【ドラマ】グリッチ ネタバレ シーズン2 第6話（最終話） 「愛という橋」あらすじと感想
いよいよ今回のエピソードをもってシーズンのフィナーレ。ハイセンの実験は成功するのか？ サラは今後どうなってしまうのか？ 捕らえたフィルは何を告白するのか？ カースティとクリスの関係は？ など。そして、シーズ3に向けての展開の一部も垣間見れるファイナルエピソードになっています。
グリッチ ネタバレ シーズン2 第6話のあらすじ
前回のエピソードでカースティを殺そうとするも未遂に終わり捕まったフィルに尋問するジェームズですが、一体フィルやヴィックは何者なんだ？ なぜエリーシャを殺し他の蘇生者たちを殺そうとするのか？ 目的は？などに対し全く意を介したような答えが得られません。
ただ万物の法則めいた話をするばかり。
そんな中、ボーからの電話がありパディが何者かによって射殺されたとの連絡が入り、フィルに仲間がいることを知るジェームズ。当然、フィルは答えませんがその後、パディが殺されたコロナ・ヒルへ向かうジェームズ。
そして、とりあえずパディの遺体を運び出し、ボーを乗せ街へ向かっていると、突然パディの遺体が灰化してしまうことになりますが、体の中に残っていた銃弾を発見したジェームズは、フィルの仲間が誰なのか、ということをこの時に悟ることに。
その後、ボーを自宅へ送り届けると弁護士が家に来ており、ボーの一家は200万ドルの資産家になるという朗報が入ることを知らされるボーなのでありました。
湖の家に向かったジェームズはフィルの仲間がいることを伝えると生存可能領域が、さらに狭まったこともあり皆をノアガードで保護してもらうことに。そして元々いたジョンと合流することになるのでした。
そこでハイセンから様々な話を聞くことになりますが、蘇生者たちが生き延びるためにはもう1度エリーシャが行った実験をするしか解決策はないということを知らされます。そしてハイセンがその実験を行うと。
その後ハイセンとジョンは実験準備のため、多くの機材を運び出し墓地へ向かいますが、チャーリー、ケイト、カースティの3人はノアガード内の研究室に閉じこめられてしまいます。するとそこにフィルとサラが現れ3人が殺されそうに。
必死に逃げる3人ですが、その途中チャーリーがサラに撃たれ右胸あたりを負傷してしまいます。その後もチャーリーを抱え逃げ続ける3人。そして車を見つけると生存可能領域の中心である墓地へと逃げながら向かいます。
そしてフィルとサラも墓地へ向かい追う展開へと。
負傷したチャーリーは、銃弾が体内に残っており危険な状態ですが、クルマが停車できないことで処置もままならない状況。そして全員が期せずして墓地へと集合する形になるのです。
一方、一足先に墓地に着いたハイセンとジョンは、実験準備。そこへフィルとサラからにげてきた3人が墓地へ到着し、2人も追いかけてきたことから実験もひとまず中止せざる負えない状況になるのでした。
そして、ジョンがフィルと格闘している間にジェームズとクリスも墓地へ到着し、やられそうになっていたジョンを救います。クリスはカースティとチャーリーの元へ。そしてジャームズはケイトの元へそれぞれ駆けつけるのですが、墓地の外へ逃げ出そうとしていたケイトは生存領域がすでに墓地内に限られてしまっており外に出られません。
するとジェームズより先にサラが現れケイトを殺そうと銃を構えている姿が。
その時ジェームズが現れ、サラを何とか説得しようとしますが、その途中ジャームズはフィルに襲われ、ケイトも絶体絶命のピンチ！と思われた瞬間、サラが発砲。
しかし銃を発砲した相手はケイトではなくフィルだったのです。しかし、すぐにフィルも撃ち返しサラも撃たれてしまいそのまま死んでしまうのでした。愕然とし身動きのとれないままのジェームズ、そして泣き叫ぶケイト。
再実験
その後、ハイセンにより再び実験が行われ生存可能領域を広げることには、どうやら成功したようですが、エリーシャの復活はならず。落ち込むジョンは一旦、その場から立ち去っていくのでした。
夜が明け、ケイトはチャーリーの体の中にある銃痕をなんとか取り出し、ジョンとクリス、そしてジェームズはサラの遺体を丁寧に埋葬するのでした。
カースティ事件の真相
そして、自分の墓をきれいにしているカースティの元をクリスが訪れクリスが「事件を再捜査する」と伝えます。続けてクリスが告白。
