【ドラマ】フラッシュネタバレシーズン1 第17話「トリックスター」あらすじと感想

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今回のエピソードでは、現在の事件の合間に15年前の出来事がいくつかフラッシュバックされ、少しずつウェルズ博士の過去が明らかになります。そしてバリーは、トリック･スターという爆弾魔と戦うことで新たな能力が開花しますが、そのことによってウェルズ博士に対する疑心が確信に変わることに･･･。

フラッシュネタバレシーズン1 第17話あらすじ

ピクチャー・ニュースの記者、メイソンが行方不明になったことで、ウェルズ博士が母の死に何か絡んでるかも知れないと疑い始めたバリーは、ジョーと共に真実を探し始めていた。慎重に粘り強く調査を続ける事を約束する二人だったが、もはやウェルズ博士のことを疑いの目でしか見れないバリーは、博士に対してあたりがきつくなる。そんな中、20年前セントラル・シティを震撼させた連続爆破テロリスト「トリックスター」の模倣犯が現れ街を危険に陥れる。

新・旧トリック･スター

バリーとジョーは、新トリックスターを捕まえるためのヒントを得ようと、終身刑で刑務所に収監されている“初代トリックスター、ジェームズ・ジェシー”を訪ねた。バリーは、今回起きた事件に使われた爆弾の爆薬は、20年前あなたが使ったものと同じ構成だった話すと、新トリック・スターの映像を見せる。

心理分析医を会話だけで自殺させ特別な同房に囚われるジェームス
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ジェームズ・ジェシーは、新トリック・スターが同じ爆弾を使ったんだとしたら、自分の隠れ家を見つけたからに違いない、これ以上好きにやらせるなと言い隠れ家の場所を教えた。ジョーとバリーがすぐさま向かうとそこには元祖トリック・スターの物と思われる衣装などが多数あった。しかし隠し部屋の中にあった爆弾は全て奪われていたのである。

ジェーシーは、新トリック・スターが武器やコスチュームを持ち出し勝手に暴れまわっている事を知り大激怒「早く見つけろ」と言うと、ジョー達に盗まれた物の中に、セントラル・シティを吹き飛ばせるほどのデカイ爆弾があったことを話す。

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一方、アイリスは上司のメイソンが行方不明になったことで、何かの事件に巻き込まれたのではと心配してエディに相談するが、エディは休暇でも取ってるんじゃないかとあまりまじめに受け取らず、爆弾テロ事件が解決したら調べてみると伝えた。

疑心暗鬼

STARラボに戻り情報を集めるバリー達だったが、ウェルズ博士に向けて相変わらず反抗的な態度を取るバリー。見かねた博士が「アレン君、少し話せるかな？」と言うと、ジョーは気が気でない様子･･･。

博士：全部分かってるよ。君が何を考えてるのかね（怖っ）

バリ：何です？

博士：ジェームズ・ジェシーに会いに、アイアンハイツ刑務所に行って、父親を助けたい気持ちが強くなったんだろ？

バリ：ぇえ、そうなんです。実は母を殺した犯人が今も普通に暮らしていると思うと辛くて

博士：そうか、必ず一緒に捕まえよう約束だ。

バリ：感謝します。

博士：だが今は、被害が出る前にトリックスターのことに集中するべきだ。

腹の探りあいなのか、お互い無表情で話す二人。おい、そんなんじゃバレちゃうぞ！バリー。と思ったところでアイリスからフラッシュへ電話の助け船。「いつでも頼ってくれ」という博士に「話を聞いてくれて有難う」と言うが笑顔も見せずに、その場を出て行った。

陽動作戦

アイリスは、メイソンの件で誰も取り合ってくれないので、私の為に調べて欲しいと頼む。懲りずに会いにいってしまったフラッシュは、メイソンの件を探る事を約束してしまう。そこへシスコから、新トリックスターの新たな爆破予告がＵＰされたと連絡が入り、アイリスからＰＣを借りて動画を確認すると、トリックスターが爆弾を仕掛けたという場所に探しに向かった。

だがどこを探しても爆弾は見つからず、衛星からもキャッチできなかった。ウェルズ博士は、新トリックスターの陽動作戦に気付くと「爆弾騒ぎはフラッシュと警察を躍らせるのが狙いで、何か別の事を仕掛けるはずだ。私を信じろ！」というが、ウェルズ博士に反発するバリーはその忠告を無視して爆弾を探し続ける。

