動画廃人

海外ドラマをネタバレであらすじと感想記事を主に書いてます。。

絶対におすすめしたい海外ドラマ20選

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動画配信サービスが市民権を得てからというもの我が家ではHuluから始まりU-NEXTへ一時期乗り換えをし、現在はウォーキングデッド(WalkingDead)がリアルタイム配信されている時にはHulu、それ以外の時期にはNetflixを利用しているんですが、もう寝不足必死の海外ドラマがたくさんありすぎて困ってしまってます。

ですんで今まで視聴してきた中で面白かったり感動したり泣けるような海外ドラマをまとめてみようかと思います。最初はランキング形式にしようかとも考えたんですけど、そもそも全てが面白いので新旧ランダムでおすすめの海外ドラマをまとめておきたいと思います。

1.プリズン・ブレイク(Prison Break)

プリズン・ブレイク(Prison Break)

【あらすじ】

副大統領の弟を射殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けたリンカーン・バローズ。主人公マイケル・スコフィールドは兄リンカーンの無実を信じ、刑執行から救い出すために綿密な計画を備え、自身の体に刑務所の設計図を模したタトゥーをいれる。

銀行強盗を犯し、目論見通り実刑が確定したマイケルは、リンカーンが収容され、また自身が設計に携わった重警備のフォックスリバー刑務所への収監を希望。兄弟での脱獄を企てる。

【感想レビュー】

初めてプリズン・ブレイクを観た時の衝撃ったら今でも忘れもしないって感じだったんですが、我が家が海外ドラマにハマったきっかけとなったのが、このプリズン・ブレイクなんですよね。こんな物語の展開は日本のドラマなんかじゃ絶対に発想自体生まれてこないだろーみたいな。主人公のマイケル天才!マジ天才!あんな頭脳、どうやったら手に入るんだろうって感じです。

もうとにかくハマりまくりで当時は動画配信サービスを利用していなかったので、そりゃもう毎日TSUTAYA(ツタヤ)に通いましたよ!

しかも「今日は2本までしか観ないようにしようね。」なんて言っていたのに、どうしても続きが気になって、その日の内の深夜、再びツタヤに足を運ぶことになったり。さらには、いつも行っていたツタヤで『貸出中』になっていたりすると他の店舗にまで足を伸ばしてレンタルしてみたりと、しばらく我が家はプリズンブレイク祭りでございました。

もうそれくらいに面白い!絶対におすすめの1本です。マイケルカッコイイし(俳優としてブレイク後、カミングアウトしてましたけどね)。そういえば2017年の夏頃にはシーズン5が配信決定しているそうなので、またもやしばらくぶりに我が家ではプリズン・ブレイク祭りが始まることになりそうです。

プリズン・ブレイク(Prison Break)は、HuluNetflixで観れます。

2.ウォーキング・デッド(Walking Dead)

ウォーキング・デッド

【あらすじ】

ゾンビによる世界の終末を迎えた後の物語であり、荒廃したアメリカ合衆国で安住の地を求めてウォーカーの集団から逃れつつ旅をする少人数のグループを描く。ウォーカーとはあらゆる生き物をむさぼり食う動く死人で、人間は脳が無事なまま死亡するとほぼ確実にウォーカーになってしまう。ウォーカーの群れ、事故、そして生存者による略奪など、敵意に満ちた世界で日々直面する試練にもめげず、グループが人間性を保とうと奮闘するジレンマが主に描かれる。

【感想レビュー】

一番最初にウォーキング・デッド(Walking Dead)を観たきっかけは義理の兄が「ウォーキング・デッドって面白いぜ!観てみぃ」って言われたからなんですが、これがまたすこぶる面白かったのでシーズン1を途中まで観た時点ですっかりハマりまくりん!状態でございました。

「ウォーキング・デッドってどんなドラマ?」って聞いたら「ん?ゾンビ映画みたいなもんだよ」って聞かされていたんですが、これがままたゾンビ映画なんていうシロモンっじゃない!ゾンビはたまたま引っ掛け材料みたいなもんで、混沌とした絶望しかない世界でなんとか希望を見出そうと必至に生き抜く姿が描かれていて個人的にドンピシャ!って感じ。

そして希望をやっと見出したかのように見えても過酷な試練が次から次へと襲ってきて再び希望の光を失いかける・・・みたいな。けれど、仲間というものを非常に大事にして仲間のためなら命すら捧げようとするもの、仲間を裏切るもの、それぞれの生き様が描かれているんですよ。もうとにかく今、日本で一番の知名度を誇っているくらいに面白い海外ドラマですので是非ともご覧になってみてくださいませ。

