【ドラマ】フラッシュ ネタバレ シーズン3 第12話 「新たな決意」 あらすじと感想
今回のエピソードは、クライブ･ヨーキンという人の体や物体を手で触れるだけで急速に分解し、灰のようにしてしまうメタ・ヒューマンの事件と絡めてキッド・フラッシュの能力を高めようと奮闘しているチーム・ラボって感じのストーリーが中心に進んでいきますが、その中にアイリスが命を落としかねないことになってみたりと様々な出来事が起こるエピソードになっています。
フラッシュ ネタバレ シーズン3 第12話のあらすじ
プロローグ
まずは現時点でのキッド・フラッシュの実力を図るためでしょうか？ フラッシュ vs キッド・フラッシュというような感じで『かけっこ競争』からのスタートになりますが、それに対してチーム・フラッシュの面々はどちらに張るか？ あたかも競馬のレースでもしているかのように賭け事を楽しんじゃいます。
結果は先輩としての意地を見せたフラッシュが勝つのですが、今回のエピソードでは、フラッシュが勝った要因の１つでもある『すり抜けの術』が１つのキーワードにもなってきます。ちなみにチーム・フラッシュの勝敗は、HRの一人負け、という結果にｗ
ところ変わって、今度はあの時点での未来リストにも出てくる『ルイージの店』にて、死後8時間しか経過していないにも関わらず腐敗がひどく進んでしまっているシェフのホルツマンという男性の遺体が発見されたことで、バリー、ジョー、ジュリアンが現場検証をしているようす。
そして店の外には、少し表情が浮かない感じですが、ネタ探しをしているアイリスの姿が。
するとジョーが、セシルの娘のジョアニーがこの街に帰ってきているようなので、みんなで会わないか？と誘います。付き合ってまだ日が浅いのに展開的に早くないか？との心配もあるジョーですが、二人は心良く承諾し、後日ジッターズにて会うことに。
その後アイリスはスターラボにてバリーに、今の心境を語るを語るのです。
事件現場であった『ルイージの店』は、オーナーの話によると店を閉めた上で名前を変えて再開すると言っていたらしい。全部が現実になってる！と。何も変化していない今の現状がたまらなく怖いの！バリー。
バリーは「ジョーに話した方がいい」と言いますが、セシルとの付き合いで幸せそうなジョーの姿を見ると、心配させるようなことは言えない！というアイリス。
一方、遺体をスターラボに運んだジュリアンは、ケイトリンと一緒に遺体の検死をしようとするのですが、死後も腐敗が進んでいることに驚きを隠せない。
同じ頃、ウォーリーに『すり抜けの術』の訓練をしているバリー達ですが、なかなか体得することが出来ないウォーリー姿を見て、自分の指導法に考えを巡らしているバリー。すると、そこに事件の一報が。
メタ・ヒューマン ヨーキンの脅威
街ではクラブ歌手のフリオ・メンデスが、メタ・ヒューマンによって殺害されるという事件が起こるのですが、フリオ・メンデスの名前を聞いたバリーは、フラッシュ・ポイントでのことが蘇る。そして1人目の被害者・ホルツマンの ことを思い出してみると、二人とも警察官だったとこが判明。
ジュリアンは、早くすれば犯人のDNAを採取することができるかもしれない、とのことで早速フリオ・メンデスの遺体と自分をラボに運んでもらい検死することに。
ラボに戻ったジュリアンは再び、ケイトリンと一緒に検死作業を進めていくことになりますが、時間が迫っているなかでやらなくてはいけない作業だからか？ 途中ケイトリンに命令口調で言ってみたり、一人やった方が早いなどとまくしたてケイトリンをイラつかせます。DNAを採取することに成功するのですが・・・。
犯人のDNAには、ケイトリンにとっては見たことがないような要素が多く含まれていたため、ジュリアンに聞いてみると「メタの抜け殻で同じものを見たことがある。つまり犯人を生み出したのは、アルケミーであった自分だ。」とショクを受けるジュリアン。
一方、予定通りセシルの家族とジョーの家族がジッターズでご対面！ キッド・フラッシュとフラッシュ、どっちが本物のヒーローか？みたいなことを話していると、そこにDNAから採取した情報で犯人を割り出したジュリアンからの一報が入ります。すると時を同じくしてジッターズにも、その犯人・クライブ･ヨーキンが現れるのです。
狙いはジョー。「仲間と一緒に俺の人生を壊したろ？ 今度はそうはさせない」とフラッシュ・ポイントでのことを復讐しにやってきた様子。キッド・フラッシュの『両手旋風？』でヨーキンを吹き飛ばし、その場はなんとか事態は収まることになるのですが・・・。
