dTVのメリット・デメリット
dTVのメリットとデメリットをまとめてみました。dTVといえば旧dビデオのイメージがありますが、dTVとなってからは以前よりは少しマシな感じになってきているような気がする動画配信サービスの1つ。ただ月額料金が500円という圧倒的なコストパフォーマンスで捨てがたい感じ。
個人的には無料のトライアル期間が終了した時点で利用することはなくなったのですが、スマホでよく動画を観る人や月額料金をとにかく安く済ませたいっていう人にはいいかもしれません。
1.dTVのメリット
まずはdTVのメリットを項目ごとに紹介していきます。
1-1.コストパフォーマンスが凄い!
dTVの魅力といったらコレ。他の動画配信サービス(VOD)と比べても月額500円というワンコインという圧倒的なコストパフォーマンスに尽きるでしょうね。観たい動画が配信されているようであれば細かいことは気にせず一度は入会してみる価値はアリです。
登録者数もかなりの規模を誇っているようですが、スマホ購入時のオプションでの加入ということもあろうかと思いますので実質の会員数とは違うかもしれません。ただそれでも月額500円に魅了され、かなり多くの方が利用しているのは確かかもしれません。
1-2.BeeTVがある
エイベックスとドコモが共同で制作しているBeeTVにて石原さとみが演じるハイジを主人公にしたオリジナルドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」やdTVでしか見られないオリジナル「みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~」などスピンアウト的なドラマが好評。
こういった本家が人気のあった作品をオリジナルストーリーでスピンアウト的にドラマをつくるのは何気にいいですね。本家とはどういう違いがあるんだろう?なんて思いついつい観てしまいます。
2.dTVのデメリット
お次はdTVのデメリットを項目ごとにご紹介していきます。
2-1.同時視聴が出来ない
独身の方や家族の中でも自分一人で利用するのであれば問題ないのかもしれませんが、我が家のように夫婦二人でけっこうな頻度で利用しているモノとしてはデメリット以外の何物でもありません。
デバイス登録は一応5台までは出来るのですが、パソコン・スマホ・タブレットを登録しておいたとしても誰かがパソコンで動画を観ている場合には、他の人はスマホであってもタブレットであっても動画を視聴することができないっていうのは、けっこうなマイナスだったりします。
せめて2台ぐらいまでは同時視聴できるようにしてくれればうれしいんですけどね。まっ、月額料金が500円ですから仕方がない部分とも言えますが。
2-2.対応デバイスが少ない
dTVの概要ページを観ていただければ分かりますが、パソコン・スマホ・タブレット・テレビ・Chromecast(クロームキャスト)やAmazon Fire TV StickなどのTV接続端末と一通り対応しているんですが、ゲーム機(プレステなど)に対応していないのはちょっとデメリットに感じてしまいますね。
というのも、やっぱりテレビで動画を観たいのですが、我が家はスマートテレビでもありませんしChromecast(クロームキャスト)もAmazon Fire TV Stickもないんですよね。
他動画配信サービス(VOD)では対応デバイスが多いのでテレビで視聴できるのにdTVのためにスマートテレビを買ったりChromecast(クロームキャスト)やAmazon Fire TV Stickを買ったりってのも何かしゃく(笑
2-3.トラブルが多数出る
dTVでは動画を再生するにあたってSilverlightという技術を利用しているのですが、GoogleChromeのブラウザがアップデートされたことによりトラブルがでていたりMacではchromeで見ることが出来ないなどのトラブルが発生しているようです。
その解決法は長くなるので別の記事で書こうと思いますが、一番てっとり早いのはブラウザをFirefoxにすることで問題は解決します。
また、動画を視聴することができるのに以下のようなケースの場合、一部タイトルが見れないなどのトラブルもあるようです。
- ドコモ回線契約がない
- シリアルコード
- ブロンズ会員の方
- PC・iPhone/iPad
- dTVターミナル利用の方
- スマートTV dstick
- dTV対応テレビを利用している方
- ひかりTVチューナーを利用している方
- Android端末のスマホ
これはドコモが発表しているものなんですが、これってほとんどの加入者が何らかのタイトルが見れないってことですよね。いくら月額料金が500円だからといってこれはヒドイような気がします。(参考:一部の配信中タイトルを視聴できない場合があります。)
3.最後に
何度も書いていますが月額料金が500円というところに全てが帰結してしまう感じがしないでもありませんが、サービス内容としては個人的に満足できる感じがしないというのが正直なところ。
ただインターフェイスの使い勝手とかインフォメーションなどは日本のサービスらしく分かりやすい感じではありますね。感覚的にはヤフーとグーグルの違いみたいな感じ。
とりあえず1ヶ月間は無料で使用感とか実際の使い勝手を体験することが出来るので、ご自身で試しに無料トライアルに登録してみるのが一番いいかと思います。