ウォーキング・デッド(Walking Dead)は、Huludtvで観れます。

3.フィアー・ザ・ウォーキング・デッド(Fear the Walking Dead)

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド(Fear the Walking Dead)

【あらすじ】

いわずとしれず『ウォーキング・デッド』のスピンオフドラマ。 ロサンゼルスで暮らすシングルマザーのマディソンと、彼女の年頃の子どもたちと共に同棲を始めたパートナーのトラヴィス。ある日、マディソンの息子ニックは、薬物常用者のたまり場である廃虚の教会で、“友人が人を食べている姿”を目撃…!クスリによる幻覚と周囲は耳を貸さなかったものの、トラビヴィスは彼の言葉にある“信憑性”を見出していくことに。そして迎える、思いもよらない終末世界の始まり…。果たして、彼らはこの脅威の道のりを生き延びることができるのか…!?

【感想レビュー】

色々と賛否両論ある今作ですが、本家とは全く別物として観るぶんには面白い作品の部類に入るのではないでしょうか? ですが、スピンオフのドラマを制作するのであれば、以下に紹介する『ベター・コール・ソウル』のように本家の主な登場人物の過去を深く掘り下げたものをやってほしかったというのが本音。

また本家とは全く時間軸が異なるので、ゾンビをやたらめったら撃ち殺すぜっ!シューティングゲームみたいな爽快感があるぜっ!みたいなものを期待している人には不向きかも!? とはいえ本家のシーズン途中なんかに観るには悪くない作品であることに違いませんので、安心してご覧になってみてください。その証拠に?シーズン3の配信も決定しているくらいですから。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド(Fear the Walking Dead)は、Huludtvで観れます。

4.ブレイキング・バッド(Breaking Bad)

ブレイキング・バッド

【あらすじ】

メキシコ州中央部にある街アルバカーキで、化学教師ウォルター・ホワイトは見た目通りの冴えない人生を送っていた。冗談が下手くそで生徒には尊敬されず、それは家族が相手でも同じこと。惨めな人生を送っていたウォルターだったが、ある日肺ガンで余命わずかと宣告されてしまう。残り少ない時間で家族に金を残したいと思い立った彼は裏社会でハイゼンベルグと名乗り、麻薬製造に手を染めてゆく―――。

【感想レビュー】

世の中なんて食わず嫌いな人が多いんでしょ!って思ってしまいたくなるような感じなんですけど、『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』の脚本の素晴らしさには本当、眼を見張るものがありますんで、是非とも食わず嫌いをやめて一度ブレイキング・バッドを食してみて下さい。絶対に後悔することはありませんから。

かくゆう我が家でも最初は白のブリーフ姿のパッケージを観て敬遠していたんですが、味見してみたら美味しいこと美味しいこと! 特にシーズン5が最高のシーズンで、それまでのネタ振りを一気に回収してスピード感がハンパなかったです。そりゃアメリカでは賞を総ナメにするわいな。

ブレイキング・バッド(Breaking Bad)は、dtvNetflixで観れます。

5.ベター・コール・ソウル

ベター・コール・ソウル』(Better Call Saul)

【あらすじ】

ブレイキング・バッドの6年前、本名のジミー・マッギルで活動していた貧乏弁護士ソウル・グッドマンと、フィラデルフィアの警官を引退しアルバカーキに移ったマイク・エルマントラウトが主要な登場人物となる。ブレイキング・バッドに登場したトゥコやヘクターなどの人物が絡み、ジミーとマイクの背景が描かれる。

【感想レビュー】

『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』を観て涙したり感動したり、はたまた衝撃を受けたりなんてした人は必ずといっていいほど観るべき海外ドラマ作品。ブレイキング・バッドの本作を観た人には分かると思いますけど衝撃のラストの後、ソウルは一体どのようなその後を送ってるのか非常に気になる所でもありましたよね。それがシーズン1の冒頭にいきなり映し出されています。やっぱこうなってしまうだろうな、と。

ただ個人的には、ソウル・グッドマンよりもジョナサン・バンクス演じるマイク・エルマントラウトの存在っていうのがブレイキング・バッドを観ていたときから非常に気になっていたんですよ。何故?元警察官だったマイクがガスの仲間として働くようになってしまったのか?

