【ドラマ】スーパーガール ネタバレ シーズン1 第2話 「ステップ・バイ・ステップ」 あらすじと感想
前回のエピソードでやっとスーパーガールとして活躍を始めたばかりですが、お調子者のカーラは、自分の能力をもっと活かしたいの!と大きな事件に取り組んでしまうわけですが、そのことで逆に街から避難を浴びてしまう結果に。そこで、何事も小さなことから1つ1つ初めていこうとするカーラ。さらにDEOと協力して犯罪者ども倒すべく奮闘するといった感じのエピソード。
スーパーガール ネタバレ シーズン1 第2話のあらすじ
入隊テスト
冒頭、特異生物対策局(DEO)への入隊のためのテストがおこなれているシーンからのスタート。飛行中のカーラにミサイルを飛ばしたりと実践的なテストのようですが、その中でもスピードは音速の壁を超え飛び交うミサイルを交わしながら自滅を誘ったり内容は上々といった様子。
ところがヘンショウの口からは合格の声が聞かれません。
見るからに自分の能力にのみ頼り切り、テストの必要性すら疑問を持ち、
少々、自信過剰な様子が見受けられるからでしょうか?
大失態
そんな時、ウィンからナショナル・シティ港で火災が発生しているとの連絡が入り、すぐに現場へ急行するカーラ。
現場に到着し状況を確認すると、今にも大型原油タンカーに火が燃え移りそうな状況。火がタンカーに移ってしまえば大爆発を起こし甚大な被害が起こる恐れもある。そんな緊迫した状況下でカーラが選択した決断はタンカーを移動させることによって、火がタンカーに引火しないようにすることでした。
と、ここまでは良かったのですが、パワー抑制を完全に制御しきれていないからか? タンカーの船首部分からヒビが入りタンカーから大量の原油が海へと漏れてしまうという事態を引き起こしてしまうことに。
翌日には早速、スーパーガールによる海洋汚染がニュースとして大々的に取り上げられ、『救世主か?そとも災いか?』などの見出しでメトロポリスではスーパーマンの登場以来、街の修復費用は4倍にまで膨れ上がったが、それと同じ問題をナショナルシティに持ち込むな、とまで報じられてしまう始末。
そんな時、グラントが会社に出社し会議が始まりますが、そこでも話題はスーパーガールの大失態。名付け親でもあるグラントは少しはできると思ったから『スーパーガール』と命名したのにこれじゃ『トラブルガール』だわと呆れ顔の様子。
そこで提案されたのは、スーパーガールの話は我が社が作っていくこと。
そして、彼女を救い、他社を出し抜くには、インタビューが必要よとのこと。そこでジェームズにスーパーマンとのコネを使いスーパーガールに頼めないか?と持ちかけるグラント。
火災現場での大失態といい、グラントからのインタビュー要請に若干、ヒーローとしてもお疲れのカーラ。するとジャームズが「窓の外を見てごらん。何が見える?」と言って窓から見える街の様子を見させます。
カーラはビルや看板、そしてバーでの戯言をいいますが、「そこには、助けを求める人がいる。」と言い、この街にはカーラが必要とされてる、この街にはカーラのようなヒーローが必要なんだ、と励ますジェームズ。
戦う力
その夜、工場内を警備中の職員が、工場内に侵入した不審な男により殺害されたという事件が発生。犯人は宇宙人の可能性が高いと見てDEOが現場の調査に乗り出しますが、そこには何故か?カーラの姿も。どうやら宇宙人のことは宇宙人に聞けばいいと、アレックスが呼んだようです。
そして現場検証を進めていくうちに、遺体に突き刺さっていた針のようなものが見つかりますが、カーラの過去の記憶から犯人は巨大な昆虫で変幻自在に擬態する宇宙人でヘルグラマイトという種族であることが判明。
カーラは、見つけてくれたら私が倒すと意気込みをみせますが、ヘンショウは殺されずに戦えることをカーラが証明するのであれば承諾。そしてアレックスが5ヶ月間、毎日12時間にわたり訓練を受けていたというトレーニングルームに案内されるのです。
このトレーニングルームは、クリプトナイト放射体によってカーラに害のない程度まで力を無効化してある部屋だったのです。カーラは能力があるから必要ないと不満ありげですが、カーラと同じように能力を持っている宇宙人は多い。しかも未知の能力であるから万全な準備が必要だと説得するアレックス。
そして、いざっ!トレーニング開始。
能力が使えないカーラは、1発のパンチもアレックスに当てることすら出来ず一方的にやられる始末。すると途中で半ばふてくされ気味に「分かったわ、もう十分よ。私はDEO向きじゃないみたい。独りでやってくわ。」と言い残し出ていってしまうのでした。
しかし、この時の「敵が格上の時は相手の力を利用して」というアレックスのアドバイスが後の戦いで活かされることに。
未熟者
前日のトレーニングの影響で全身筋肉痛といった感じのカーラですが、グラントが執筆した『スーパーガールの大失態』という記事を見て『おこ』な感じ。そしてグラントになぜヒーローであるスーパーガールを批判するのか?と抗議しますが、人を救うと同時に大きな被害を出しているヒーローとしての不甲斐なさを指摘され撃沈。
そこでカーラは、「もしここにスーパーガールがいるとしたらどんなアドバイスをしますか?」と聞くと、辛辣ではありますが非常に的確なアドバイスに納得するカーラ。
