【ドラマ】フラッシュ ネタバレ シーズン3 第23話 最終話 「ゴールライン」 あらすじと感想
前回のエピソードでアイリスが衝撃の死を迎えてしまったわけですが、フラッシュ シーズン3もいよいよフィナーレ。いつもだったら、少しだけ冒頭に内容を書いちゃうんですけど、最終話ということもあり内容には触れず、いきなりあらすじを追っていきたいと思います。
フラッシュ ネタバレ シーズン3 第23話(最終話)のあらすじ
もう一人のヒーロー
前回のエピソードでアイリスをサビターに殺されてしまい、アイリスを腕の中で抱きしめながら悲しみに打ちひしがれる面々。するとアイリスの手元から何故かドラムスティックが2本、落ちるのです。
ま、まさかっ!そう、HRが顔変形装置を使って身代わりになっていたのです!!
そしてトレイシーとの別れが終わり、HRは最後にシスコに伝えてくれ、とバリーにメッセージを託すのでした・・・。
勇気ある決断
サビターの鎧の一部を利用して、アイリスの居場所へと向かったHRは、一度はアイリスを連れて逃げたかに思えたのですが、そのまま逃げ切れないと判断したHRが下した決断は、アイリスの身代わりになる、ということだったのです。
サビターが以前(フラッシュ シーズン3 第15話 サビターの復活)、HRに対して『お前は私の怒りから逃れる。腰抜けのくせに皮肉なもんだ。』と語っておりましたが、もはや腰抜けなんかではなく、未来を変えアイリス達全員を守ったヒーローへと姿を変えたHRがそこにいたのです。
最初はアース19から逃げるようにやってきた小説家で、詐欺師であり、口の軽いお調子モノ。
それがチーム・フラッシュの一員として一緒に働くことで、友情を育み、居場所を見つけ、そして運命の女性・トレイシーともめぐり逢い、これから一緒に働き幸せな日々を送るはずだったのに・・・。
しかし、いつまでもHRの死を悲しんでいる余裕はありません。
サビターはまだ生きている。アイリスが殺されなかったことで未来が変わり分身バリーが生まれないわけですから、サビターは後、数時間後には存在が消されますが、それまで待っていることは出来ません。きっとその間に何かを仕掛けてくるはずです。
プランB
一方のサビター。
キラーフロストがシスコを殺す寸前まで追い詰めたところに現れ、シスコに作らせたいものがあるということで、シスコを生かすことにしたのですが、その時、アイリスが死んでいないことが分かるのです。そして自分の存在がタイムパラドックスによって消される前に計画の実行を急ぐサビター
早速どこかにシスコを連れ去り、バズーカをあるものに改造させようとしているのですが、シスコがそう簡単に同意するはずがありません。するとサビターは、バズーカを改造させる理由と次の一手を話し出します。
サビターの次なる一手は、『次元内量子スプライサー』をシスコに作らせることで、『スピード・フォースに時空の穴を開け、それで自分自身を撃ち分裂させることで、過去・現在・未来と全ての時間に散り、無数の自分を送り込む』ことだったのです。
無数の自分を全ての瞬間に存在させたとしても意識は1つ。
全ての場所・全ての時間に存在し、ビッグ・バンから世界の終焉までを支配する存在。すなわち神になると。
一通り、シスコに話した後、「早く作業に取りかかれ!」と言うサビターバリー。
そこでシスコは「お前の存在が消されるまで待つ」といったらお前はどうするんだ?と。すると、その時サビターバリーの脳に新たな記憶が飛び込んできて『ケイトリンの治療薬』が完成したことが分かるのです。このままお前が何もしなければ、お前ではなくキラーフロストを殺すことになるが、お前はそれでもいいのか?と。
そこで渋々、バズーカの改造に協力することになったシスコなのでした。
慈悲
サビターが着々と次なる一手『プランB』を準備している間、バリーも次なる一手を考えていたようで、その計画を実行するためサビターバリーに会いに行くことに。
するとバリーはなんとも予想外の提案をサビターにすることに。「君を救いたい!」と。
「君の中には、まだ僕がいるはずだ。その傷や痛みの下に僕が隠れてて孤独を感じてる。でも家族や仲間がいる喜びも覚えているはずだ。取り戻したくはないか? もう争うのはやめよう。」