それを知りたかったことが『ベター・コール・ソウル』を観ることになった大きな動機でした。『ベター・コール・ソウル』の中ではマイクのパートも大きく語られており「おー、そうだったのかっ!そういうことでこの道に入ってくることになったんだな」と非常に感慨深かったです。

ベター・コール・ソウルは、Netflixで観れます。

6.ハンドレッド(THE 100)

ハンドレッド(THE 100)

【あらすじ】

舞台は地球上のほとんどの生命を絶滅させた核戦争の97年後に始まる。戦争前に軌道上に置かれた12の宇宙ステーションの居住者だけが生き残る。宇宙ステーションは連結して居住ステーション"アーク"を構成し2400人が生き残るのですが、アークの生命維持装置に重大な障害が見つかり、100人の18才未満の囚人たちは"使い捨て"だと宣言され、"ハンドレッド"計画の名のもとに地球が居住可能かどうか確認するためワシントンD.C.近くの地表に送りこまれることとなる。

地球に降り立つと、そこはジャングルのように緑が生い茂り、人間が生存できる環境ではあったものの、降下途中で通信機器は壊れ、宇宙ステーションとは交信不能に。そして、予想不可能な事件が次々彼らを襲い100人の若者たちは命の危険にさらされることとなり、助けがこないという過酷な環境の中で、生き残るためのサバイバルが始まる。

【感想レビュー】

現在はシーズン3まで配信されており、2017年02月にはシーズン4が恐らく配信されることになるかと思いますが、シーズンごとにスケール・世界観が大きくなり非常にワクワク・ドキドキが止まらない展開でシーズン3までを2日間という短時間でイッキ見してしまうほどでした。

グランダーと呼ばれる地球での生き残りの人々、アークの大人な連中、そして地球に放り出された若者、それぞれのキャラが大変素晴らしくイケメンや美女も登場しまくりキャラへの感情移入がハンパなくなってしまうこと請け合いです。男目線としてはシーズン2から登場のレクサを演じているアリシア・デブナム・キャリーやレイブンを演じているリンゼイ・モーガンが推しメンですが、奥さん曰く「フィンを演じてるトーマス・マクドネル一択でしょ」とのこと。

ウォーキング・デッドが好きな人は、仲間を守る、裏切り、敵との遭遇によるサバイバルなど共通のテーマのようなものが多いのでオススメ。登場人物もシーズンを追うごとに増えてくるので、自分にとっての推しメンがきっと出てきてしまうでしょうしw

ハンドレッド(THE 100)は、Netflixで観れます。

7.センス8(SENSE8)

センス8(SENSE8)

【あらすじ】

見たもの、触れたもの、感情にいたるまで共有することが出来るようになった見知らぬ8人の男女…。

  • サンフランシスコ(ノミ) 女性ジャーナリストでレズビアン
  • シカゴ(ウィル) シカゴ警察の真面目な警察官
  • ベルリン(ウォルフガング) 鍵屋で銀行破りの泥棒
  • ロンドン(ライリー) 薬物依存症のDJ
  • メキシコシティ(リト) 筋肉質で魅惑的な俳優
  • ナイロビ(ヴァンダム) ヴァンダムを心の師と仰ぐバス運転手
  • ソウル(スン) 巨大企業の重役であり、闇リングの女王
  • ムンバイ(カーラ) 製薬会社の御曹司と結婚手前の一般人

この8人が住む国や信念、バックグラウンドやいろんなことが異なっていても、いかに人間同士がつながっているかというメッセージを帯びたストーリー。

【感想レビュー】

もしかしたら好き嫌いがハッキリと分かれてしまうかもしんない海外ドラマなんですけど、 あらゆる感覚を共有することが突然できちゃう展開の8人が問題児だらけっていうのが笑える。

もうみんな人生めちゃくちゃやん!みたいな。

唯一まともなのかな?と思えるカーラでさえ途中で爆弾作ってみたりと、みんなどっかイカれた連中同士の感覚共有なわけですよ。

何故こうもおかしな人生を歩む人ばかりなのかって感じですけど、それぞれの人生エピソードもそれなりに見どころがあって面白く、いつのまにか引き込まれてしまっている、というね。

また男子にとってはうれしい限りなんですけど、 各話で毎回ヌードシーンがあったりエロエロとやってるシーンが登場するんですよね。 ときには、その感覚というか快楽を8人全員が共有しちゃってるもんだからハーレムというか大乱交のような状態に。

なぜ?ジャンクロード・バンダムなのか?色々とツッコミどころ満載の海外ドラマですけど、シーズン2に入った現在まだまだ謎だらけっていう感じなので今後も見逃せない展開が待っていそう。新しい感覚のドラマがお好きな方にはオススメです。