「肩の力を抜け!」 張り切りすぎよ。いくら人助けをしていても迷惑をかけてるわ。
真新しいリクルートスーツを着たような新人なのに危険のド真ん中に突っ込んでいく。
一歩ずつ学ぶのよ。いきなり会社経営はできないわ。
私はペリー・ホワイトの助手だった。
必死に働いてゴシップ記事のチャンスを得たの。
一歩進むごとに戦ったわ。必死に働き、腕を磨き、上に立った。
誰にも迷惑をかけずにね。小さな仕事からコツコツやるの。
そんなグラントのアドバイスもあり小さなことからコツコツと、小さな事件や渋滞にハマった救急車の移動などを次々とこなしていくようになります。すると次第に周囲の評価も上がり、テレビのニュースでも称賛の声が聞こえるようになり、皆で喜びを分かち合うのでした。
結束は力なり
その頃、化学工場での襲撃事件を追っていたDEOは、ヘルグラマイトの目的は兵器製造ではなく塩素系殺虫剤(DDT)を食料にしているということを突き止めるのです。そこで、大量の塩素系殺虫剤(DDT)をトラックに積んでヘルグラマイトをおびき寄せるという作戦を決行することに。
するとヘルグラマイトはあっさりと現れ、こちらの作戦通りかと思いきや、アレックスが連れ去られてしまうという緊急事態へと。
アストラ将軍の命令により、本来であればカーラが対象だったのですが、カーラがいなかった為、アレックスが連れ去られてしまったようです。そしてアストラ将軍に引き渡されるアレックス。
一方、スーパーガールへの独占インタビューの件でスーパーマンとのコネをうまく使い成功させるように、出来なければ古巣に戻ることになると言われ窮地に立たされ思い悩むジェームズ。
そんな事情を知り、インタビューを受けるわ、とジェームズに言うカーラですが彼は、今の自分があるのはスーパーマンの友人がいたというだけで自分では何もしていない。今回の件でもカーラが友人というだけであって自分ではどうしようもできないと思い悩んでいる様子。
それでも、時には人に助けられることは恥ではない。と諭しグラントのインタビューを受けることになるカーラ。
するとその時ヘンショウから1本の電話があり、アレックスがさらわれたことを知るカーラ。早速アレックスを救うため捜索することに。
そのころアストラ将軍に引き渡されたアレックスは、アストラがカーラの親アルーラと双子の姉妹であることを知るのです。
アレックスが捕らわれている場所が分かったカーラは、ヘンショウ将軍に場所を連絡し、将軍の制止を振り切って独り単独でアレックス救出に向かうのでした。
現場に到着したカーラは、アストラ将軍を目にし、生きていたことに驚いた様子ですが、クリプトン星が消滅した時にはアルーラによって『フォート・ロズ』に収容されていたという事実を聞かされます。
その後すぐに二人は闘うことになりますが、勝負を決するほどの有効打はなかなか出ず膠着状態ですが、その時トレーニングの際アレックスからのアドバイス「敵が格上の時は相手の力を利用して」を思い出すカーラ。
そしてアストラの力を利用して吹き飛ばすのでした。しかしそれだけでは倒れません。するとそこにヘンショウが到着し、クリプトナイト製のナイフを突き刺したところでアストラが退散、その間にヘルグラマイトを倒したアレックスとともにDEO本部へと戻るのでした。
DEO本部に戻ったカーラは、アストラを陰謀を止める決意をし、「戦い方を教えて。私を鍛えて」とアレックスにお願いするカーラ。
そして、あなたに見せたいものがあるのと言い、別の部屋へとカーラを案内するアレックス。そこはカーラ専用の部屋で、中に入るとカーラの記憶を基に作られた対話型の人工知能プログラムが映し出したアルーラの姿が映し出されていたのです。
母の姿にハグして欲しいと涙を浮かべながら言いながらも次の瞬間、意を決したように「アストラのことを教えて」と言うカーラなのでした。
エンディング
一方、スーパーガールへのインタビューに執念を燃やすグラントですが、そのことについてジェームズと電話でやり取りしていると、「もうインタビューは始まっていますよ、外を見て」というジェームズ。
そこで外を見たグラントは自分がクルマに乗ったまま空を飛んでいるという事実に気がつくのです。そしてビルの屋上につくと、私と話したいの? 話しましょう!というカーラの言葉で、エンディング。
スーパーガール ネタバレ シーズン1 第2話の感想
今回もなかなか面白かったですね。これは途中でリタイアすることなく最後まで見れそうなドラマじゃないかな?とか心の中で喜んでいる自分がいたりしますが、ヘンショウの目が最後、赤く光ってましたが、それってヘンショウも宇宙人ってこと?
特異生物対策局(DEO)って、地球外生命体を監視し、地球を侵略から守っている組織だってことでカーラのことも今のところはまだ警戒を解ききっていないというのに、そこのトップが宇宙人?
なんだか今後の展開が楽しみになってくるようなエンディングでしたね。
それとシーズン1での敵は、今回のエピソードでアストラってことが確定って感じでいいんですかね。ラスボス的な扱いだったら、こうも早く姿を現し背景まで明らかになるなんて、ちょっと怪しい気もしますが。