前回のエピソードでスナートに言われた言葉「いいか、サビターのルールで戦うことはやめろ! 優しさこそがお前の強さなんだ! フラッシュはヒーローであるべきだ。」がバリーの、この行動の背景にはあるんですね。
そしてその後バリーは、サビターバリーを連れてスターラボへ戻りのですが、ジョーやジュリアン、そしてアイリスも到底、簡単には受け入れられません。当然です、あれだけのことをされたのだから。
そんな中アイリスだけは「あなたを助けてあげる」とサビターバリーの頬に手を触れながら言うのですが、その鍵を握っているのは、トレイシー。しかし、愛するHRを目の前で殺され、二人の未来を壊した張本人をトレイシーが、そう簡単に許せるはずもありません。
そこでトレイシーを説得するためにウェルズ博士が彼女の説得にあたることに。「HRが犠牲になったのは、皆を、そして君を愛してたからだ。皆が必要としている時に彼は逃げなかった。」と。
その後もサビターバリーは、奇妙な三角関係でありながらもバリー&アイリスと様々なことを話すのですが、みんなの慈悲、優しさ、愛に触れることで、シスコとキラーフロストを連れてくる言い、ラボを後にするのです。
しかし、その直後サビターにより賢者の石がラボで爆発。どうやら先ほどまでのサビターバリーは、すべて演技で、ラボ内に侵入し賢者の石を爆発させることが狙いだったようです。
その後サビターバリーは、キラーフロストの元へ戻りシスコを殺させようとしますが、まさに瞬間! ジプシーが現れシスコを救出するとともに皆の前に連れてきてくれたのです。
最後の決戦
さて、これで双方すべての準備が整いました! いざ最後の決戦といった様相です。
まずはサビターとケイトリン。
『量子スプライサー』を持って、まずは裂け目をつくり、時間軸が乱されるのを嫌うブラック・フラッシュが現れるのを待ちます。程なくして、キラーフロストが冷気により倒しますが、このブラック・フラッシュの欠点というのは唯一、『冷気』だったもよう。
そのことを知っていたサビターは、この瞬間のためにキラーフロストが必要だったわけですね。
そして、裂け目を背にしたサビターをバズーカを手にしたキラーフロストが発射! 万事休す。これでサビターが無数に誕生してしまうかと思いきや、裂け目からジェイが現れるのです。
さすがシスコ。量子スプライサーに仕掛けをしておいて、ジェイをスピード・フォースから救い出すことまでやってのけてしまうのです。そこでチーム・フラッシュもご到着。いざ!戦闘開始。
まずは、それぞれの能力特性に合わせての戦いになりますが、能力の差もさることながら、こちら数の上でも有利な状況。負けるはずがありません。
シスコの慈悲
まずは、シスコ&ジプシーがケイトリンを倒しにかかり見事、勝利!
殺そうと思えばすぐにでも殺せるという状況の中、シスコはキラーフロストに選択の余地を与えます。『ケイトリンに戻りたければ、コレを使え』と治療薬をキラーフロストに渡し、その場を立ち去ろうとするシスコ。
しかしその時サビターが現れシスコを殺そうとするのです。その瞬間、キラーフロストがサビターに向かって冷気を発射! シスコを助けるという行動に。どうやらケイトリンがどこかに残っている様子。
そこに今度はバリーが現れますが、サビターがバリーに『スーパーラリアット』
「もう間もなく私の存在は消えるだろう。だが、その前にジョーを殺す。ウォーリーやアイリスも。お前の愛する者、全員を道連れにしてやる!」と言い放ち殺しに向かおうとしますが、そうはさせじとサビターに飛んでいき、何とっ!サビターの鎧を横取りしてしまうのです。
そして形勢逆転となった時・・・バリーは、サビターを刃で刺し殺そうとするのですが、「絶望や苦しみで変わったりはしない」とサビターを殺すのを何とか踏みとどまります。
これで勝負アリ! って感じでシスコとケイトリンの元へ歩をすすめるバリー。
しかし、その背後から意識の戻ったサビターバリーがバリーに襲いかかろうとした瞬間、何とっ!アイリスがサビターバリーを銃で撃ち殺してしまいます。そしてそのまま存在が消え去るサビターバリーなのでした。
ヒーローを讃えて
