【ドラマ】スーパーガール ネタバレ シーズン1 第11話 「マーシャン・マンハンター」 あらすじと感想
今回のエピソードは、宇宙人に対して脅威を感じ敵であるという認識すら持つミランダ・クレインという名の上院議員が『マーシャン・マンハンター』と呼ばれる宇宙人に誘拐されてしまったり、その宇宙人の出現によりハンク長官の火星でのツライ体験が蘇ってきたりカーラがキャットの代わりに書いた手紙により一騒動巻き起こったりといった感じのエピソード。
スーパーガール ネタバレ シーズン1 第11話のあらすじ
プロローグ
冒頭、キャンプを楽しんでいたところを山火事が襲い逃げ場を失っていた家族を救うスーパーガールの映像のバックに、ある手紙の内容が読み上げられているシーンからのスタート。その手紙の内容を書き出しておきますと。
人は皆、過ちを犯し後悔する。過去に戻りやり直したいと。
あなたを手放して後悔してるわ。そのせいで、どれほどあなたを傷つけたことか。
でも、もしよければ関係を修復したいの。簡単なことではないでしょうけど・・・。
でも、人生は短い。だから考えてみて。家族は何より大切よ。
愛を込めて 母より。
アダム・フォスター
翌日の朝、いつもようにキャットのラテと朝食をテイクアウトしていると、ある1人のきさくな男性が声をかけてきてキャットのことを何やら興味深そうにか聞かれるカーラ。その時「噂を真に受けず自分で判断すれば」と答えたからか分かりませんが、朝のミーティングが終わったカーラとキャットがオフィスに戻ると、先ほどの男性が立っていたのです。
不審者が侵入したかと思い、警備員を呼ぼうとするカーラでしたが、キャットは、その男性を知っているようで恐る恐る声をかけます。「アダム?」
そう!そこに立っていたのはキャットの1番目の息子であるアダム・フォスターだったのです。(参考:第8話 キャットのCEO辞任のくだり)
長年、会ってもいなかった息子の訪問にとまどいを見せるキャットでしたが、理由を尋ねてみると「手紙をもらったから」との返事。キャットはアダムに手紙を書いてはいませんでしたが、その場は話を合わせ食事をする約束をするのでした。
もう分かりきっていることですが、アダムに手紙を送った主は、カーラであり冒頭シーンで読み上げられた手紙は、キャットとしてカーラがアダムに送った手紙の内容だったのです。
そしていつもの「キーラ!」とカーラを呼び理由を聞くと、
キャットがアダム宛ての手紙を、何度も書きかけては捨てていたのを知っていたため代わりに仕上げて投函したのだと。
それを聞いたキャットは、そのお節介ぶりに『激おこ』ですぐにクビを宣告しますが、「私の母はもう死んだのでやり直せませんが、ボスはまだ間に合うじゃありませんか。アダムを手放したことを後悔してますよね。きっと自分では手紙を出せず時間だけが過ぎていく。つらい過去に向き合う時は人に頼ると楽です。」
カーラにしては珍しく声を荒げキャットを説得するのです。キャットとアダムの関係修復のために、必死に説得するカーラの姿に、それを受け入れディナーを予約するように、とカーラに指示を出すキャットなのでした。
ホワイト・マーシャン
一方、クレイン上院議員の宇宙人排斥集会が開かれ多くの賛同する人たちが集まっている中、朝の社内ミーティングで自ら志願して取材にやってきたジェームズの姿もあります。
集会ではクレイン議員が聴衆の皆に向け「宇宙人や地球外生命体は、赤いマントを着けていても我々にとって脅威であり、自由と命を脅かす。」などと演説を繰り広げていると突然、宇宙人に襲われ会場は大パニック。
予め警備のため現場に来ていたDEOは、すぐさま宇宙人の捕獲へと動きますが、その宇宙人の姿を見た瞬間、ハンク長官は、火星にいた頃のフラッシュバックがあり動けなくなってしまいます。
ジェームズから連絡を受けたスーパーガールが駆けつけ、クレイン議員が連れ去られたかと思われましたが、忽然とどこかに姿をくらましてしまう謎の宇宙人なのでした。
謎の宇宙人の狙いがクレイン議員である可能性もあることから、クレイン議員をDEO本部へと連れて行き保護することに。
そして現場で様子がおかしかったハンク長官にアレックスが、謎の宇宙人は何者ですか?と聞くと『ホワイト・マーシャン』という火星人ではありますが、ハンク長官(グリーン・マーシャン)とは違う種族だということを知らされます。
