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【ドラマ】フラッシュ ネタバレ シーズン1 第22話「ライバルの罠」 あらすじと感想

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エディを連れ去って以来、姿を消していたウェルズ博士の企みが、粒子加速器を再稼動させるためだったことがわかる。このままでは収容されている囚人達の命が危険にさらされると危惧するバリーは、囚人達の命か街の安全を取るのか苦渋の選択を迫られ、ついにダークサイドに足を踏み入れてしまう。

フラッシュ ネタバレ シーズン1 第22話 あらすじ

シスコは、ウェルズ博士がなぜ車椅子が必要なフリをしていたのか疑問に思い車椅子を調べてみると、街全体の電力をまかなえるほどの動力源が取り付けられていたのを発見する。リバース・フラッシュがフラッシュよりも速く走れたのは、その装置を自分自身の動力源にしていたからだと分る。

すると突然、壊れたはずの粒子加速器が再稼働を始め、ウェルズが直したことに気付いたバリー達は、博士がパイプラインの内部に潜んでいたことをようやく掴んだ。ジョーとシスコ、バリーは急いでパイプラインに向かったが、突如姿を見せたリバースは嘲笑うかのように走り去って姿を消した。

そして、博士が嫌がらせで解放していったショーナ(テレパシー女)が脱出を計ろうとして、ケイトリンに襲い掛かるが、危ないところでアイリスがショーナを殴り気絶させ再びパイプラインに収容する。その時、パイプラインの地下から助けを呼ぶ声が聞こえ、エディの救出に成功する。救出の際アイリスは落ちていた婚約指輪を見つけて、エディが連れ去られた夜、自分にプロポーズするつもりだったことを悟る。

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ウェルズが完成させていた筒状のエネルギー管により、壊れてた粒子加速器がフルチャージするまで後36時間…。このまま粒子加速器が起動すれば、パイプラインに閉じ込めているメタヒューマン達は黒焦げになってしまう。見殺しにはできないが、街の安全を考えると自由にできないバリーは、メタヒューマン達をオリバーの私設刑務所(リアン・ユー)に移送することを考える。

だが、秘密裏にメタ・ヒューマンを街から出すには警察内部の協力が必要で、ジョーがセシルにそれとなく移送護衛の協力を求めるも、「捕まりたくないならこの件から手を引け」と忠告され、切羽詰ったバリーは致し方なくキャプテン・ゴールドに助けを求めるが、交換条件として犯罪歴やこの世に存在する自分の全てのデータを消去しろと要求される。

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そんな要求など呑む気もないジョーは反対するが、バリーはスナートとの取引に応じてデータを消去してしまう。いよいよ移送の当日、STARラボ一行はスナートと妹のリサを護衛につけ、昏睡させた囚人達をシスコが改造したメタヒューマン無力化装置搭載のトラックに詰め込んで待ち合わせ場所の飛行試験場へと向かうが、目的地に着いたところでダンパーが不安定になり荷台の電力が弱まったため、能力を取り戻したメタヒューマン達がトラックから飛び出してしまう。

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天気使いのマードンが、到着したアーガスの飛行機を墜落させると、囚人たちが反撃に出て数の上で劣勢を強いられたフラッシュは、メタヒューマンの連続攻撃に倒れ、トドメを刺されそうになった所で、スナート兄妹が銃を突きつけその場は何とか治まった。

だが、スナートはメタヒューマンたちに恩を売ると彼らを逃がしてしまう。懸念どおり、スナートは最初から約束など守る気はなく、トラックに細工を仕掛けると、後はすべて計画通りだったのだ。

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まんまとスナートの策略に乗せられた結果、危険な囚人達を野外に放ってしまったことで自分の不甲斐なさを悔やむバリーは、オリバー(アロー)が目的を果たす為なら、どんな事でも恐れずにやる姿を見てきてたから、自分にも出来ると思ったんだ。だが、スナートを利用するつもりが逆に利用されただけだったとジョーに話す。

ジョーは「お前はアローじゃないし彼とはタイプが違う。悪党の命も大事に思ってやれるヒーローで、善悪の境界線を曖昧にしないのがお前で、アローとの違いだ」と励ますと、もう二度と闇に足を踏み入れるなと叱責する。

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一方、エディは救出されて以来ずっとアイリスを避けていた。自分への態度が変わったことを感じ取ったアイリスが、その理由をエディに問いただすと、ウェルズ博士に未来を見せられ、君は俺じゃなくバリーと結ばれると聞かされる。

納得のいかないアイリスは自分の未来は自分で決めるし愛してるのはエディだと言ったが、アイリスの気持ちがずっとバリーにある事に薄々勘づいていた事を認めたエディは、「悪いけど…俺を愛してるなら、終わりにしてくれ」とアイリスに別れを告げていた。

ヒーロー集結

遂に粒子加速器のチャージが完了し、堂々と正面からラボにやってきたウェルズと対峙するバリー。「何度も教えてやったろバリー。君に私は倒せない」

ニヤリと意地悪な笑みを浮かべ余裕たっぷりの博士だがその時、フラッシュの応援要請を受けていたアローとファイアストームが駆けつける。

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アローが電磁パルスの矢を放ちリバースのスピードを奪うが、地上戦での戦闘もなかなか強さを発揮するリバース。

電磁パルスの効力が切れると苦戦する3人だったが、ファイアストームとフラッシュの連携で高層ビルの上から回避不能な落下ダメージを与えると、上から落ちてきたリバースに最後はアローが矢を放ち仕留めることに成功した。続く

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フラッシュ ネタバレ シーズン1 第22話 感想

物語の終盤にきて、思いもよらないヒーロー集結のサプライズ。期待を裏切らない展開でめちゃ楽しめた。能力者同士の戦いの中、生身の人間のアローがどう敵うのか見所のひとつだった訳ですが、レイに作らせた電磁パルスを矢に仕込み相手の能力を封じるあたり、特殊能力はないけど優れた戦術と実戦経験で戦えるということをフラッシュで見せてくれたこともクロスオーバーならではの醍醐味でした。好きなキャラなのでアローだけでなくファイアストームまで参戦してくれたのは嬉しかったです。

憧れのオリバーのように、必要悪を許容し悪党も利用できると思っていた自分への過信を悔やむバリーを描くことで、ダークヒーローであるアローとの比較をストーリーに上手く絡めたところが良かった。太陽と闇、どちらの世界観も好きな私にとって、アローもフラッシュも甲乙つけ難い愛すべきヒーローなのだ。

キャプテンゴールドは、単発ゲストキャラだと思っていたら、準レギュラー扱いだったようで、どおりで登場回多かったんですね。今回は、もしかしてコイツけっこういいヤツ?と思わせといて、やっぱり信用ならん男でした!そこがまた良いんですけど。どこか憎めない悪役ポジションを確立し、キャスティングの良さも際立って出てくるごとに面白くなっていきます。

前回、バリーへの気持ちを認めたアイリスがどう答えを出すんだろ?って思ってましたが、地下で婚約指輪を拾ったとき、何も言わずとも、迷いを振り切りエディを選んだ瞬間が彼女の演技から感じ取れました。アイリスはあまり好きではないキャラでしたけど、人に誠実さを求める分、人に対して誠実でありたいと思う気持ちは一貫してるようで少し好感がもてました。

次回、最終回は「過去との決別 Fast Enough」。いよいよフラッシュvsリバースの直接対決が描かれると思いますが、バリーは真実に追いつく事が出来るのか?!非常に楽しみになってきました。