その後フラッシュは、設置場所を見つけることができたが、それは博士の看破した通り囮（トリック）であった。新トリックスターは警察の目が爆弾に集中している間に刑務所を襲撃。初代トリックスターを脱獄させるとバリーの父親ヘンリーを人質に取り刑務所から脱走した。新トリックスターはただの模倣犯ではなく、10年以上も前から初代トリックスターと繋がっていたのだった。更にジェームズ・ジェシーは新トリックスターが自分の息子であることを明かす。

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苦しみの中で

バリーは、博士の指示を聞かずまんまと騙されたうえ父親を人質に取られ、自分にできる事といえば母を殺したかも知れない男に父の運命を託すだけ。もう耐えられないと打ちひしがれる。ずっと一緒にいたのに博士の正体を見破れなかったことを悔いるバリーを、暖かく励ますジョーの言葉がいつものように心に響く。

「おまえは、いつも人のいい面を見ようとしてるんだ。俺は２５年間警察をやってるから、人の欠点や、嘘や、隠してる裏の顔ばかり見ようとする。俺もなりたいさ、おまえみたいにな。おまえの一番の力は、それだ。速さじゃない。ウェルズのせいでそれを失うな。あいつが、どうして、協力するのかはわからんが、力になってるのは、確かだろ」

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新たなテロ

新旧トリックスターは、ベローズ市長の資金集めのパーティーでホテルの従業員を装って毒を混ぜたシャンパンを配る。参加者に解毒剤が欲しければ口座の金を全てジェシーの口座に移せと脅した。すぐに駆けつけたフラッシュだが、初代を拘束している間に二代目トリックに爆弾を取り付けられてしまう。

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腕に装着された爆弾は、速度と連動したおり時速1000キロ以下になると爆発し外そうとしても爆発するというものだった。走り続けなければならなくなった大ピンチのフラッシュに、博士は空気と同じ周波数で体を振動させれば細胞がトランス状態になり壁を通り抜けることができ、爆弾は壁の反対側に取り残されるという、まさかの”壁すり抜けの術”を伝授する。

ここ一番、博士のアドバイスを受け入れたフラッシュは、細胞にスピードフォースを行き渡らせる事でタンクローリーをすり抜け爆弾を外すことに成功。パーティー会場に戻ると参加者に解毒剤を打ち新旧トリックを逮捕。囚われの父親も無事に救出すると、バリーはマスクを脱ぎ父に正体を明かしてスターラボに連れて行った。

「私にとっては、皆ヒーローだ。特にウエルズ博士、ありがとう息子に色々してくれて」「あなたの息子さんは、貴重な存在ですよ。どんな力を使ってでも、バリーの未来を守るつもりです」

身近な協力者が黒幕だと知らず博士に感謝してる父を見てバリーは複雑な心境に陥るが、真相を知るため良好な関係を保つことを決意する。一方、ジョーとバリーはエディにフラッシュの正体を明かすと、メイソン行方不明の件を話しアイリスが深入りしないように協力して欲しいと求めた。

エディは「メイソンは運命の人を見つけてブラジルに引っ越し１年ほどアマゾンを旅するらしい」とアイリスに嘘を付き信じ込ませる。

バリーはウェルズ博士が高速で走る感覚にやけに詳しかったことから、「ハリソン・ウェルズ=リバース・フラッシュ」と確信する。

ウェルズの過去

15年前――。未来からきたリバースフラッシュはバリーの母ノラを殺した後、タイムトラベルを可能にする能力源のスピードフォースを失い、元の時代に戻れなくなっていた。この時間から抜け出せないという事実に激憤したリバーススラッシュが覆面を取るとその下の素顔は、ウェルズ博士ではなかった。

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その当時、本来のウェルズ博士は、将来、最新鋭の研究施設（STARラボ）を作るという大きな夢を持ちながら、恋人のテスと幸せな毎日を送っていた。だが、その様子をじっと見ていたリバース・フラッシュは、ウェルズ博士の乗った車をわざと事故に逢わせる。

助けを求めるウェルズ博士に近寄り、自らをイオバード・ソーンと名乗ると「2020年、君と妻のテスは粒子加速器の稼働に成功し歴史を変えることになる。だが私の帰還のために予定を早めてもらう」そう言うと特殊な装置で自分とウェルズを繋ぎ、知識と外見を吸い取って成り代わる。本当のウェルズは急激に老化し、萎んだように死んでしまう。

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