元々は火星の地底に住んでいた『ホワイト・マーシャン』は、マグマと共に地上に現れ『グリーン・マーシャン』を焼き尽くし迫害したのでした。そしてハンク長官とその種族を滅ぼす為に執念を燃やしていたホワイト・マーシャンは、『ロード・テクノジー社』への潜入捜査を行った際に能力を使ったことでテレパシーを感じ取りジョン・ジョーンズ(ハンク長官)をおびき出すためにやってきたのです。
そして、ハンク長官が能力を使ってしまうことで『ホワイト・マーシャン』に正体がバレてしまうのを避ける為、スーパーガールに『ホワイト・マーシャン』の捕獲を依頼するのでした。ただ、それだけではなくハンク長官は『ホワイト・マーシャン』に対しただならぬ恐怖を抱いているような雰囲気も見受けられるのでした。
一旦、会社に戻り宇宙人排斥集会でジャームズが撮影した写真を確認していると『ホワイト・マーシャン』と同じくスーパーガールが助けた後のクレイン議員も目が光っていることからすぐにアレックスへ連絡し、カーラもDEOへ急行します。
同じ頃、クレイン議員に変身した『ホワイト・マーシャン』は、ハンク長官に、ここの組織に宇宙人のスパイがいるという噂があるため内部調査をしたほうがいいのでは?との提案をしていたのです。そして即刻、宇宙人のスパイを見つけ出して!というクレイン議員。
すると、ハンク長官からは見える位置にカーラからの連絡を受けたアレックスが銃を持ち、アイコンタクト。そこから戦闘開始となりますが、ホワイト・マーシャンの圧倒的な戦闘能力でDEO内部をかき乱されてしまいます。
スーパーガールが駆けつけると被害を最小限度に抑えることは出来ましたが、ホワイト・マーシャンは、またもやどこかへ消え去ってしまうのでした。後を追っていたスーパーガールは、キャットからの呼び出しですぐさま会社へもどることに。
火星での出来事
今回のことでハンク長官は自分のミスで、そして自分の戦いであるのに部下を死なせてしまったことにひどく責任を感じていたのです。そこでアレックスが慰め励ましているとハンク長官は火星での出来事を語りだします。
「火星にいるときにも今と同じように仲間はいた。我々は反撃したが、それは壮絶な戦いだった。ホワイト・マーシャンは戦争前から地下に兵器を仕込んでいた。炎のトラップだ。圧倒的な技術で戦い方も残忍だった。その結果我々は敗れて収容所に。」
「私は家族を守るつもりだった。『皆で生き残る』と。だが収容所に着くとすぐ女子供を連れ去り、男は強制労働。それ以外の者は焼かれた。私の妻と娘たちも焼き殺された。」
「その後、私は脱走し生き延びた。恥ずかしいことだ。家族の悲鳴が忘れられん。」
と、涙ながら語るジョン。
それに対しアレックスは、「生き延びるのは恥じゃない。あなたの家族が生きていたら誇らしいでしょ?」と。
そこで、ジョンは同じヤツに部下も家族を殺された。もうこれ以上ヤツの好きにはさせん!と覚悟を決めるのでした。
親子の絆
一方のキャットとアダム。
赤ん坊のとき以来会うこともなかった息子とのディナーを前に緊張している様子のキャット。そんな様子を見ると、『本心を話すべき』『私だったら今は幸せ?と聞かれたいし、聞いてみたい』『昔に戻れたら別の道を選ぶのか正直に答えてもらいたい』などとアドバイスをするカーラ。
しかし、いざ息子とのディナーとなると、せっかくのアドバイスも忘れてしまったのか自分のことばかり話してしまうキャット。アダムは、自分とやり直したいのかと思ってきたのに、自分のことばかりのキャットに失望し席を立ってしまうのでした。
その後、キャットはディナーがうまくいかなかったことで、カーラを呼び出し八つ当たりをしてしまいますが、本心ではまた再びアダムを失ってしまうのではないか?という恐怖と悲しみ。そしてカーラに頼りたいところあったのです。そんなキャットの気持ちを理解していたカーラは、さっそくアダムの元へとんでいき、改めて2人を引き合わせることに。
そしてアダムの要望もあり3人で会うと、最初はぎこちない感じの2人でしたがカーラの助けもあり互いに本音をぶつけ分かり合えるようになったのでした。
分かれ道
その頃DEOでは、アレックスが銃で撃った際にちぎれた『ホワイト・マーシャンの指』から居場所を探ろうするハンク長官ですが、ヤツを真っ二つに引き裂き砂漠に葬ってやると怒りに任せた行動をしようとしています。