センス8(SENSE8)は、Netflixで観れます。

8.ジェシカ・ジョーンズ(Jessica Jones)

ジェシカ・ジョーンズ(Jessica Jones)

【あらすじ】

ニューヨーク、ヘルズキッチンに住むジェシカ・ジョーンズはエイリアス探偵事務所の私立探偵で元ヒーロー。彼女は超人的な怪力の持ち主だが過去のある事件からPTSDに苦しんでいる。ある日、彼女の事務所を訪ねてきた夫婦から失踪した娘の行方を探して欲しいと依頼される。その娘を探して調査を進めていくうちに、ジェシカは彼女の人生を狂わせた過去の元凶キルグレイブが事件に関係していることに気付く。ジェシカは逃げたい気持ちを抑えながら、事実と向き合い行動を起こす。

【感想レビュー】

はっきり言って『ブレイキング・バッド』のシーズン2にジェシーの恋人役として出演していたクリステン・リッターたんが主演を務めているってんで見始めただけだったんですけど、これが最高に面白い。しかも少し影があり病んだ雰囲気の中にも強さが共存しているジェシカ役は、クリステン・リッターしかいないな、と思ってしまったわけです。『ブレイキング・バッド』の時より役柄に合わせてかもしれませんが少しヤセていてより美人さんにもなってるし。

でも主演のクリステン・リッターが好きじゃない人は面白くないじゃん!!かといえば決してそうではないんですよ! サイコスリラー的なストーリー展開でまだ現時点では謎も多いんですけど人を自由に操るヤツがいて、それに対し恐怖があるんだけど立ち向かっていこうとする姿があったり、今は謎ですけど恐らく周囲の人間も一種特殊な能力を持ち併せていそうなので一緒に戦っていくのかな?と、その先のストーリー展開も気になるわけです。

原作がコミックですので多少の予測はつきそうですけど、原作とは違う感じに仕上がっているようなので、今のうちにチェックしておいたほうがいいかと思いますよ。

ジェシカ・ジョーンズ(Jessica Jones)は、Netflixで観れます。

9.ロスト(LOST)

ロスト(LOST)

【あらすじ】

オーシャニック815便が太平洋上のある無人島に墜落した。人種も国籍も職業も様々な生存者48名は、生き残る為には対立しながらもお互いに協力するしかなかった。だが次々と暴かれる乗客の過去や島に潜む秘密や恐怖を知り、生存者たちは不安に掻き立てられる。お互いに広がる疑心と不信、そして次第に減っていく食料と水。果たして彼らは無事に脱出できるのだろうか?

【感想レビュー】

もうロスト(LOST)を配信中には、こぞって皆が「ロストおもしれーぜっ!観てみなよ」なんていうレビューらしき記事を見かけたような気がするのですが、全シーズンを観終えてしまった人からの感想は「う~ん」っていうものまが出てきてしまう感じになったのがちょっと残念な海外ドラマ。

そんな賛否両論巻き起こったドラマなだけにみんなの感心を集めたわけですから面白くないはずがありません。正直言って全6シーズンのうちシーズン5までは完璧といえるくらいの面白さだったのに最後のシーズン6で着地点に難ありって感じなってしまったのが原因かもしれないな、と。

個人的にはシーズン6も、まぁ~楽しめたのでオススメなわけですが、特に魅力的だったのは登場するキャラクターが非常に個性的なこと。登場人物が恋愛、仕事、人生にと様々な困難なストーリー性、とにかく重厚な人間ドラマに仕上がっている部分は必見ですね。それまでの盛り上がりに対する期待値が無意識のうちに自分自身をコントロールするのが大変かもしれません。

ロスト(LOST)は、Huluで観れます。

10.キリング/26日間(THE KILLING)

キリング/26日間(THE KILLING)

【あらすじ】

デンマーク史上最高視聴率を記録し、ヨーロッパ諸国でも大ヒットした『THE KILLING/ザ・キリング』を、舞台をシアトルに移しリメイクしたのが『キリング/26日間』。ひとつの殺人事件が解決するまでの捜査過程を、1捜査日=1話として描く(13日目に事件が解決することになる)傑作ミステリー。

女子高生のロージー・ラーセンが死体となって発見される。捜査を担当するベテランの女性刑事と、遺族のラーセン一家、さらに新進気鋭の政治家という3組を軸に、全13話の壮大なミステリーが展開していく。

