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【ドラマ】ウォーキングデッド ネタバレ シーズン8 第5話 「懺悔」あらすじと感想

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今回のエピソードはゲイブリエルとニーガンがストーリーのメインとなり、互いに自分の過去を語り合っていたり、救世主の幹部全員が揃い踏みのなかでさまざまな話し合いが行われていたりするなか、サンクチュアリの労働者達の反乱など、さまざまな人間関係が交錯していくといったエピソード。

ウォーキング・デッド ネタバレ シーズン8 第5話のあらすじ

プロローグ

救世主達との戦いに挑む前でしょうか?
ゲイブリエルが教会にて神への祈りを捧げているシーンからのスタートです。
「命を望むような事はありません。神は私を許してくださった。だからもう死は怖くありません。怖いのは、無益な死です。お願いです。最後に1つ、お与えください。目的を。」

密告

場面はリック達がサンクチュアリを襲撃する前に変わりグレゴリーがサイモンに親切やおもてなしの押し売りを受けているシーンへと。どうやらリック達の動きを知ったグレゴリーがサイモンのところへ密告にきたといった様子。

だから、サンクチュアリを襲撃したとき、ニーガンと幹部達と一緒にグレゴリーが出てきたわけなんですね。納得。

エピソード1での、このシーン
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まるでグレゴリーは羊で、サイモンが羊飼いって感じの関係性のなかでのやりとりがあり、その後、救世主の幹部が集まった会議へ同席することに。

ニーガンの人間性

そして、ニーガンを目の前にしビビりまくりながら話し出すグレゴリー。
グレゴリーはアレコレと話しますが、ここでは主に、ニーガンの人殺しに対する考え方が分かることになります。

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Gene Page/AMC

曰く「ニーガンは人殺しを好きではあるが、やみくもに殺すわけではなく、殺すべき時に殺すべき者を殺すのが好きであると。確かに、それによって嘆く者もいるが、全てが丸く収まるだけでなく、一人を殺すことで何百人もの命が救えるからだと。だから俺達は救世主なんだ。」

そして、グレゴリーを囲い込み、元通りにさせようとする案がうまくいかなかった場合には、住人を皆殺しにして見せしめにしようというサイモンに対し、激怒するニーガン。

曰く「人員こそ資源だ。今や金よりも大事だ。俺達は人員を基盤にしてここを築いてきたんだぞ。また逆戻りするなのか?サイモン。」

そして、住人を皆殺しにするのではなく、「リック、マギー、エゼキエルの3人を生け捕りにし、公衆の面前で殺すべき者を最も残忍な方法で殺し、見せしめとするんだと。」そこに銃声が鳴り響き、エピソード1のサンクチュアリ襲撃シーンへとつながっていくことになるのです。

ゲイブリエルとニーガン

サンクチュアリ襲撃後、グレゴリーを助けたことにより自らが危険な状況に陥ってしまったゲイブリエル。ウォーカーに囲まれ逃げ込んだ先がニーガンと同じ場所だったわけですが、ゲイブリエルはニーガンにいきなり襲われ、武器を奪われてしまう。

しかしゲイブリエルを殺すこともなく「冗談だ。からかっただけだ。」といい手を差し出すニーガン。そして少し距離をおきニーガンも座り込みます。

すると、ふいにニーガンは「リックはクソだ!」といいだすのですが、負けじと「クソはあんただ」と言い返すゲイブリエル。そして、ニーガンは「グレゴリーを助けただろう。どうしてだ? あんなクソ野郎のために。」と聞くとゲイブリエルが答えます。

曰く「怖いのは無益な死だ。私の行動には何か理由がある。」
そして少しの間があり何かに気づいたように続けます。
「これが理由かも。あんたの懺悔を聞くことが。」とニヤリと笑うゲイブリエル。

弱さと強さ

二人で会話を続けていく中、ゲイブリエルの「弱者を救ったって?」との問いかけから話の内容は『弱さと強さ』へつながっていきます。

「無実の者を殺すあんたは弱い。」とゲイブリエル
「正しいが間違いでもある。俺が弱いのは無実の者を殺すからなのか? そうではない。」
「俺は弱くもあるが強くもあるし誰でも両面を持っている。弱さを糧にして強くなることもできる。俺が強いのは一目瞭然だ。」