告白
その後スターラボに戻りチーム・フラッシュの面々にヨーキンの能力について説明しているのですが、ヨーキンの狙いはジョーであることからバリーは、ジョーに「ヨーキンを捕まえるまではラボにいてくれ」と。
しかしジョーは、それを断り「セシルとジョアニーの様子を見に行く」という。するとアイリスが激怒。そして自分の未来のことをジョーに告げるのでした。
このシーン。未来の出来事については何度も触れられているので、書くのを迷いましたが、ジョーの悲しそうな表情など心情を思うと、非常に胸打つシーンだったので、アイリスの告白をそのまま書いておきます。
アイリス「正気なの? 狙われているのよ! ウォーリーたちがいなければ死者が出てた」
ジョー「もっと手強い敵とも戦ってきただろ」
アイリス「・・・目に涙をためるアイリス」
ジョー「何だ？」「アイリス、大丈夫さ、誰も死んだりしない」
アイリス「もうすぐ死ぬかも」
ジョー「もうすぐ？ 何の話だ？」
アイリス「パパも知るべきよ」
ジョー「何をだ？」
「スピードフォースに賢者の石を捨てた時、爆発が起きたの。それでバリーは未来に飛ばされた。そこで彼が見たものは、サビターの前に立つ自分と、そして・・・サビターに殺される私。」
「つまり、近い将来お前が死ぬってことか？」とジョー。
その後、ケイトリンとジュリアンを除くみんなは、その場を後にするが、その時ジュリアンは、ケイトリンに言ってはいけないことを口にしてしまうのです。
「ジョーを狙うメタは自分が作った」ということを他のみんなにも話さないと、と考えていたジュリアンに「あなたのせいではないわ」と言うケイトリン。しかし、それに対し「僕を庇うのは君が楽になるためだろ？」と。
ケイトリンは「あなたをチームに誘わなきゃよかった」と言い残し、その場を後にするのでした。
命の危機
その後、自宅に戻っていたアイリスは『ルイージの店』の記事を書こうとしているのですが、やはりどうしてもジョーのことが気になり電話をかけたりと落ち着かないようす。するとそこに、今度はアイリスを狙い、ヨーキンが自宅に現れるのです。
アイリスからの緊急信号により危険が迫っていることを知ったウォーリーはバリーには知らせずにアイリス救出に向かう。
その間、ヨーキンは「ジョーを殺すつもりだったが、ジョーを苦しめるなら娘のアイリスを殺す方が効果的だ」と言い、アイリスを殺そうとします。つまりは『死のタッチ』をしようとするのです。しかし、そこにウォーリーが駆けつけアイリスを救った・・・・・・かに思えましたが一瞬、ヨーキンの手がアイリスの手を触るのが早く、アイリスの腕はどんどん腐敗が進んでいってしまうことに。
その後スターラボにて治療を受けるのですが、心拍数は上昇、体温は40度まで上がり、さらに皮下組織まで腐敗が進み抗生物質も効かない状況。するとシスコが「バナナが熟すのを止める時には冷凍する」との例えからアイリスの腕を凍らせて時間を稼ぐことに。
しかしケイトリンは、それをするには「一定の温度で冷やし続けなければいけない。力を使い続ければ自分を見失ってしまう」ため、躊躇してしまう。
だがアイリスの「あなたを信じてる」との言葉、そしてジョーからの哀願によりケイトリンも決意したようです。
一方、自分1人で解決できると思い、バリーにも知らせなかった結果、アイリスの命が危機に晒されてしまったことに責任を感じるウォーリーは別の部屋へ行き落ち込んでしまいます。すると、そこへバリーがやってきます。
バリーは、君が悪いんじゃない。「僕がこの力を授かった時には、ある意味ツイてたんだ。2人のウェルズ。ジェイ、そしてゾロモンがいた。2人は悪人だったけど力の使い方をうまく教えてくれた。僕は君にうまく教えられていない。」
そして、今まではウォーリーの恵まれた素質に任せてきたけど、それじゃ教えたことにはならないと気づいたから、これからは、もっと君に刺激を与えて1人で成長できるように導くようにすると、そして今度は1人で戦っても勝てるようにね、言うのでした。
追跡
さて今は野放し状態になっているヨーキンをこのままにしておくわけにはいかない、次に誰が狙われるのかも分からない、とヨーキンの行方を追跡するヤバイ方法を考えついたHRとシスコ。
そのかなりヤバイ方法とは？
「今はこの宇宙では存在しないフラッシュ・ポイントにバイブすること」要は物理的？にはもはやなくなってしまっているフラッシュ・ポイントですが、それをバリーがイメージし想像することでバリーに触れるとシスコの力であったらバイブすることは可能だ、ということらしい。