【感想レビュー】

あんまり犯罪捜査系の海外ドラマを最近は好んで観たりはしなかったのだけれど、理由として犯罪捜査ドラマっていうのは、謎解きがメインだったりするので、ちょっと満腹気味だったんですよ。ところが『キリング/26日間(THE KILLING)』は、殺人が行われたことによって遺族たちにどのような影響をもたらすか?といったものが、かなりのリアリティを伴って描かれているのが個人的に面白みを感じた部分。

ただ遺族に対してのリアリティさだけではなく、作品に登場するキャラクター達が、それぞれに秘密を抱えているっていう仕掛けがあったりしたおかげで、「もうこれ以上の展開はないのかな?」なんていう気持ちを簡単に打破してくれちゃうんでしょね。んで、いつのまにか引き込まれていってしまっていた、と。犯罪捜査系の海外ドラマが好きな方にはかなりおすすめです。

キリング/26日間(THE KILLING)は、HuluNetflixで観れます。

11.オーファン・ブラック 暴走遺伝子(Orphan Black)

オーファン・ブラック 暴走遺伝子

【あらすじ】

シングルマザーの主人公サラは生活に困窮しており、一人娘キラという状況無かったためコカインを盗み、売った資金を元手にキラと暮らそうと試みる。しかし逃亡中駅のプラットホームに、自分とウリふたつの女性が電車に飛び込んで即死。サラは女性のバックをこっそり持ち出し、免許証や多額の現金や自宅の鍵が入っていた場所に行くと高級マンションに住み高級車に乗っていることがわかる。

これで経済的に余裕ができ、キラと一緒に暮らすことができると思い、サラはベスになりすまして生きていこうとするのですが、ベスになりすましたことをきっかけにサラは様々な事件に巻き込まれていく。

【感想レビュー】

タチアナ・マスラニー演じる、主人公のサラには自分と同じ顔をもつ人物が世界中に多数いるという感じになってるんですが、タチアナ・マスラニーの演技力がハンパない!! もうこれに尽きるといっても過言ではないほどです。この母国語や階級階層等が異なる配役を1人で7人の登場人物を同時に演じることができるなんて!しかも本当に別人のように感じる部分もあったりと迫真の演技をとくとご覧あれ!って感じです。

『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』を観るまでは、タチアナ・マスラニーさんの存在を知りませんでしたが、もっともっとたくさんの海外ドラマに出演してくれることを願っています。今はシーズン4まで制作されておりシーズン5を配信決定しているので早く続きが観たい!というかタチアナの迫真の演技が観たい!

ちょっと内容も書きたいところですけど、あんまし予備知識を入れずに観てもらいたい作品です。ダラ~、デレ~、ズキュン!!!って感じ。もうこの予備知識だけでオッケー。

オーファン・ブラック 暴走遺伝子(Orphan Black)は、HuluNetflixで観れます。

12.ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)

ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)

【あらすじ】

中世ヨーロッパに類似するがドラゴンや魔法が存在する架空の世界において、多くの登場人物が入り乱れる群像劇でいわゆるファンタジーもの。とはいってもアニメのように可愛い女の子が常に魔法を使って戦うなんていう感じではありませんのでご安心を!

これだけ世界に受け入られているファンタージ作品も、そうそうないのではないでしょうか? 世界観もアニメやロールプレイング・ゲームにありがちな世界観でいわゆる王座の奪い合いだし、ましてや残酷なシーンや性描写がものすごかったりするし、恐らく日本の民法テレビでは絶対に放映できないのではないだろうか?

【感想レビュー】

この作品の中には、けっこうな数忘れられなくなるような凄惨シーンがあったりするんですけど、それもこれも世界観の構成ゆえのもの。当然性描写といったシーンを視聴者の目を引きつけるためのものではなく、あくまで必要不可欠な要素として入り込んでくるので、人によっては子供に見せたくないという人もでてくるかも!?

まっ、それはそれとして、この作品には主人公というものが存在していないかのようなストーリー展開なので、たくさんの登場人物の中で自分の推しメンであってもあっさり死んでしまったりなんていうこともしょっちゅうです。そじつはそういった要素があるがゆえに予想できない展開にワクワクしたり衝撃を受けたりしているんですが、安心して観てらんない!ってのが、この海外ドラマの醍醐味ではないでしょうか?