さらに続けてニーガンはこう主張します。
「俺がここに来た時には無秩序だった。以前のリーダー達は仕切れていなかったが、俺がまとめた。以前のリーダー達は住人を弱くしたが、俺は住人を強くした。そして世界を強くする。お前のことも強くしてやるさ」と。

しかしゲイブリエルは「俺は強い。人だって殺したことがある。」そして、いつ死んでもおかしくない、この絶望的な状況の中、「あんたも懺悔し、罪を許されたくはないか? 本当に罪はないのか?」と言い寄り、ニーガンにとって最初の妻の事に触れた時、ニーガンの腰から銃を奪い、隣の部屋へと逃げ込みます。

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二人で

ここでニーガンが怒り、ゲイブリエルは殺されてしまうかと思われましたが、ニーガンはゲイブリエルに対し意外な提案をします。

「二人で協力し合い、一緒にここから出よう! 人員は資源だ、建物内に入り、生きよう」と。

ニーガンのこの提案に対し、ゲイブリエルは突然、自らの行いの懺悔。教会で信徒たちを締め出したことを話し出すのです。そして、あんたが懺悔するのであれば一緒にここを出ると。

しばらくの沈黙の後ニーガンは話し出します。

「最初の妻が本当の妻だ。唯一、本当の妻だ。死が二人を分かつまではな。この世界になる前、あいつにウソをつき裏切った。病気になり、あいつは死んだ。この世界になってから死んだ。俺は殺せなかった。俺が弱かったからだ。」

その懺悔を聞いたゲイブリエルは、部屋から出てきてニーガンに銃を渡し「許された」と。
するとニーガン、銃はお前が持ってろと言うと同時に顔面パンチ1発! ニーガン的には殺したいところだけど、パンチ1発で「これでお前は、俺から許された」ってことかなw

群れの中へ

以前リック達も行ってきた秘策、ウォーカーの内蔵を体に塗りたくり死人のフリを小屋から出ていく方法を取り、大量のウォーカーの間をすり抜けるように建物内に向かうのでした。

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しかし事はそう簡単でありません。最初こそ死人に紛れて、うまく誤魔化せていましたが、ゲイブリエルがウォーカーに足を取られ倒れ込んでしまうのです。そして、起き上がったらウォーカーに一気に囲まれてしまい格闘モードへ。

すかさずゲイブリエルは銃をぶっ放しますが、それにより益々ウォーカーさん達は元気に張り切りモード。そんな状況の中でもニーガンとゲイブリエルは互いに協力しあいウォーカー達を次々と倒していくのでした。

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反乱

一方、ニーガンの生死がわからないままの幹部たちが、現状を話し合っているのですが、そんな中、労働者達が『反撃しろ!』と抗議をしにやってきたとの報告が入ります。

女「ワーカーがやってきたわ」、ユージーン「ウォーカー?」女「ワーカーよ」ってダジャレかい?って感じのやり取りの後、部屋の外に出てみると、たくさんの労働者たちの姿。

その場をなんとか収めようとするサイモンですが、労働者達は、不満を次々と口にし一向に混乱は収まらない様子。そして、労働者がニーガンの生死を問い詰めているとレジーナが銃を取り出し労働者の一人を射殺してしまうのです。

するとその時、口笛が響き渡り、幹部をはじめ労働者たち全員が一斉にひざまづきます。

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Gene Page/AMC

ニーガンが戻ってきたことで、その場の混乱は一気に収まりをみせるのですが、ニーガンの演説が終わった後、労働者の一人が意外な言葉をニーガンに対して投げかけるのです。

「ありがとう、ニーガン。神のご加護を!」

この言葉を聞いたゲイブリエルは、「えっ?何故。ニーガンにそんな言葉を」というような表情を見せる。

裏切り

その後、リック達が使用している銃の出処がサンクチュアリ内であったことが分かり、ニーガンを含め幹部たちは、ここに裏切り者がいることを知ることに。ユージーンは、ドワイトの部屋を訪れた時に血がチェスについていたことと武器の入っていたバックに血がついていることからドワイトが裏切り者であることをすぐ悟ることに。

