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【ドラマ】フラッシュ ネタバレ シーズン1 第11話「過去の亡霊」 あらすじと感想

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今回のエピソードでは、以前STARラボの研究員だった男が、復讐のためウェルズ博士の前に現れる。博士の秘密を知ってるという男の出現で、博士とバリー、シスコ、ケイトリンとの間に亀裂が生じることになります。一方、アイリスは長年の夢が叶い、ピクチャー・ニュースという新聞社に記者として採用され喜んでいたが、ベテラン記者メイソンと組まされたため、出番が少なくがっかりするという感じのエピソード。

フラッシュ ネタバレ シーズン1 第11話 あらすじ

冒頭、ウェルズ博士。贅沢な暮らしぶりがうかがえる豪邸で、当たり前のように車椅子から降り、オペラを聞きながらグラス片手に優雅な時間を過ごしていると、携帯にかかってくる謎の電話。その電話の主が「隠し通せると思うなよ。報いを受ける時がきた」といった直後、天井の窓ガラスが粉々になり降り注ぐ。

危ない!って思った瞬間・・・しれっと高速移動で難を逃れる博士。へっ!?あなたいつから高速に?もうリバース・フラッシュ確定でしょ。いやそれじゃつじつま合わないし・・・って詳細はまだ謎ですが。

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天才科学者

翌日、現場検証のためウェルズ博士の自宅にやってきたバリーとジョーたち警察。エディは、歩けない男にガラス片が降り注いだのにかすり傷ひとつないことを不思議に思う。ウェルズ博士は犯人を知っていると言うと、STARラボに勤めていた科学者「ハートリー・ラサウェイ」のことを話し出す。

ウェルズをして「彼なしでは、粒子加速器は完成しなかった」と言わしめる程の才能を持っていたが、「選ばれし男」と自称し、シスコから「クソ野郎」と呼ばれるほど傲慢な性格で、人付き合いが苦手であった。

博士のお気に入りであったが、1年前意見の相違がありラボを去ったという。将来は祖父が創業したラサウェイ産業を継ぐはずだったが、その事を両親に明かしたことで勘当され、それ以来両親とは絶縁状態にあった。

その頃、ハートリーが音波を出力する手袋を使いラサウェイ産業を襲撃。フラッシュが捕まえSTARラボの刑務所に入れたが、ウェルズの秘密を知っていると言う彼の言葉に動揺する。

ハートリーは、事故の影響でメタヒューマンとなるが、その代償として毎日ひどい耳鳴りに襲われるようになった。特殊な補聴器を両耳に着けることでそれを緩和しているが、こんな身体にされてしまったと博士に対して強烈な恨みを持っていたのだった。

博士の告白

ウェルズ博士は、粒子加速器の事故の一年ほど前、ハートリーから「粒子加速器が爆発する可能性がある」と指摘されていた。100%ではなかったが、データーにはリスクがあることを示していた。だが「稼動に成功すれば人類に知識と可能性が広がる」だからそんな指摘に邪魔されるわけにはいかなかったと話す。

真実を告白し、みんなに隠していたことを謝罪するが、ケイトリン、シスコ、バリーは受け入れることができず、信頼を裏切った博士を強く非難する。

脱走

翌日、シスコ達がいつものようにラボで仕事をしていると警報が鳴り響きハートリーが牢から脱走。シスコはすぐに牢へ向かうが、ハートリーが補聴器に仕掛けた爆弾で吹きとばされ意識を失ってしまう。隠し部屋にいたウェルズ博士も警報を聞き、しれっと高速で牢に向うがその途中で倒れこんでしまう。

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実は、ハートリーの武器はビルを一撃で粉々にするくらいの威力があったが、STARラボに侵入するためわざと騒動を起こしていた。フラッシュの身体の周波数を分析するのに必要な分子データを盗むのが狙いで、データーを抜き取るとSTARラボから逃げ出した。

信頼回復

じつは博士の告白には、バリー達に話してない続きがあった。ハートリーは「粒子加速器の爆発」を世間に公表しようとしたことで、一方的にスターラボから追放され、もしひと言でも根拠のない告発をすればキャリアを潰すと博士から脅されていたのだった。

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「私が償うまで彼は止まらないだろう」と言って博士は記者会見を開き、粒子加速器の事故は偶然が重なり起きたもので予測不可能だったとされていたが、粒子加速器の事故を指摘した人物がいたと話す。事故が起きたのは警告を無視した自分の責任だと公の場で認めることで、失った信頼を取り戻そうとする。

愛弟子との対決

記者会見の後、ラサウェイが通信をしてきて、博士とフラッシュに戦いを挑むと、音波を操りラッシュアワーの人々を攻撃し始める。地震の音波を辿ってフラッシュが現場へ行くと、ラサウェイは盗んだ情報からバリーの分子と周波数を解析し、それを利用して器官にダメージを与えフラッシュを倒そうとする。

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ピンチに陥るフラッシュだったが、ウェルズは衛星ラジオをハッキングし、周囲の車のラジオから大量の周波数を流してラサウェイの武器を破壊させた。ハートリーは再びSTARラボの刑務所へ収監されることに。

後日様子を見に来たシスコに「粒子加速器の事故の日、ロニーの身に起きたことを知っていて、ロニーの居場所を知っている」とほのめかしラボから出すよう唆すのだった。

一方、警察署では再びウェルズ博士に疑念を抱きはじめたジョーが、秘密裏でエディにウェルズ博士の家を調べるよう指示していたが、何も出てこなかったとエディは言う。ジョーは引き続き調査を進めるよう指示をした。

隠し部屋

ウェルズは例の隠し部屋で、速度エネルギーを得るため胸にタキオン装置を付けスピードフォースを吸収していた。マーキューリラボから奪ったタキオンはスピードがコントロールできず安定しない。博士は"ギデオン”にどうせ一時的なものだった、本当の勝負はこれからだと意味不明の言葉を残し・・・続く。

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フラッシュ ネタバレ シーズン1 第11話 感想

冒頭にも書きましたけど、博士いきなり高速で動いてましたね。でも長続きしないのはタキオンからスピードフォースを吸収してるからとまで分かったのですが、じゃあやっぱりリバースフラッシュの正体って博士?

でも同じ場所でリバースに殴られてたんで、それだとおかしいんだよね。タキオンを盗んだ(盗ませた)のは、ただ単に能力が欲しかったとは思えないんですが・・・まだまだ謎です。

ハートリーは物凄く嫌な奴でしたけど、倫理的にはマトモでしたよね。ハートリーに償うフリして記者会見を開き(今は誠実になったというアピールに変えただけ)、実はラボの仲間やその周辺の人達に勇気ある行動だったと感動させ信頼回復させるために、自分を利用したことをちゃんと見抜いてました。

そしてハートリーが嫌いなあまり、博士の外道ぶりにまったく気付かない、バリーと愉快な仲間たちは、ラストで「もう信頼は取り戻しましたよ!」とか、あっさりしすぎじゃね?その点、ジョーはさすが!!すでに探りを入れてました。頼りになるよな。

今回、ハートリーというウェルズの敵が現れ段々真相に近づいてきましたが、そのハートリーはロニーについて知っている事を匂わせ、色々仕掛けが多すぎて頭がゴチャゴチャして終わってしまうというエピソードになりました。