アレックスは、殺さずにみんなで捕獲するべき、あなたは名誉を重んじる人。その名誉を捨てる気ですか? と必死に説得にあたりますが、もう関係ないと言い放つハンク長官。
その後、『ホワイト・マーシャン』が下水道に身を潜めていることをテレパシーで感じ取り、早速乗り込むことに。
すると部下を連れたアレックスがクレイン議員を発見し、ハンク長官に連絡をとると、この頃本物のクレイン議員を発見したハンク長官。その直後アレックスの部下たちは皆あっという間にやられてしまい、人質としてアレックスは捕まってしまいます。
DEO本部に一旦戻ったハンク長官は、アレックスを救うため、テレパシーを使い『ホワイト・マーシャン』に連絡を取り正体を明かし死を覚悟します。自分が死ぬことで『グリーン・マーシャン』は滅びるため、『ホワイト・マーシャン』の目的が達成となりアレックスが助かることに繋がるからでした。
しかし戦うことよりも死を選ぼうとするハンク長官にスーパーガールは、「あなたも戦って!死を選ぶのは生き延びることよりずっと簡単なのよ!死の誘惑に負けないで。生きて戦って」と喝を入れるのですが、「最後の一人として生き残るのに疲れた。これが私の運命だ。アレックスを助けて同胞の元へ帰るよ。家族の元へ。」といって『ホワイト・マーシャン』の待つ場所へ。
そして、『ホワイト・マーシャン』を前に自らのクビを差し出すハンク長官でしたが、そこにスーパーガールがやってきて、それを阻止。
その後は三つ巴の戦いとなり、スーパーガールの活躍で勝利することができますが、突然ジョンは、スーパーガールにクリプトナイトの手錠をかけてしまいます。どうやらジョンは家族や同胞の恨みを晴らすべく『ホワイト・マーシャン』を殺すつもりのようです。
しかしスーパーガールの「私も全部なくした。家族も。心に穴が開いた感じよ。でも穴に飲み込まれず穴を埋めるため戦うの。自分を見失わないで。悪に負けたことになる。魂をなくせば気高い火星人は滅びる」との言葉になんとか殺すことを踏みとどまるジョン・ジョーンズなのでした。
その後『ホワイト・マーシャン』をDEOにて捕獲すると、ハンク長官は次の言葉をアレックスとスーパーガールに投げかけます。
「私の娘たちの名前は、キムとターニャだ。代わりではないが、君たちを娘同然に思っている」と。
エンディング
そして、スーパーガール、DEOに命を救われたクレイン議員は、それまでの宇宙人排斥論者という立場をひるがえし全ての宇宙人が脅威であるというわけではない、との記者会見をするのでした。
またカーラの仲添によって心を通わせることのできたキャットとアダムですが、気軽にランチの約束をするほどの距離感に。そしてカーラのことを気に入っているアダムはカーラのことをデートに誘うのです。うれしそうなカーラw
そのことを家に帰るとアレックスに相談していると、目を疑うようなテレビニュースに釘付けになってしまいます。なんとそこに映っていたるのはスーパーガールで車を投げたりしている映像が映し出されていたのでした・・・エンディング。
スーパーガール ネタバレ シーズン1 第11話の感想
今回のキャット様は、いつもと違うキャット様がみられてちょっと面白かった。カーラとキャットの立ち位置がなんか逆になってる、みたいな。しかも、カーラを呼び出し八つ当たりをした後の、「カーラ・・・」というひと言が色んな意味が含まれているような気がして個人的にツボってしまいました。
また今回の主役は何と言ってもハンク長官ですね。火星であんなにツライ事があっただなんて、ハンク長官の涙を見て、ちょっともらい泣きしてしまいました。けど、エンディングあたりで『ホワイト・マーシャン』を捕獲したときもいっていましたけど、ジョン・ジョーンズという『グリーン・マーシャン』がいる限りまた襲ってきたりするんですかね?
もし仮に一斉に攻めてこられたら、【グリーン・マーシャン】のみならず地球人までも絶滅してしまうんじゃないかという気がしますが、今後どうなんだろう? また出てくるんですかね? そしたら今度は全面戦争ですよね、きっと。ヤツラがいるかぎり繰り返される可能性があるわけですから。
それはそうと、アダム・フォスター(ブレイク・ジェンナー)がゲスト出演って感じで出ておりましたけど、この頃にはカーラ(メリッサ・ベノイスト)とは、すでに離婚していたんですかね?それともラブラブ真っ最中だったんですかね? 内容とは全然会計ないけど、ちょっとだけ気になってしまったw