そしてバイブして分かったことは？
ヨーキンが次のターゲットとして狙うのは、こちらの世界では探偵をしているローラ・ストーンという女性だということがわかったのです。
そこでジョーは、ローラという女性に話をしに向かい、ラボではヨーキンを倒すための方法を考えることに。
その後、ジュリアンが犯人のDNAを調べた結果、血液が細胞を攻撃していることが分かり、その逆の再生する血液を持っているスピードスターの血液を使うことで、ヨーキンの力を失わせることができるかもしれないということが分かるのでした。
ただその時、警告を知らせるアラームが鳴り響きます。アイリスの容態が悪化したもよう。そしてそれと同時にケイトリンがキラーフロスト化しつつような危険な状況に。
アイリスの腐敗が進みつつある中、頼りになるのはケイトリンの力。キラーフロスト化されてしまってはアイリスどころかケイトリンまで失ってしまうこことに。この状況を何とかしようとジュリアンがキラーフロスト化したケイトリンを必至に説得します。
「こんなの君じゃない。君はケイトリン・スノー。君の中で起きている闘いは僕も経験した。その時、僕は弱く抗いきれずに負けてしまった。そして大勢の人を苦しめた。だが君は違う。負けるはずない。君は僕なんかよりずっと強いたくましい女性だ。君なら勝てる。」と。
ジュリアンの言葉で自分を取り戻したケイトリン。再びアイリスの腕を冷やし始めるのでした。
初めての試み
一方、野放し状態となっているヨーキンですが、ジョーとローラが乗っている列車の反対側にある橋桁を触り、線路に大きなコンクリートの壁をつくるのです。その状況をいち早く気づいたジョーは警報でスターラボに危険が迫っていることを知らせるのです。
すぐさまバリーとウォーリーが出動。列車の前に立ちはだかります。乗客を全員列車から脱出させることもできない状況の中、バリーが取った作戦は『列車を高速で振動させ通り抜けさせる』というもの。バリーも今までやったことのない技だけに果たして成功なるか？ 失敗すれば崩れた橋桁に正面衝突してしまうこに。
結果、見事に電車を通り抜けさせることはできましたが、もはや限界に達してしまったバリー。こうなったら頼みの綱はウォーリーです。
現場に戻ってきたヨーキンを前にしたウォーリーに「君の血で奴の能力を無効化できる。奴を通り抜けるんだ」というバリー。結果、見後にこちらも成功しヨーキンの件は一件落着なのでした。
けれど気になるのはアイリスの容態でしたが、二人が戦っている間にジュリアンが『安定したヨーキンの血を使い解毒剤を作った』ようで数日は包帯が必要だけど、意識も戻り回復するとのこと。でメデタシ、メデタシ。
エンディング
さて、いつものようにイチャイチャしてるアイリスとバリーを尻目に、ウォーリーは1人、技の訓練中！ そしてリバース・フラッシュの技でもあった、『手、ブルブルカッター』を成功させるのです。ところがそんな時、いきなり次元の裂け目ができ、ジェシーがアース2からやってきたのです。
ジェシーはとても慌てている様子で、どうしたのか？をきくと『パパ（ウェルズ博士）がグロッドにさらわれたの！ ゴリラ・シティーに。』・・・。
フラッシュ ネタバレ シーズン3 第12話の感想
エピソード10で、あの時点での未来リストが出てきた後、個人的には、それらの出来事をどんどん変えていくんだろうなぁ～なんて思っていましたが、『ルイージの店』に関しては、成り行き任せって感じでしたね。このお店の未来を変える必要はないの？なんてちょっと思ってしまいましたが、リストにある全てを変えることはないということなんでしょうか？
まっ、それはさておきジョーが物悲しそうにしている時の表情って、今回のエピソードに限らず非常にこちらの涙を誘ってきますよね。今回もちょっとやられてしまいました。
それと気になるのはケイトリンとジュリアンの関係です。今までケイトリンの愛した男性は二人とも死んでしまっていますが、ジュリアンはどうなるんでしょう？ まだはっきりと付き合うことにはなっていないので現時点でアレコレ考えるもおかしな話ですが、ケイトリン好きの自分としてはちょっと気になる二人の今後です。
また最近ふと気になったんですけど、バリーをはじめとするスピードスターの能力っていうものはどういうものなのか？ なぜ物体をすり抜けたりすることができるのか？ なんていうことを知らない人もいるようなので、スピード・フォースとはなんぞや？みたいなことと併せていずれ書いてみたいと思います。
ということで、皆さん、良き動画ライフを！！