ちなみに現在ストーリーはシーズン6まで配信されており、シーズン7は、2017年の9月頃から配信されるようです。

ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)は、HuluNetflixで観れます。

13.ヴァン・ヘルシング((Van Helsing)

ヴァン・ヘルシング((Van Helsing)

【あらすじ】

ヴァンパイアによって支配された世界を舞台にした、人類の生き残りをかけた戦いを描くストーリー。昏睡状態に陥って3年。ヴァネッサが目覚めると、荒廃した世界には吸血鬼が台頭していた。彼女と恐いもの知らずの仲間の、人類存続をかけた戦いが始まる。

【感想レビュー】

ヴァン・ヘルシング((Van Helsing)の映画をすでに観た方もいらっしゃるかと思いますが、吸血鬼ハンターを女性にしたTVドラマを年末年始の連休中に観てみたんですが、主人公・ヴァネッサ・ヘルシングを演じるケリー・オーヴァートンが無茶苦茶カッコイイ。健康的なスタイルで筋肉美が素晴らしい!まさに吸血鬼ハンターにふさわしいスタイルと美貌を兼ね備えたヒロインって感じ。

どっか身体に傷を負っても、ちょっとしたらすぐに回復してしまうなど驚異的な身体能力を持っているわけですが、仲間とともに娘を探そうとしているところから始まり吸血鬼ハンター的な感じになってくる。そして自分の出生の秘密が徐々に明かされていき・・・みたいな。

現在シーズン1までしか配信されていないのですべての謎が解明されたわけではありませんが、次の展開が非常に楽しみな海外ドラマです。もすぐシーズン2が始まりますので、その前にチェックしておくべき作品。

ヴァン・ヘルシング((Van Helsing)は、Netflixで観れます。

14.オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black:OITNB)

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black:OITNB)

【あらすじ】

2010年に刊行されたパイパー・カーマン(Piper Kerman)のノンフィクション『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女性刑務所での日々』(Orange Is the New Black: My Year in a Women's Prison)を原作とする海外ドラマ。ニューヨークの裕福な家庭に育ったお嬢様のパイパー・チャップマン(テイラー・シリング)が、過去に付き合っていたドラッグの女性売人アレックス(ローラ・プレポン)との関係が災いしてある日突然逮捕され刑務所へ。

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)、格差問題、人種差別、人身売買、虐待、ドラッグなど社会のあらゆるテーマに深くまで切り込み、ときにユーモアも交えた、笑って泣けるハートフルヒューマンドラマ。

【感想レビュー】

ニューヨークの裕福な家庭に育ったお嬢様だけにKY気質満載なことで知らず知らずの内に敵を作ってしまうタイプのパイパー・チャップマンが、いかにそれまでとは全く異なった環境である刑務所内での生活を改善していくのかっていうのが見どころなんですが、笑いアリ・涙ありっていう色んなものが詰め込まれた作品。

最近は過激なサバイバイル系の海外ドラマにハマることが多いのですが、ある意味『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』も刑務所を舞台にしたサバイバルだから個人的に非常に魅力的な海外ドラマになったのかもしれません。この作品を観ていると人間ってやっぱり周囲との人間関係や環境への適応能力っていうのが非常に大切な要素なんだな、と人生考えさせられました。

あっ、そういえばジョディ・フォスターがシーズン2のエピソード3『同性愛お断り』で監督を務めたりなんかして話題になってたりもしましたね。現在はシーズン4を配信中ですが、すでにシーズン7までは決定しているそうですので、イッキ見に疲れちゃってる人は、お早めにチェックしておいてみてください。

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(Orange Is the New Black:OITNB)は、Netflixで観れます。

15.ウェントワース女子刑務所(Wentworth Prison)

ウェントワース女子刑務所

【あらすじ】

夫からのたび重なるDVで精神が崩壊してしまった主人公のビー・スミスは、夫を殺害しようと試みるが未遂に終わってしまう。その殺害容疑で主人公はウェントワース女子刑務所へと送り込まれることになった。同性愛者やドラッグ中毒者、そして娘と一緒に刑務所内で生活する者など曲者が形成する女性刑務所社会。そしてその女性刑務所社会を管理し不正を撲滅させようとする刑務官組織。複雑に入り組む塀の中で突然、犯人不明の刑務所長殺人事件が起こる。女性囚人たちの頭脳戦と、タフなサバイバルゲームが始まる。

【感想レビュー】

もうとりあえず何も見ず聞かぬともシーズン1の第1話を見ておくれ、そしてちょっと面白いなぁ~と思ったらそのまま2話・3話をみておくれ。そしたらきっと涙を流しながら「何?この海外ドラマ面白い!」と叫んでいることでしょう。それほどまでに『ウェントワース女子刑務所』はシーズンの序盤を観ただけで完璧にハマってしまうほどの中毒患者が続出する海外ドラマです。

