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【ドラマ】フラッシュ ネタバレ シーズン3 第21話 「失われた記憶」 あらすじと残存した時間軸のバリー(サビター)について

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前回のエピソードでついにサビターの正体が残存した時間軸のバリーであることが分かりましたが、サビターは未来のバリーなわけだから記憶や体験といったものを全て共有している。だったらバリーの記憶をなくしちゃいいんじゃね?みたいな発想からバリーの新しい記憶の定着を止めようとするのですが・・・・。

ケイトリンなしでやってしまったもんだから、大失敗で、バリーの記憶が全て飛んでしまうことに・・・みたいなエピソード。

今回は、とりあえず簡易的にあらすじを追っていこうかと思いますが、残存した時間軸とは?ということで、残存した時間軸の解説っぽいことを感想の変わり最後、書いてみたいと思います。

フラッシュ ネタバレ シーズン3 第21話のあらすじ

プロローグ

前回のエピソードにてサビターの正体が未来のバリーであるというところまでOK! でも、それが残存した時間軸の未来のバリーという部分で混乱する人が多いから作られたシーンかもしれませんが、前回のエンディングの続きで『サビターバリー』と『バリー』が話をしているシーンからスタートとなります。

混乱

サビターバリーとの話が終わるとバリーはラボへ行き、チーム・フラッシュにサビターの正体は、残存した時間軸のバリーであったことを告げる。そこでジュリアンは、キラーフロストがなぜ?サビターを信用したのか?そして、シーズン3 第8話 「インベージョン!(Invasion!)」に出てきた未来のバリーからのメッセージ意味は?全てがつながり何故か嬉しそうなシスコw

そこで、よく分かっていないラボのみんなにシスコが説明をすることに。

曰く「4年後のフラッシュがサビターと戦うため、残存した時間軸の自分をつくる。サビターは1人生かし、それが彼になる。サビターを捕まえた後に、そいつが暴れだす。彼は過去へ遡ってサビターになるんだ。」

と、ひとしきり説明を終えた後、恐らくこのことに一番ショックを受けているバリーは一人その場をあとにし、別の場所にて物思いに耽ける。

そこへ心配そうに現れたアイリスではありますが、アイリス自身も自分を殺そうとしていたサビターの正体がバリーだったことに頭が混乱しているもよう。厳密に言うとバリーではないが、サビターバリーと同じように僕にも闇の部分がある。そのことによってサビターを生んでしまったのかもしれないと悩むバリー。

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失われた記憶

今度はそこに名案を思いついた!とのことで飛び込んでくるシスコ。
どうやらサビターバリーとバリーは記憶や体験を共有しているわけだから、バリーの新しい記憶の定着を止めてしまえば、こちらの動きや考えといったものがサビターバリーに知られることがなくなるのではないか?と考えたようです。

しかし脳の専門家であるケイトリン不在で行った大作戦は・・・見事に失敗! バリーは、新しい記憶だけでなく全ての記憶が消えてしまったのです。しかも自分がフラッシュであるということも・・・。

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すると、そんな最悪なタイミングでセシルから連絡が入り、何とっ!担当であった科学捜査官のバリーが証言する必要が出てきたとのこと。さあ、どうする?チーム・フラッシュ

そこで、とりあえず日常を体験というバリーの提案で、二人はジッターズへ。
そこで二人は他愛のない話をしているだけでなのですが、重荷を背負っていないバリーは屈託のない笑顔に溢れ、底抜けに明るくて・・・。

そんなバリーを見ているとアイリスも笑顔が溢れ、このままバリーが、何の重荷もなく明るく幸せそうな毎日を過ごせるのなら、記憶がこのまま戻らない方がバリーにとっては幸せなんじゃないか?と考えはじめるのです。

その後、裁判所に行く時間となり、バリーは一人で証言台に立つことになるわけですが、ジュリアンとシスコが『あんちょこ』がメガネ越しに見えるという対策用メガネを用意しており、その場を何とか切り抜けようと試みますが、またもや失敗!。ケイトリンなしじゃ役立たずといったジュリアンとシスコw

奇妙な共同作業

放火魔も釈放されてしまうし、再びの失敗に落胆しながらスターラボに戻ってくるジュリアンとシスコですが、その時キラーフロストがラボに現れバリーを元に戻したければ私の言うとおりにしなさいというのです。

その頃バリーはというと家に戻り、両親のこと、二人の出会いなど話をするのですが、アイリスはバリーが傷つかないよう優しい嘘でバリーの過去を話すのです。そして二人はキス。しかし二人がキスをした途端、バリーはいきなりスピード・スターとしての力が復活。

それで、どうなっているのか?ということで、ラボへ行くと、そこにはキラーフロストも、という展開へ。

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思わぬ提案

とりあえずバリーには席をはずしてもらうこととなりキラーフロストの話をきくと、どうやらサビターも記憶を失ってしまったらしい。そこでキラーフロストが記憶を取り戻す手伝いをするから協力し合おうという提案がなされるのです。

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この提案にはびっくりさせられますが、バリーの記憶を戻すということはサビターの記憶も戻すということにほかなりません。そして自分たちがサビター復活の手助けをするということにもなるのです。