多大なる犠牲を払ったものの、何とかサビターとの戦いに勝利したバリー達ですが、この戦いに勝てた大きな勝因は、やはりHRの存在。彼なくしては『あの時点での未来』を変えることはできなかったのですから・・・。
別れの時
1つの戦いが終わり、HRの葬儀行われる。このときアイリスがHRに向けて語った言葉が印象的だったので書いておきます。
「HRのことを思うと、ジョン・レノンの逸話を思い出します。彼は5歳のとき、将来は何になりたいのか書きなさいと先生に言われ、『幸せ』と書いた。課題を理解していないと言われた彼は、先生は人生を理解していないと。」
「HRは人生を理解していた。天才でもなく超高速の力もないけど、皆に必要とされた時、ヒーローになった。私のヒーローよ。」
そしてバリーは、HRから預かっていた最後のメッセージをシスコに伝えます。
「この勇気は君からもらった」と。
すると遠くから葬儀の様子を見ている女性が一人。そうキラーフロストも遠くから葬儀に参列していたのです。歩み寄るシスコとバリー、そしてジュリアン。
「家に帰らないか?」と言うシスコですが、キラーフロストはみんなと一緒に行くことを拒否。
しかしジュリアンは諦めきれない。「仲間や僕がいる場所が家だよ」と言うジュリアンですが、あなたの愛したケイトリンはもう死んだのよ、と言わんばかりに治療薬をジュリアンに渡すキラーフロスト。
そして、自分はケイトリンでもなくキラーフロストでもない。別な何かなの。だから一体、自分が何者なのかを一人で考えるわと言って立ち去るキラーフロストなのでありました。
エンディング
さて、これで全てがとりあえず解決したと思っていた矢先、突然の大地震が発生! しかし何かがおかしいと感じたみんなはスターラボに集まりますが、ラボ内もめちゃくちゃな状態に。
すると、巨大なエネルギーが放出されていることが分かり、そのエネルギーは、スピード・フォースから漏れ出しているものということに気がつくのです。
そう! ジェイがスピード・フォースにいなくなった今、新たなるスピード・スターの存在が必要になったのです。
そして、スピード・フォース内にある監獄の求めに応じ、バリーはスピード・フォースへと入っていくのでした・・・。
シーズン4へ続く・・・。
フラッシュ ネタバレ シーズン3 第23話(最終話)の感想
いやぁ~今回は、のっけからやられてしまいましたね。まさかHRが身代わりになっていただなんて! 全く気づきませんでしたよ。もう意外すぎて涙も鼻水もボロボロな状態になってしまいました。
それにしてもシーズンのファイナルは良かったですね、本当に。今までのエピソードで散りばめられたピースが1つ1つ繋がって最終的な結末を迎えるってのは本当に感動してしまいました。
けれど最後のエンディングの件は本当にスピード・フォースの監獄からの求めだったんでしょうか? もしそうだとしても、その監獄をつくったのは他ならぬバリーなわけですから、シーズン4ではそれを壊して復活! なんていう流れなのかな?なんて思ってしまいますね。
だってバリーがサビターを閉じ込めるための監獄が出来る前からずっとスピード・フォースというものは存在しているわけですから、その監獄さえなくなれば、スピード・フォースの誰かが必ずそこにいなければいけないっていうことはないはずですもんね。
あるいは、もしかして、サビターバリーがスターラボで賢者の石を爆発させたくだりがありましたけど、それの影響っていうことはないんでしょうかね?
それとも賢者の石が爆発したことで街にエネルギーが放出されてしまい、その影響でシーズン4で新たなる巨大な敵が生まれることの布石だったんでしょうか?
いずれにしてもしシーズン4を見てみないと全く分からないわけですが・・・。
そんなことを考えていると、やっぱり早くシーズン4が見たくなってきてしまいますね。アメリカでは、すでに放映されていますから(2017年10月01日より)日本では早くても来年の春先あたりでしょうか? 非常に待ち遠しい。
それまでは他にも観たいドラマがたくさんありますので、シーズン1とシーズン2のあらすじを追加しながらも他の海外ドラマのあらすじなんかも書いていこうと思います。
そして最後にフラッシュ シーズン4の予告プロモ映像です。
フラッシュシーズン4 予告プロモ動画