「ケヴィン・ブルナーは、決定的な証拠のせいで捕まった。カースティの血が着いたTシャツがケヴィンの家にあった。俺が窓から侵入し、Tシャツを置いた。」
「俺は当時10歳で、兄に言われて、やった。いや、本当のことを言うと、金をもらった。25ドルで、俺は無実の人間を刑務所送りにしてしまった。」
「犯人は事件を忘れているが、俺は、ずっと覚えていた。カースティ、君のことも。」
「カースティ・ダロウは、1969年4月3日に生まれ、1988年8月19日にこの世を去った。両親のジェーンとゴードンは娘の死を悲しんだ。もちろん姉のジェニスも。すまない。」
と言って、その場から立ち去るクリス。そして目には涙を浮かべているカースティの姿。
その後、ジョンとジェームズが、フィルも埋葬しようとするのですが、ハイセンがやってきて、彼は他の蘇生者とは違うから、との理由で調べたいとのこと。当然、ジェームズはダメだ！と反対しますが、逆にジェームズがしてきたことを全部、警察にバラすわよ、と言われてしまう。
シーズン3へ向かい
フィルの生存
そして、フィルを車に運び込むとハイセンはノアガードへ向かうのですが、その途中フィルは起き上がり復活？ あるいは死んでいなかったのです。
カースティの妊娠？
フィルが生存していることを知らないみんなは、とりあえず一件落着とばかりに思い思いの時間を過ごすのですが、その時カースティの身に異変が。突然気持ち悪くなったのか、トイレに駆け込み嘔吐してしまうのです。はたして妊娠でもしているのでしょうか？ そいうシーンがエピソード中あったようには見えませんが。
オーウェンの動き
一方のケイトはオーウェンの家に行き、自分が蘇生者であることを伝えると、オーウェンは席を外し、誰かに電話をするという怪しい行動をとるのでした。
ジョンの笛
以前から気になっていたジョンの笛。実験は成功したものの肝心のエリーシャが復活しなかったことで落胆しているジョンは、夜墓地に一人で佇んでいると、エリーシャのことを思いながら笛を吹くのです。すると、エリーシャを埋葬したところを中心として、『あの形』が浮かび上がるのです。
サラからの手紙
そして最後にサラが助産婦にニアを預けた際、一緒に手紙を添えてあったのですが、その手紙をジェームズが読むと、そこには次のように書かれてあったのです。
「ジェームズ、電話で私に言ったわね。私はあなたの妻でもニアの母親でもないと。でも、それは間違いよ。どんな体になっても私は変わらず、あなたの妻。あなたと娘のニアを愛してる。」
「私は母親だし、サラのまま。いつも娘を見守ってるし、娘のすべてを覚えてる。駐車場で愛してると言われたのも、妊娠が判明して2人で泣いたのも、全部覚えてるわ。」
「ケイトの葬儀で、あなたは彼女の愛読書が読めず、『サン・ルイス・レイ橋』は、私が代わりに読んだ。やがて我々に死が訪れ、あの5人の記憶も消える。我々自身も愛され、やがて忘れられる。だが愛は永遠だ。皆愛する人のために行動したのだ。」
「愛には記憶など必要ない。生者の世界と死者の世界を結ぶのは、愛という橋。愛こそが生きる意味なのだ。」
グリッチ ネタバレ シーズン2 第6話の感想
サラ、死んじゃいましたね。けっこう個人的に好きなキャラだっただけにすこしばかり寂しい気もしますが、しょうがないですね。けど、ジョンが墓地で笛を吹いたことで、『あの形』の模様が墓地で浮かび上がってきましたから、もしかするとシーズン3での復活があるやもしれません。
それとエリーシャもね。
ただ不思議だったのは、カースティの妊娠疑惑。
もしかすると自分が見逃してしまったのかもしれませんが、そういった妊娠するようなシーンってなかったように感じるんですよねぇ～。あったのかなぁ？なんか釈然としません。
また、オーウェンね。大した動きもなくて単にケイトとジェームズの関係を複雑にするためだけの登場だったのか、と最後のあたりは思ってましたけど、最後の最後に怪しい動きをみせてくるとは。恐れ入りました。
結局シーズン2では肝心要の部分は謎のままで終わってしまいましたけど、今後はどうなっていくんでしょうね。フィルやヴィック、サラといった殺人者側の蘇生者を送り込んだ人が出てくることになるんでしょうか？あるいは、それはハイセンだったりするんでしょうか？ モヤモヤだけ残ってしまうエンディングでした。
今現在、シーズン3がいつ頃配信になるのか分かりませんが、シーズン3が配信されたら恐らく、ソッコーで見てしまいそうな自分なのでした。