ただ偶然にも?『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』を紹介した後なので、その流れで連続して観てしまうと刑務所モノが連続してしまうので疲れてしまうかも!? それでなくとも内容は、かなりドロドロしてて結構ヘビーな感じなので(グロ多い)ドラマを観るのに精神的な体力が必要なので。気持ちが穏やかな日に一気に序盤を観ちゃってください。

ウェントワース女子刑務所(Wentworth Prison)は、Huluで観れます。

16.アウトランダー(outlander)

アウトランダー(outlander)

【あらすじ】

看護師のクレア(カトリーナ・バルフ)は夫とスコットランドのハイランド地方で休暇を過ごしていたが、途中に訪れたストーンサークルで、一人200年前にタイムスリップしてしまう!

辿り着いた先は、スコットランドとイングランドの緊張が高まる1743年。密偵の疑いをかけられたクレアは、医療の知識を駆使して信頼を得ながら未来に戻る方法を模索していたが、困難な時代を生き抜くためにスコットランドの戦士ジェイミー(サム・ヒューアン)と結婚することに。現代と過去の愛と運命に翻弄されながら、 激動の時代を懸命に生き抜くクレアの物語。

【感想レビュー】

久しぶりにラブロマンス系の海外ドラマを観たわけですが、これがけっこう男が観てもハマってしまうんじゃないかな?と思われる作品で我が家では夫婦二人でどっぷりになりました。

もちろん!ラブロマンスだけの海外ドラマだったらそこまでハマらないのですが、スコットランドの美しい風景だったり美男・美女の配役だったり官能的な部分もあったりで久しぶりにいいもの見せてもらいましたって気分になること請け合いです。

ただ、後半のストーリー展開には賛否両論分かれてしまいそうな展開dったような気がしないでもなかったので、もうひと工夫あればもっと最高評価だったんだけどな。

アウトランダー(outlander)は、HuludtvNetflixで観れます。

17.アメリカン・ホラー・ストーリー(American Horror Story)

アメリカン・ホラー・ストーリー(American Horror Story)

【あらすじ】

アメリカン・ホラー・ストーリーは基本的にシーズンごとにストーリーが異なるシーズン構成になっているため全体を通してのあらすじというものはありませんが、全体を通して感じることはタイトルから感じる単純なホラー要素だけじゃないっていうこと。

映像的にスタイリッシュに仕上げられていたり、グロさやエグさ、そして官能的なエロさが毎回のように押し寄せてきます。しかも人が感じる怖さや恐怖といったものは、幽霊・犯罪・人間などといったさまざまな怖さがありますが、アメリカン・ホラー・ストーリーには、様々な要素の怖さが詰め込まれているといっても過言ではない。

【感想レビュー】

『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、美しく、エロく、怖いと言った印象を強く受ける作品で、妖艶な雰囲気の女性がサービスカットを毎回提供してくれていることでも有名。実はそんなことがきっかけで『アメリカン・ホラー・ストーリー』を観始めたのはワタクシです。

とはいえ実際にドラマを観始めてみると、そんなことはどうでもよくてさまざまな恐怖を感じながら、そして「謎解き」をしながら人々の過去や歴史が暴かれていくことの爽快感みたいなものが案外良かった。今までとは一風変わったホラー作品を観てみたい方は、一度ご覧になってみてください。面白いですよ。

アメリカン・ホラー・ストーリーは、Netflixで観れます。

18.クライアント・リスト(The Client List)

クライアント・リスト(The Client List)

【あらすじ】

夫が借金を残して蒸発し、子供たちを1人で育てなければならなくなったライリー・パークス(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)は地元のスパで働き始める。だがその店は特定の顧客たちにマッサージ以上の特別なサービスを行っていた。

つまりはエロいマッサージも行うような店で働いているっていうことですね。違法なマッサージ店なので、実生活では誰にも明かすことのできない仕事との両立をいかにしていくのかっていう感じのドラマ。残念ながら主演を努めるジェニファー・ラブ・ヒューイットが妊娠してしまったことなどもありシーズン2で打ち切られてしまいました。

【感想レビュー】

さて、問題は上記のような内容の海外ドラマなのに面白いのかってことなんですけど、舞台がマッサージ店でありジェニファー・ラブ・ヒューイットが主演っていうことだけが売りなわけではなく意外にも面白かった。