その後、会議は終わりユージーンが部屋に戻ろうとすると、外にいる大量のウォーカーを一掃させる方法を考えだせ!と命令するニーガン。

すれ違う二人

さて一方のリックとダリルですが、前回のエピソードで絶妙なコンビ技で、ブローニングM2をサンクチュアリに運ばれてしまうことを阻止しましたが、そのクルマを運転していた男に化学工場のことを聞き出します。すると救世主側の人間は全員死亡。そして、王国側は、王と太っちょジェリー、そしてキャロルの3人だけが生き残ったことを知らされます。

その後クルマの積荷チェックを行う二人ですが、そこでダイナマイトを発見する二人。すると、王国はもう戦えないからと、「今、使おう」と言い出すダリル。

どうやらダイナイトを使いサンクチュアリの建物を爆破することで、ウォーカーを建物内に侵入させようとする作戦のようです。しかしそれでは労働者達も巻き込むことになってしまうと、異議を唱えるリック。

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それでもダリルは、一人でもやると言いサンクチュアリに向かおうとするのですが、リックが引き留めようとし二人のケンカ勃発。

二人の殴り合いが続きますが、一瞬のスキをついてダイナマイトを詰め込んだリュックをダリルから奪い投げ捨てます。すると何ということでしょう! クルマの火がリュック?ダイナマイト?に引火しクルマごと爆発してしまうのです。

呆然と、その光景を眺める二人ですが、以前からあった二人のすれ違いは、これで確定なのか?ダリルはバイクで、リックは徒歩で別の目的地へ向かうのです。

その後、目的地をめざし歩いていたリックは驚くべきものを目にします。何とっヘリが上空を飛んでいるのです。そのヘリは救世主たちのものなのか? あるいは・・・。

エンディング

サンクチュアリ内で監禁されているゲイブリエルのところを訪れるユージーン。どうやらゲイブリエルを気遣い枕を持ってきたようなのですが、いくらノックしても声をかけても返事がないことを訝しく思いドアを開けてみると、ゲイブリエルは大量の汗をかき、体を震わしているではありませんか。

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ユージーンはすぐさま医者の元へと言うユージーンに対し、マギーの為、カーソン医師をここから連れ出すとうわ言のように言いながら気を失ってしまうのでした。

ウォーキング・デッド ネタバレ シーズン8 第5話の感想

もう今回の主役は久しぶりのゲイブリエルって感じでしたね。当初、ニーガンと同じ小屋へ逃げ込んでしまった時には一方的にビビりまくりなるんじゃないかと思いましたが、ところがどっこい、逆にゲイブリエルのペースで小屋の中では物事が進んでいった印象。強くなったなぁ~ゲイブリエルもって感じw

まぁ~ゲイブリエルの精神的支柱ってのはあくまでも神様なんでしょうから、ワケワカメな部分もありますが。

また、それとは別にリックとダリル。本当にバカなことをしでかしてくれたもんです。

ある意味、王国のみんなやキャロルが命懸けで奪おうとしていたブローニングM2銃を、さらにダイナマイトまで二人のちょっとした行き違いのために失くしてしまうことになるんですから。

どういう作戦なのか全体像を全く示してくれないので分かりませんが、ブローニングM2銃ってのは作戦の要だったんじゃないでしょうか? それとも単にサンクチュアリに運ばれることを阻止すればいいってだけの話なんですかね。

けど、サンクシュアリに運ばれなかったとしても、こちら側の手元に置いておくことは非常に大きな、大きなプラスになるはずなのに。ましてやサンクチュアリから銃をドワイトに盗ませたくらい銃器には困っていたわけでしょ。なんだかなぁ~って感じ。

それと今回、少しだけニーガンの過去の話が出てきましたけど、あの内容だけで懺悔だったわけですか。エピソードタイトルにも懺悔ってあったくらいですから、もっと突っ込んだ内容のものが見れると思っていたのに、ちょっと残念。もしかしたら、いずれまた出てくるかもしれませんけどね。

それとエンディングのゲイブリエル。どうしちゃったんでしょうか? もしかしてウォーカーに噛まれていたりするんでしょうか? ちょっとだけ気になります。