアは、イリアンと行動を共にし、ある決断をするのだった・・・といったエピソード。

ハンドレッド シーズン4 第7話のあらすじ

黒い雨

いよいよアルカディア周辺の地域には『黒い雨』が降り注ぐ。突き刺すような痛みが伴うなか急いで船内に戻る住人達。船内に戻ると急いで着ている服を脱ぎ真水で体を流しながらも、焼けるような肌の痛みを訴える者、家族の行方を心配する者がいたりと半ばパニック状態になる。

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心の傷

そんな中、マーク・コルトンという人物から息子のピーターが雨を浴びてしまったと救助を求める無線が入ると、ベラミーは火事でボロボロの防護服をテープで補修し救助に向かう。だが、車に向かうだけでも雨が入り込んできてしまい激しい痛みがベラミーを襲う。

それでも何とか車にたどり着いたベラミーは、意を決してマークと息子ピーターの救助に向かうのだが、激しい雷雨で視界も悪い森の中、遂には車がスタックしてしまうのだ。これで万事休す。パイクと共に多くのグラウンダーを虐殺した、あの日以来『今日救える命を救う』と行動してきたベラミーだったが為す術なく、マークから無線の応答は途絶えてしまうのだった。

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また『黒い雨』で避難しようと船内に戻る際、自分の身を守る為、ある男を突き飛ばしてしまったハーパーは、罪の意識に苛まれながらも必死に看病を続けていたのだが、その男も遂には死んでしまい、ハーパーの心の中に大きな傷が残ってしまうのだった。

オクタヴィアとイリアン

一方、前回アルカディアを逃げるように去っていったオクタヴィア。あてもなく相棒『ヘリウス』と森の中を進んでいたが、自分をつけてくるイリアンの存在に気づく。ナイフを首に押し当て、その理由をイリアンに問いただすと自分の命を救ってくれたオクタヴィアを1人にしてはおけないと身を案じての行動とのこと。

「助けはいらない」と、拒否するオクタヴィアだったが、そこに『黒い雨』が降り注ぐとオクタヴィアは、イリアンを馬に乗せ洞窟へと逃げ込むのだった。

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その後、嵐が止むまで洞窟の中で暖を取る2人。互いに家族や愛する人を失ったことで、心に大きな傷を負い殺人者となりかけている自分にもがき苦しんでいる様子。するとオクタヴィアが突然、下着姿のまま『黒い雨』の中へと飛び出そうとする。

もはや、その苦しみに耐えきれないといった感じだが、イリアンがそんなオクタヴィアを必死に押さえ込み止めようとしていると、「私に違う感情を思い出させて!」とイリアンにキスをするオクタヴィア。そんな彼女の姿にイリアンも応え、2人は肌を重ね合うのだった。

嵐が過ぎ去ると、イリアンは故郷に戻ると伝え、洞窟を後にするのだが、1人残ったオクタヴィアは、手にした手刀を投げ捨てるとイリアンを追いかけ、彼の故郷へ共に向かう2人なのでした。

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人体実験

一方、前回ドラム缶1つ分の燃料は失ってしまったものの残りの燃料を届けるためにベッカの施設へ到着したクラークとロアン。宇宙へ行き血清をつくる手立てはなくなってしまったが、ルナの骨髄を他の人体に注入すれば理論上は皆『闇の血』になることができる。ただそれを実証するには人体実験をするしかなく行動に移すことが出来ないらしい。

そんな2人の会話を耳にしたエモリ。到着したばかりのクラークはエモリと2人でアリーの屋敷へと向かう。アリーの屋敷についたエモリは、闇の血を試す対象の人物は、よそ者の自分になるに違いないとマーフィーを誘い屋敷から逃げ出そうとするが、事情が掴めないマーフィーは、詳しく話を聞くことに。

そんな中、アリーの屋敷にあるベッドルームへ入ると、それまで見たこともないような空間に安らぎを感じ、シャワーを浴びベッドに横になるクラーク。すると別の部屋から物音がするのが気になり、部屋に行ってみると侵入者が入り込んでいることに気がつくクラーク。

そのときキッチンで侵入してきた男に襲われるエモリ。助けを求める声に駆けつけたマーフィーとクラークによって侵入者を拘束することになるが、襲われたエモリは、その男を知っているかのような態度で、「自分が殺す。」と尋常ではない様子。

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そんなエモリの様子を心配するクラークが、話を聞くと昔、自分が変異体であることを理由に散々痛い目にあわされ虐待されてきた話をするエモリ。そして今日は、私が『死を司る者』だ、と侵入者の男を殺すしかないと語るのだった。

その後、その言葉を実行するかのごとく男を殴り殺そうとするエモリに、「彼の死が全員を救うなら?」と言いエモリを止めるクラークは、その男を人体実験の対象として施設に連れていくと、いよいよ禁断の人体実験が開始されるのであった。

そして、その様子をマーフィーと共に2階から見ていたエモリは、今までのことは全て芝居であり私の代わり人体実験をされる、ただの男よ。とマーフィーに明かすのでありました・・・。エンディング。

ハンドレッド シーズン4 第7話の感想

今までは漠然とした脅威としてしか感じていなかった放射能汚染を現実のものとして脅威に晒されてしまったわけですが、雨に打たれなかったらそれでいいの?みたいな疑問はさておき、どんどん緊張感が増してきた展開になりましたね。

戦争によって人が変わってしまうという経験をした彼らが、今度は生き残るためには他人を犠牲にしてでも・・・という考え方に向かっていく展開。アビーやクラークの行おうとしているのは、まさに『マウント・ウェザー』の住人達が生き残るために行ってきた行為と同じようなこと。

果たして、どうやってそれに気づくことが出来るのか?そして、その後の解決法は残されているのか? もしかすると、そのままかもしれませんが非常に楽しみな展開になってきましたね。

そんな中でも、闇に飲み込まれそうになっていたオクタヴィアは、イリアンと行動をともにすることで何かが変わり始めた様子。もしかしたら今後、新たに生まれ変わったオクタヴィアが救世主的な役割を担っていくになったりするのでしょうかね?楽しみです。

ということで、また新しいエピソードを楽しみながら見ていきたいと思います。それでは。