タイトルにもクライアント・リストというのは、スパに来る特別な大物のお客にだけ違法でマッサージを行っているのですが、その相手のことが書かれているリストのこと。そして、そのリストが書かれた手帳を巡りすったもんだがあってという感じ。

ただ実は案外とこの海外ドラマは男性向きというより女性向きのドラマだったりしますので、女性の方は、ライリー(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)の生き方をついつい応援してしまいたくなるかもしれません。それよりも問題なのがジェニファーと、Lifetimeやソニー側との意見の相違があったりしてシーズン2で打ち切りになったことで中途半端感もあることですかね。

クライアント・リスト(The Client List)は、Netflixで観れます。

19.ザ・パス(the path)

ザ・パス(the path)

【あらすじ】

エディ・レーン(アーロン・ポール)と妻のサラ(ミシェル・モナハン)は2人の子供と共に何不自由なく、幸せな暮らしを送っている。そんな幸せな生活はある信仰によって支えられている。誰しもが抱えている心の闇を「光」で導いてくれたその信仰は、彼らの中で大きな意味を持っている。新興宗教団体The Meyerist Movementは哀しみを抱える人々に耳を傾け、そして魂に触れ光を照らす。信者たちはカリスマ性に富んだ教祖カル(ヒュー・ダンシー)の言葉によって救われ、この活動に一層の価値を見出している。

ところが、そんなある日、脱退した女性から団体の恐ろしい事実をエディは聞くことになる。忠告されても信じなかったエディだが、彼は団体の恐ろしい本当の姿を見てしまったのだ。信じるものを全て失い、崩壊していくエディが直面する恐怖とは―?

【感想レビュー】

もう何といっても見どころは『ブレイキング・バッド』のジェシー役で大ブレイクを果たしたアーロン・ポールが主役を務めているってところなんですが、自分が信じていたものを全て失ってしまうことの恐怖や心の葛藤などが深く描かれていて、かなり興味深い内容ですっかりハマりました。

序盤の展開はドロドロしたような感じもあったのですが、宗教というものがテーマとしてあるためなのか、そこには心や魂の問題、そしてその内面を深く感じとることが必要な感じのするドラマ。であるがゆえに、かなり賛否両論分かれる評価が出てくるかもしれませんね。同じ描写であっても、その感じ方は人それぞれに違うのが当然ですし。

ザ・パス(the path)は、Huluで観れます。

20.ハンターズ(Hunters)

ハンターズ(Hunters)

【あらすじ】

元FBI捜査官だったフリン・キャロル(ネイサン・フィリップス)はある事件の後遺症でPTSDに悩まされていた。フリンは美しい妻アビーと幸せな結婚生活を過ごしていたが、突然その幸せな時間は消え去ってしまう。妻アビーが彼の前から姿を消してしまったのだ。

アビーの行方を必死に探し求めている最中、アメリカ政府が秘密裏に設立したテロ対策組織の捜査員がフリンの前に現れる。彼らが阻止しようとする謎のテロ組織が関係する事件にアビーが巻き込まれた可能性があると知ったフリンは、テロ対策組織の捜査に協力し、アビーの行方を追う。やがてフリンたちはテロ活動の主犯格の1人であるマッカーシー(ジュリアン・マクマホン)を捕らえ、「ハンターズ」と呼ばれる謎の組織について衝撃の事実を知る。そこには消えた妻アビーのもうひとつの隠された姿があった―。

【感想レビュー】

何も隠そう『ハンターズ』を観たきっかけは、あらすじで観たくなったなぁ~とか話題になっていたからとかなんていうものは全然関係なくなくてサムネイルが好みだったから!という単純な理由からだったわけですが、これが面白かったもんだからたまには自分の直感も信じるべきだな、と。

そんなハンターズのどこが面白かったのかというと何よりも世界観。そしてちょっとグロいシーンもあったりしての展開ですかね。シーズン1で終了してしまったことを考えるとさほど視聴者からの評価は悪かったのかもしれませんが、たまにはシーズン1でファイナルを迎える作品があったっていいんじゃないw

ハンターズ(Hunters)は、Huluで観れます。

最後に

基本的にHuluNetflixで観れる作品が多くなってしまったような感じですが、実はこの他にも紹介しておすすめしたい作品があるんですよね。

ちょっと数字が中途半端になってしまうから省いたってだけなんですけど、もうちょっと他の海外ドラマを観て、また面白いものが溜まってきたら追記でかくようにしておきます。ということで皆さん寝不足には気をつけて!