それでも最終的にはキラーフロストの提案を受け入れ、バリーの記憶を取り戻すためにシスコ、ジュリアン、そしてキラーフロストの3人で作業をすることに。

そして、その作業の途中、シスコが昔の思い出話を語り、昔を懐かしんでいると一瞬、キラーフロストがケイトリンに戻る瞬間が垣間見れるのでした。

事件発生

その後、バリーの証言が失敗に終わってしまったことで釈放されたクーリッジがビルを放火するという事件が発生します。それを聞いたバリーは、記憶がなくても僕はヒーローだったんだろ? それに見殺しにすることなんかできないと言い、現場へ向かうのでした。

しかし現場に到着したものの、どうやって救助したら良いかも分からないバリー。そこで、キラーフロストとの共同作業で開発した装置で脳を刺激することに。けどそれでも記憶は戻らず。

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どうやら、残る問題は側頭葉へのアクセス。それには古い記憶を呼び覚まさなくてはいけないとのことで、アイリスがバリーに語りかけます。

「バリー、お願い、思い出して。両親が穏やかに亡くなったというのは嘘よ。殺されたの。それで私たちと暮らすことに。家に来たとき、あなたはショックで涙も出なかった。」

「その夜、遅くに私は音で目が覚めてベッドから起き出したの。その音は1階から聞こえてきてた。階段から覗くと、あなたがひとりで泣いてたの。そばにいなきゃと思った。となりに座るとあなたは、わたしのヒザに頭を。泣いてる間、ずっと抱いてたわ。」

「今思うとあれが、私たちが恋に落ちた夜だったのよ。あの時、お互いを必要としていると気づいたの。」

「あなたのつらい記憶や痛みを消してあげられたらと思う。だけど、それはできない。でもこれだけは分かるわ。つらい記憶の数だけいい記憶もある。だから生きられる。」

アイリスのその言葉に記憶が蘇ってくるバリー。するとサビターも記憶が蘇り、ウォーリーは力が復活することになるでした。その結果、火を消すことにも成功し、犯人確保となるのでした。

スピード・フォース・バズーカー

一方、少し割愛していましたが、トレイシーがいよいよ、チーム・フラッシュの秘策である『スピード・フォース・バズーカー』を完成させたのです。ただ、問題点があり、サビターを永遠に閉じ込めておくには、膨大なエネルギーが必要であるとのこと。一体そんなエネルギーはどこにあるっていうの?

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するとインベーションにて宇宙人が持ち込んだ赤く光る玉が中央にある装置みたいなものが映し出されるのです。しかし、そこには懐かしのキング・シャークも一緒に・・・・・・。

残存した時間軸とサビターバリー

残存した時間軸の自分を生み出すには?
自身が過去に戻り自分に会うことで作り出されるもの

サビターの正体
サビターの正体は、残存した時間軸の未来のバリーになりますが、シーズン2でズームとの戦いで生まれたバリーではなく、未来のバリーがサビターと戦うために生み出した分身バリーの生き残りの1人になります。
エピソード19の「8年後」において、未来のバリーが語っていましたね。サビターと戦う時に残存した時間軸の自分を何人も生み出しが、サビターによって全て消された、と。その際には触れられていなかったけど、実際には1人生き残ったものがいて、それが後にサビターとなったわけです。

サビターが先か、サビターバリーが先か
ここで問題が発生します。サビターに消されることなく生き残ったのがサビターバリーであるわけですから、それ以前にサビターが存在していないとおかしなことになってしまいます。けれどこれは、ジョーの言った卵が先か、ニワトリが先かという理論と同じになりますので、始まりも終わりもどうなのか不明ということになりますね。

サビターバリーは何故サビターになったのか?
エピソード19の「8年後」には誰も口にしていませんでしたけど、未来のバリーがサビターをスピード・フォースに閉じ込めた後、唯一生き残った分身バリーが暴れだすわけですが、それ以前には(未来の)バリーと分身バリーの2人がいたことになります。
けれど(未来の)バリーを始めとするチーム・フラッシュの面々は、本物のバリーがいることで、分身バリーを遠ざけてしまったわけです。それによって、分身バリーは全てを(未来の)バリーに奪われたという感情を抱くことになるわけですね。そして、その後過去へ行き、スピード・スターの神と自ら名乗り、それを神話化さていきながらバリーへの復讐を果たそうとしているという流れになります。

アイリスの死が何故必要なのか?
バリーの愛するアイリスを殺すことによってのみ、バリーはダークサイドの闇に落ちていくことになり、それによって何人もの分身バリーを生み出すわけですから、アイリスの死というものがないと、サビターは誕生しないということになるわけです。

バリーが自ら命を断ったらサビターは生まれない?
「原因と結果は複雑だ。エディは自ら命を断ったのに、ソーンはまだ存在してる。タイムトラベルの問題点だよ。繰り返すほどルールがなくなる。」とサビターバリーが言っておりますが、これを追求しだすと矛盾点に収拾がつかないことになりますね。
個人的には、タイムトラベルを繰り返すことで、予期せぬ不確定要素が加わり偶発的なものごと生まれてしまうのではないか?という風に考えることにしましたが。

ちなみに、残存した時間軸について書いたものは個人的な解釈になります。これが絶対に正しいかどかは分かりませんので、あしからず。