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【ドラマ】ハンドレッド シーズン4 第9話 「蘇生すべからず」 あらすじと感想

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ジャハにより発見された核シェルターを巡る争いが混迷を極める中、ベッカの施設ではレイヴンの脳に今までとは違う異変が起こり始めてしまう。そしてアルカディアでは生き延びるか?死を選ぶのか? それぞれの選択をめぐる事件が発生する。そしてイリアンと平安な暮らしをしているオクタヴィアは・・・という感じのエピソード。

ハンドレッド シーズン4 第9話のあらすじ

レイヴンの異変

前回、ジャハ達により核シェルターが発見されたことで、ベッカの施設は御用済みとばかりに今後5年間シェルターに必要なものを集めているマーフィー、エモリ、そしてレイヴン。ところが、レイヴンの脳に異常が出始めてる様子。それは今までの発作とは違いかなりリアリティ溢れるものであり、心の隅々まで知り尽くしているかのようなベッカの姿と言葉だったのです。

それは、「あなたはシェルターに入るつもりはない。クラークの言うとおりに動くつもりもない。」などの言葉。レイヴンもこれは本物ではないことを承知していはいるもののベッカによる言葉の巧みさにより、それらの言葉がどんどん現実味を帯びてきてしまうのです。

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さらに「コードがニューロンを急速に破壊しているのよ。痛みの中、惨めに最後を迎えるよりも打ち上げ用のスーツをスペースウォーク用に改良して最後には景色を楽しむほうがいいんじゃないの。」などと話しかけてくるのです。

スペースウォークと言えば、レイヴンにとってフィンとの思い出のあるもの。これによりレイヴンはベッカの言葉を現実のもと考え、宇宙で最後を迎えようとするのでした。果たして、これはどういった現象なのか?レイヴンはどうなってしまうのか・・・。

選択肢

一方、アルカディアでは、ある選択が行われていた。核シェルターで生き延びることを選ぶのか、あるいは生きることに固執せず、アルカディアで残り最後の日を迎えるという選択。アルカディアに残ることを選択したのはジャスパー、そしてハーパー他多くの住人も居た。

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当然ジャハは無理矢理でもアルカディアに残る選択をした住人を連れて行こうとするが、アークから地球へと送られた時には選択できなかった。しかし今、自分たちの生き方をどうするのか?選択することが出来る。とベラミーに言われると、彼らに選択を委ねることに。

もはや生きることを望まない人々を救うことは出来ないのだ。だがしかし、それでも諦めない人物が居た。モンティだ。彼は愛するハーパーと共に生き延びたい。一緒に居たいという思いからハーパーの考えが変わるまでアルカディアに残り説得を試みようとするのです。果たして、ハーパー、ジャスパーの気持ちを変えることは出来るのだろうか?

核シェルターを巡る争い

核シェルターへの移動がジャハを中心として行われている中、ケインとアビーはロアン拘束を企てる。核シェルターの存在を森の民・インドラも知っているからだ。それを後から知ったクラークはロアンに知らせようとするが、警告を発しただけで、ロアンを助けに来たエコーらによって捕らえられてしまう。

これにより氷の国と森の民を始めとする他の部族たちと核シェルターをめぐる戦争が勃発してしまう状況が作られてしまうわけだが、ロアンを助けようとしたクラークは拘束を解かれると、天敵同士である氷の国と森の国に和平協定を結ばせ、共に核シェルターに入るよう仲裁役をすることになる。

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しかし天敵同士であるロアンとインドラの会談は、互いが主張を曲げずに決裂してしまう。これにより戦争は避けられない一触即発の状況へと。そこでクラークは、最後の賭けに出る。全ての部族を束ね、共に生き延びるため、自分が闇の血であることを利用し総帥の座に就こうとするのだ。そして即位の時が訪れる。

即位の儀が開かれる為、各部族の長は神殿に集まりフレームキーパー・ガイアの進行で儀式が執り行われる。そしてフレームをクラークに埋め込もうとした時、ロアンが異議を申し立てる。クラークの闇い血の秘密を全て知っているからだ。

そしてアビーを連れてきて、クラークの闇の血が科学の力によって作り出されたものだと告白させると、即位の儀は中止となるがプライムファイアが数日後に迫っている今、ロアンが1つの提案を出す。

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それは、各部族から戦士を1人選び、その勝者が核シェルターに入るというものだった。この提案にインドラを始めとする全ての部族が合意し、各部族の選ばれた戦士が闘うことが決まるのだった。

戦士の定め

一方、イリアンの村で一緒に静かな生活をし暮らしていたオクタヴィアは、自分がスカイリーパーであることが村の住人にバレてしまう。何とか誤魔化そうとするオクタヴィアではあったが、戦いは避けられないと悟った彼女は、襲ってきた3人を殺し、「これが私よ」をイリアンに言い残し村を後にする。

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そして、各部族の選抜戦士が戦うことが決まったポリスの地に相棒『ヘリウス』と共に現れたオクタヴィアなのであった・・・エンディング。

ハンドレッド シーズン4 第9話の感想

結局、部族間の対立というのは、クラークをもってしても止めることはできなかったわけですね。いよいよ代理戦争みたいな形で次回のエピソードは進められていくことになるんでしょうか? オクタヴィアも戻ってきたことですし。

けど、オクタヴィアが戻ってきたということは、師であるインドラあるいは森の民から選ばれる戦士とも戦うことになるわけですよね。どうなってしまうんだろう?展開が楽しみ。

またレイヴンの異変はどうなっているんでしょうね。今までの単なる発作とは違い、ベッカに操られてしまっているような印象を受けるのですが、単なる発作的な何かなんでしょうか? それとも他の要因によるものなんでしょうか? こちらも先の展開が楽しみになってきました。

さらにジャスパーとハーパーは戦うことに疲れてしまい死を選んだわけですけど、果たしてこのまま死を待つことになるんでしょうかね。モンティが残っているから、何とか思いとどまるような気はしますが、果たして死を選んだ全員を納得させることはできるのかな? こちらもモンティの活躍が見逃せない感じですね。

ということで、気がつけばエピソードも後半に突入。これからどんどん盛り上がってくるかと思いますので、引き続き次のエピソードも楽しんで見ていきたいと思います。それでは。